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第4話親心
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たか子は経丸にご馳走を振る舞うため台所
に立っている。たか子は台所から食卓に向かって
「士郎―、ちょっときてぇー」
士郎はこの呼び方は手伝いをさせられると思い
「いやぁー行きたくないかな」
「士郎―、今くればお母さん優しいよ」
「いやぁー、凜を呼べば」
「士郎―、次はないぞー」
この言葉で士郎の背中に悪寒が走った。
「はい、はいこれだからたか子は嫌なんだよ」
たか子は鋭い目つきで台所に向かってくる士郎を睨み
「なんか言った?」
「なんもいってませーん」
士郎の後ろから経丸はひょこっと顔を出し
「私も何か手伝いましょうか?」
たか子は経丸に士郎には見せたことないような優しい笑顔で
「経丸様はゆっくりくつろいでください」
「えっ、いいんですか?」
「言いわけないだろさっさと手伝え」
ゴーン、士郎は頭の上に拳が重くのしかかった。
「いってぇー、何すんだよ」
たか子は経丸からは見えない角度で士郎を
睨みながら優しい口調で
「士郎、虫がついてたから潰してあげた」
「経丸様、あちらでゆるりとお休みください」
経丸はガクガク震えながら食卓に戻った。
「士郎、あんたのせいで私が経丸様に暴力ばばぁだと思われたじゃない」
「仕方ないだろ、ホントに怖いんだから」
顔が強張っている経丸を見て凜は何も話し
かけられず気まずい空気の中
「ただいまー」
その声に凜はホッとした感じで
「おかえりなさい」
よし夫は陽気な感じで「お凜~じゃんじゃかじゃんじゃかお凜~じゃんじゃかじゃんじゃか」
と歌い踊りながら食卓に入って来た。
凜は運動会のリレーで親が皆の前でこけたのを見たくらい嫌な顔で
「お父さん恥ずかしい、やめなよ」
「恥ずかしいっていつもやっている事じゃないか、あれ士郎」
料理を運んできた士郎はわざと明るい感じで
「おっ、親父久しぶり」
「お前、今までどこ行ってたんだ」
ちぇっ、ごまかせなかったか
怒っているよし夫に経丸が恐る恐る
「すみません、私が引き留めてしまって」
経丸の姿によし夫はビックリし
「えっ、経丸様来てらしたんですか?」
士郎は呆れた感じで
「そうだよ」
「すみません、お邪魔しています」
よし夫は少し焦りながら
「どうぞ、ゆっくりしてください」
「士郎、早く来てー」
「なんだよ、まったくッ人使いが荒いなぁ」
「余計な事言わずにさっさと来る」
「はーい」
士郎は慌てて台所に行くと
「生姜焼き作ったんだけどどうしようこれ」
士郎の前に現れた肉はどうしたらこのような形になるのかと問いかけたくなるような原型が全くわからないくらいボロボロになっていた。
「うわぁ、スゲーボロボロの肉これじゃあ、そぼろじゃんか」
たか子は失敗を落ち込む様子はなく
「こんなの出せないからあんた皆にばれないように食べな」
「えっ、それがしが!自分が失敗したんだから自分で食べろよ」
「うるさい、もう黙って食べろ」
士郎は両手を頭の上で広げるようにあげ
「いやいや、何という理不尽」
「何言ってんの?」
たか子は無理やり士郎の口に失敗した生姜焼きを押し込んだ。
士郎はとても苦しそうに飲み込んだ。
たか子は何事もなかったように笑顔で皆の前に料理を運んだ。
「お待たせしました」
皆は運ばれた料理を食べ始めた。
「どう士郎、美味しい?」
「このから揚げ、ぱっさぱっさ、口の中の水分をすべて持っていく」
「士郎、あんたぶっ飛ばされたいの?」
「あっいや本音が」
たか子は少し笑いながらツッコむように
「言い訳になってないわ」
皆は笑った。
士郎はいい雰囲気をぶち壊すように
ぷっーと音を立てておならをした。
たか子は怒りながら
「士郎、食事中におならしたな、おならなら私負けないんだから」
ぷっーとおならした。
「やるな、ならばもう一発」
おならをしようとする士郎に凜が怒るように
