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○~第8章~○ 卵管采の門番 不毛明王編
5排卵目! そろそろ怒られそう
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逃げ場を失ったアタシ目がけて、ワキ汗毘沙門天が口を全開に広げ突進してくる。
「グパァァァアアアアアア!」
(もうダメ! 食べられちゃう!)
アタシは顔の前で両腕をクロスにし、防御態勢を取りながらも死を覚悟した。
その時だった――
「グッ…… グボ…… グボボボボ……」
なんとワキ汗毘沙門天が突進を止め、その場で立ち止ったのだ。
「え? なんで? どうしたっていうの!?」
ワキ汗毘沙門天は苦しそうな声を上げ、息遣いも荒く、よく見ると全身が小刻みに震えている。そしてアメーバ状の形がみるみる人の形に形成され、ついには元の小汚いオッサンだった頃のワキ汗毘沙門天に戻ってしまったのだ。
オッサンの形に戻ってしまったワキ汗毘沙門天は両膝をつき、ハアハアと呼吸を荒げて両手がプルプルと震えていた。しかも裸で。
※一度アメーバ状になったら衣類は基本復活しません。
「ば、婆や! 婆や! ねえ婆やったら!」
『結婚したいのでございます! 結婚したいのでごz…… は!』
「ワキ汗毘沙門天が苦しそうなんだけど……」
婆やは魔法の詠唱をやめ、ワキ汗毘沙門天に近づき状態観察を始めた。
『ふむ。すごい冷や汗にございますね。両手の震えもあることから…… これは低血糖症状にございます!』
「低血糖?」
○~ 婆やのSオナ!基礎知識 ≪低血糖とは≫ ~○
・糖尿病を治療されている人に高い頻度でみられる“緊急の状態”のことでございます。
・血糖値が50mg/dL未満になると、脳などの中枢神経がエネルギー不足の状態になるのでございます。
・その時にでる両手の震え、冷や汗、顔面蒼白といった特有の症状を低血糖症状といいます。
・低血糖をそのまま放っておけば全身のけいれんや昏睡状態にまで陥るのでございます。
・糖尿病は怖いのでございます。あんまりらーめんばかり食べぬよう気を付けた方が良いのでございます。
以上マラペディアより抜粋
「す、すみませんが…… ブドウ糖…… ブドウ糖をお持ちではありませんか」
案の定、ワキ汗毘沙門天が助けを求めてきた。自分が都合の良い時はガンガン攻めてくるくせに、形勢が不利になったとたん頭を下げ命乞いをする。
アタシは昔からこういう奴が大っ嫌いだ。
「潔く死ねっ!」
プルプル震えるワキ汗毘沙門天のマウントをとり、思い切りグーで殴ろうとしたが婆やに止められた。
「お願いします。ブドウ糖を……」
「そんなもの持ってるわけないでしょ!」
「砂糖やジュースでもいいんです! おおおお願いします! このまままままだとわわわわ私は……」
全身の震えが強くなってきていた。
「仕方ないわね…… 婆やなんか持ってる?」
『お気の毒ですが、あいにく砂糖系の食物は持ち合わせておりませぬ』
「んー。困ったわね」
その時だった――
≪フリスクならあるんですな!≫
不毛明王だ。
不毛明王が自信満々でそう言うと、アロンアルファがキレイに取れた肛門からプリッとフリスクが5粒も排出された。よく見るとちょっと溶けている。
アタシはそれをいやいやながらも手にとり、ワキ汗毘沙門天の口に押し込めた。
※いやこれ絵面最悪やんけ
※アニメ化決定やで
#深夜2時枠
#深夜2時枠でもアウト
するとどうだろう。
みるみると顔色が戻り、両手や体の震えも徐々に治まり始めた。
◇◆◇
「いやー助かりました。一時はどうなることかと思いましたよー」
すっかり低血糖症状から回復したワキ汗毘沙門天。
しゃべる口から発するフリスクの爽快な香りがまた一段とアタシの腹を立たせるのであった。
『ワキ汗毘沙門天よ。もしも次、今回のような行動をとるのであれば、今、ここで、殺します』
「も…… 申し訳ございません。以後このようなことは絶対に行いません」
『膣美さま。コヤツもこのように申しておりますので、今回のところはいかがでしょう? 大目に見るということで』
「まあアタシもちょっとむしゃくしゃしたくらいでコイツを殴ったりしてたから、反省するところもあるのよね…… まあいいわ。今回の件でお互いチャラってことにする!」
「ありがとうございますありがとうございます! 一生ついて行きます!」
なぜか小汚いオッサンが仲間に加わった。
『さあでは膣美さま! 先へ進むことに致しましょう。目指すは卵管采エリア! まずは不毛明王の中へ!』
そうだった。
忘れていた。
卵管采エリアに行くためには不毛明王の肛門に入らなければならないことを……
「グパァァァアアアアアア!」
(もうダメ! 食べられちゃう!)