「兄貴食事中だよ、調子に乗るな‼」
士郎とたか子は声を揃えて「すみません」と皆に謝った。
食事が終わり士郎はよし夫の部屋に行った。
士郎が部屋の戸を開けるとあぐらをかきながら待っていたよし夫が真剣な顔で
「話ってなんだ士郎」
「それがし、この寺を継がないで殿の所に行きたい」
よし夫は優しい口調で
「何でだ?」
「ごめん、それがしは殿を守り幸せにしたい」
よし夫は真剣な表情で
「士郎、その気持ちは本気か」
「はい、本気です」
「士郎、もし経丸様を傷つけるような事をしたらお前をこの手で斬り殺すからな」
「はい、もちろんその時は腹を切る覚悟です」
士郎の覚悟を見た父は優しい表情で
「お前に覚悟があるなら文句はないよ、応援するよ」
「えっいいの、寺は?」
「一人の女性を守り幸せにしようとするなんて男としてかっこいいじゃないか」
「ありがとう、親父」
士郎は頭を深く下げて部屋を出た。
その頃寝室で二人で寝ている経丸と凜
凜は布団を肩までかぶり経丸と二人でいる況に緊張し、なんかシーンとしている空気に耐えられず何か話そうと天井を見ながら隣で布団を肩までかぶっている経丸に
「殿さまってかっこいいですよね、うらやましいです」
経丸も天井を見ながら
「私は凜ちゃんや士郎の方がうらやましいよ」
「えっ、何でですか?」
「私ね、小さい時にお母さん亡くなっているから今日の夕飯みたいに家族みんなでわいわいやっているのがうらやましくて」
凜は少し驚きながら気を遣った感じで
「あっ、すみませんお母さん亡くなられているんですね」
「あっ、ごめん気にしないでもう何年も前のことだから」
「あっ、はい」
「だから、この家族から士郎さんを取ってしまっていいのか悩んでいて」
「もしよろしければ私もついて行っていいですか?」
「えっ!」
「兄貴だけじゃ頼りないですもん、それに兄貴じゃおんな心わからないし」
「でもそれじゃ外岡家が寂しくなるじゃないですか」
「だから私は、最初は城に通うようにします」
「あっなるほど通いなら毎日ここに帰ってこれるもんね」
「そうですね、おとうさんにばれないように通います」
「あぁ、あの様子だと凜ちゃんのこと物凄く溺愛してるもんね」
「そうなんですよ、凄い困るんですよ」
二人は向き合って笑った。
そして士郎が出ていく日の朝
「士郎、元気でね、喘息には気をつけてね。なんかあったらいつでも帰っておいでね、温かいご飯作って待ってるから」
たか子は涙目になりながら士郎を抱きしめた。
よし夫は経丸に頭を下げて
「経丸様、どうか士郎をよろしくお願いします」
士郎は頭を下げる幸夫の姿に心打たれ
親父
「いや、私の方こそ士郎に迷惑かけると思うのですけど私には力がないので士郎にいてもらわないと困るのでお借りさせていただきます」
「そんなこと言って下さるなんてありがとうございます」
たか子とよし夫は深々と経丸に頭を下げた。
士郎は両親に対して深々と頭を下げて
「二人ともありがとう」
去る士郎の背中に
「士郎、頑張るのよ」
ここで振りむいたら泣いてしまうから
士郎は振り向かずグッと涙をこらえる。
「後、今度帰って来るときは花瓶買って来るのよ」
士郎は思わず涙が引っ込んだ
暖かい昼の日差しを浴びながら山を下っている二人はお腹が空いて来て
「殿、ここでお昼にするか」
「そうしようか」
士郎はたか子からもらった弁当を取り出す
と
「げっ、まじかよ生姜焼き入れてあんじゃん
俺の弁当、汁まみれやん」
経丸は笑う。
いきなり茂みがバサバサと音を立てる。
「わぁー‼」
凜が出てきた。
いきなり脅かされた士郎と経丸は驚いたあまり抱き合ってしまった。
凜はニヤニヤしながら
「もしかしてラブシーンでした?」
二人は顔を真っ赤にしながら揃って大声で
「ちがーう!」
「ところで凜、なんでここにいるの?」
「なぜって、兄貴の面倒見るの経丸様お一人じゃ大変だから」
「そんなことないよな、殿」
「いやぁー大変だね」
士郎は深くため息をついて
「経丸はやっぱりムカつく女だ」
経丸はイラっとし大きな声で
「女ってなによ口が悪い、士郎ってホント最低‼」
経丸の声がこだまする竹林で新しい仲間凜
が加わり物語は進んで行くのである。
に立っている。たか子は台所から食卓に向かって
「士郎―、ちょっときてぇー」
士郎はこの呼び方は手伝いをさせられると思い
「いやぁー行きたくないかな」
「士郎―、今くればお母さん優しいよ」
「いやぁー、凜を呼べば」
「士郎―、次はないぞー」
この言葉で士郎の背中に悪寒が走った。
「はい、はいこれだからたか子は嫌なんだよ」
たか子は鋭い目つきで台所に向かってくる士郎を睨み
「なんか言った?」
「なんもいってませーん」
士郎の後ろから経丸はひょこっと顔を出し
「私も何か手伝いましょうか?」
たか子は経丸に士郎には見せたことないような優しい笑顔で
「経丸様はゆっくりくつろいでください」
「えっ、いいんですか?」
「言いわけないだろさっさと手伝え」
ゴーン、士郎は頭の上に拳が重くのしかかった。
「いってぇー、何すんだよ」
たか子は経丸からは見えない角度で士郎を
睨みながら優しい口調で
「士郎、虫がついてたから潰してあげた」
「経丸様、あちらでゆるりとお休みください」
経丸はガクガク震えながら食卓に戻った。
「士郎、あんたのせいで私が経丸様に暴力ばばぁだと思われたじゃない」
「仕方ないだろ、ホントに怖いんだから」
顔が強張っている経丸を見て凜は何も話し
かけられず気まずい空気の中
「ただいまー」
その声に凜はホッとした感じで
「おかえりなさい」
よし夫は陽気な感じで「お凜~じゃんじゃかじゃんじゃかお凜~じゃんじゃかじゃんじゃか」
と歌い踊りながら食卓に入って来た。
凜は運動会のリレーで親が皆の前でこけたのを見たくらい嫌な顔で
「お父さん恥ずかしい、やめなよ」
「恥ずかしいっていつもやっている事じゃないか、あれ士郎」
料理を運んできた士郎はわざと明るい感じで
「おっ、親父久しぶり」
「お前、今までどこ行ってたんだ」
ちぇっ、ごまかせなかったか
怒っているよし夫に経丸が恐る恐る
「すみません、私が引き留めてしまって」
経丸の姿によし夫はビックリし
「えっ、経丸様来てらしたんですか?」
士郎は呆れた感じで
「そうだよ」
「すみません、お邪魔しています」
よし夫は少し焦りながら
「どうぞ、ゆっくりしてください」
「士郎、早く来てー」
「なんだよ、まったくッ人使いが荒いなぁ」
「余計な事言わずにさっさと来る」
「はーい」
士郎は慌てて台所に行くと
「生姜焼き作ったんだけどどうしようこれ」
士郎の前に現れた肉はどうしたらこのような形になるのかと問いかけたくなるような原型が全くわからないくらいボロボロになっていた。
「うわぁ、スゲーボロボロの肉これじゃあ、そぼろじゃんか」
たか子は失敗を落ち込む様子はなく
「こんなの出せないからあんた皆にばれないように食べな」
「えっ、それがしが!自分が失敗したんだから自分で食べろよ」
「うるさい、もう黙って食べろ」
士郎は両手を頭の上で広げるようにあげ
「いやいや、何という理不尽」
「何言ってんの?」
たか子は無理やり士郎の口に失敗した生姜焼きを押し込んだ。
士郎はとても苦しそうに飲み込んだ。
たか子は何事もなかったように笑顔で皆の前に料理を運んだ。
「お待たせしました」
皆は運ばれた料理を食べ始めた。
「どう士郎、美味しい?」
「このから揚げ、ぱっさぱっさ、口の中の水分をすべて持っていく」
「士郎、あんたぶっ飛ばされたいの?」
「あっいや本音が」
たか子は少し笑いながらツッコむように
「言い訳になってないわ」
皆は笑った。
士郎はいい雰囲気をぶち壊すように
ぷっーと音を立てておならをした。
たか子は怒りながら
「士郎、食事中におならしたな、おならなら私負けないんだから」
ぷっーとおならした。
「やるな、ならばもう一発」
おならをしようとする士郎に凜が怒るように
「兄貴食事中だよ、調子に乗るな‼」
士郎とたか子は声を揃えて「すみません」と皆に謝った。
食事が終わり士郎はよし夫の部屋に行った。