アタシは顔の前で両腕をクロスにし、防御態勢を取りながらも死を覚悟した。
その時だった――
「グッ…… グボ…… グボボボボ……」
なんとワキ汗毘沙門天が突進を止め、その場で立ち止ったのだ。
「え? なんで? どうしたっていうの!?」
ワキ汗毘沙門天は苦しそうな声を上げ、息遣いも荒く、よく見ると全身が小刻みに震えている。そしてアメーバ状の形がみるみる人の形に形成され、ついには元の小汚いオッサンだった頃のワキ汗毘沙門天に戻ってしまったのだ。
オッサンの形に戻ってしまったワキ汗毘沙門天は両膝をつき、ハアハアと呼吸を荒げて両手がプルプルと震えていた。しかも裸で。
※一度アメーバ状になったら衣類は基本復活しません。
「ば、婆や! 婆や! ねえ婆やったら!」
『結婚したいのでございます! 結婚したいのでごz…… は!』
「ワキ汗毘沙門天が苦しそうなんだけど……」
婆やは魔法の詠唱をやめ、ワキ汗毘沙門天に近づき状態観察を始めた。
『ふむ。すごい冷や汗にございますね。両手の震えもあることから…… これは低血糖症状にございます!』
「低血糖?」
○~ 婆やのSオナ!基礎知識 ≪低血糖とは≫ ~○
・糖尿病を治療されている人に高い頻度でみられる“緊急の状態”のことでございます。
・血糖値が50mg/dL未満になると、脳などの中枢神経がエネルギー不足の状態になるのでございます。
・その時にでる両手の震え、冷や汗、顔面蒼白といった特有の症状を低血糖症状といいます。
・低血糖をそのまま放っておけば全身のけいれんや昏睡状態にまで陥るのでございます。
・糖尿病は怖いのでございます。あんまりらーめんばかり食べぬよう気を付けた方が良いのでございます。
以上マラペディアより抜粋
「す、すみませんが…… ブドウ糖…… ブドウ糖をお持ちではありませんか」
案の定、ワキ汗毘沙門天が助けを求めてきた。自分が都合の良い時はガンガン攻めてくるくせに、形勢が不利になったとたん頭を下げ命乞いをする。
アタシは昔からこういう奴が大っ嫌いだ。
「潔く死ねっ!」
プルプル震えるワキ汗毘沙門天のマウントをとり、思い切りグーで殴ろうとしたが婆やに止められた。
「お願いします。ブドウ糖を……」
「そんなもの持ってるわけないでしょ!」
「砂糖やジュースでもいいんです! おおおお願いします! このまままままだとわわわわ私は……」
全身の震えが強くなってきていた。
「仕方ないわね…… 婆やなんか持ってる?」
『お気の毒ですが、あいにく砂糖系の食物は持ち合わせておりませぬ』
「んー。困ったわね」
その時だった――
≪フリスクならあるんですな!≫
不毛明王だ。
不毛明王が自信満々でそう言うと、アロンアルファがキレイに取れた肛門からプリッとフリスクが5粒も排出された。よく見るとちょっと溶けている。
アタシはそれをいやいやながらも手にとり、ワキ汗毘沙門天の口に押し込めた。
※いやこれ絵面最悪やんけ
※アニメ化決定やで
#深夜2時枠
#深夜2時枠でもアウト
するとどうだろう。
みるみると顔色が戻り、両手や体の震えも徐々に治まり始めた。
◇◆◇
「いやー助かりました。一時はどうなることかと思いましたよー」
すっかり低血糖症状から回復したワキ汗毘沙門天。
しゃべる口から発するフリスクの爽快な香りがまた一段とアタシの腹を立たせるのであった。
『ワキ汗毘沙門天よ。もしも次、今回のような行動をとるのであれば、今、ここで、殺します』
「も…… 申し訳ございません。以後このようなことは絶対に行いません」
『膣美さま。コヤツもこのように申しておりますので、今回のところはいかがでしょう? 大目に見るということで』
「まあアタシもちょっとむしゃくしゃしたくらいでコイツを殴ったりしてたから、反省するところもあるのよね…… まあいいわ。今回の件でお互いチャラってことにする!」
「ありがとうございますありがとうございます! 一生ついて行きます!」
なぜか小汚いオッサンが仲間に加わった。
『さあでは膣美さま! 先へ進むことに致しましょう。目指すは卵管采エリア! まずは不毛明王の中へ!』
そうだった。
忘れていた。
卵管采エリアに行くためには不毛明王の肛門に入らなければならないことを……
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