士郎が部屋の戸を開けるとあぐらをかきながら待っていたよし夫が真剣な顔で
「話ってなんだ士郎」
「それがし、この寺を継がないで殿の所に行きたい」
よし夫は優しい口調で
「何でだ?」
「ごめん、それがしは殿を守り幸せにしたい」
よし夫は真剣な表情で
「士郎、その気持ちは本気か」
「はい、本気です」
「士郎、もし経丸様を傷つけるような事をしたらお前をこの手で斬り殺すからな」
「はい、もちろんその時は腹を切る覚悟です」
士郎の覚悟を見た父は優しい表情で
「お前に覚悟があるなら文句はないよ、応援するよ」
「えっいいの、寺は?」
「一人の女性を守り幸せにしようとするなんて男としてかっこいいじゃないか」
「ありがとう、親父」
士郎は頭を深く下げて部屋を出た。
その頃寝室で二人で寝ている経丸と凜
凜は布団を肩までかぶり経丸と二人でいる況に緊張し、なんかシーンとしている空気に耐えられず何か話そうと天井を見ながら隣で布団を肩までかぶっている経丸に
「殿さまってかっこいいですよね、うらやましいです」
経丸も天井を見ながら
「私は凜ちゃんや士郎の方がうらやましいよ」
「えっ、何でですか?」
「私ね、小さい時にお母さん亡くなっているから今日の夕飯みたいに家族みんなでわいわいやっているのがうらやましくて」
凜は少し驚きながら気を遣った感じで
「あっ、すみませんお母さん亡くなられているんですね」
「あっ、ごめん気にしないでもう何年も前のことだから」
「あっ、はい」
「だから、この家族から士郎さんを取ってしまっていいのか悩んでいて」
「もしよろしければ私もついて行っていいですか?」
「えっ!」
「兄貴だけじゃ頼りないですもん、それに兄貴じゃおんな心わからないし」
「でもそれじゃ外岡家が寂しくなるじゃないですか」
「だから私は、最初は城に通うようにします」
「あっなるほど通いなら毎日ここに帰ってこれるもんね」
「そうですね、おとうさんにばれないように通います」
「あぁ、あの様子だと凜ちゃんのこと物凄く溺愛してるもんね」
「そうなんですよ、凄い困るんですよ」
二人は向き合って笑った。
そして士郎が出ていく日の朝
「士郎、元気でね、喘息には気をつけてね。なんかあったらいつでも帰っておいでね、温かいご飯作って待ってるから」
たか子は涙目になりながら士郎を抱きしめた。
よし夫は経丸に頭を下げて
「経丸様、どうか士郎をよろしくお願いします」
士郎は頭を下げる幸夫の姿に心打たれ
親父
「いや、私の方こそ士郎に迷惑かけると思うのですけど私には力がないので士郎にいてもらわないと困るのでお借りさせていただきます」
「そんなこと言って下さるなんてありがとうございます」
たか子とよし夫は深々と経丸に頭を下げた。
士郎は両親に対して深々と頭を下げて
「二人ともありがとう」
去る士郎の背中に
「士郎、頑張るのよ」
ここで振りむいたら泣いてしまうから
士郎は振り向かずグッと涙をこらえる。
「後、今度帰って来るときは花瓶買って来るのよ」
士郎は思わず涙が引っ込んだ
暖かい昼の日差しを浴びながら山を下っている二人はお腹が空いて来て
「殿、ここでお昼にするか」
「そうしようか」
士郎はたか子からもらった弁当を取り出す
と
「げっ、まじかよ生姜焼き入れてあんじゃん
俺の弁当、汁まみれやん」
経丸は笑う。
いきなり茂みがバサバサと音を立てる。
「わぁー‼」
凜が出てきた。
いきなり脅かされた士郎と経丸は驚いたあまり抱き合ってしまった。
凜はニヤニヤしながら
「もしかしてラブシーンでした?」
二人は顔を真っ赤にしながら揃って大声で
「ちがーう!」
「ところで凜、なんでここにいるの?」
「なぜって、兄貴の面倒見るの経丸様お一人じゃ大変だから」
「そんなことないよな、殿」
「いやぁー大変だね」
士郎は深くため息をついて
「経丸はやっぱりムカつく女だ」
経丸はイラっとし大きな声で
「女ってなによ口が悪い、士郎ってホント最低‼」
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