元旅人の全裸の俺が、転生先でかわいそうな幼女に支配されてしまう話

シロロ

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第4章 奴隷儀式

奴隷儀式 戦闘編

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 開始と同時にバルドは左手を横に伸ばし、何もない空間から斧を取り出した。その斧を右手に持ち替え、思いきり振りかぶる。この光景を見て、アネスの言っていることを思い出した。



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「まず最初に言っておくけど、私はバルバルのスキルがどんなものなのか知らないわ」

「え!?アネスちゃんがバルバルのスキル知らなかったらどうやって戦えばいいんだ!?」

「な、アネスちゃんって……」

「あれ、嫌だったか……?」

「私は仮にもこの国の王女なのよ……。まあ、別にいいけど」

 アネスは頬を赤らめる。

「バルバルのスキルについてだけど、知らないとは言ったけど、なんとなく察しは付いてるわ。さっき王広間でバルバルが斧を使って旅途に攻撃したおかげでね」

 あの1回のやり取りだけで察しが付くものなのだろうか。

「まずはあの斧を出すのは間違いなくスキル。それに加えて自分の力を高める能力を持っているわ」

 旅途はそこからすでに分からなかった。斧を出すスキルはわかる。しかし、自分の力を高める能力を持っていることがどうしてわかるのか。

「ここは、スキルのランクについての話になるわ。まず、同じスキルを持っている場合、スキルのランクが高いほうが強いというのはわかるわよね?」

 旅途は頷く。

「じゃあ同じスキルでスキルレベルも同じだった場合はどうなると思う?」

「それは互角になるから決着つかないんじゃないか?」

 アネスは首を横に振る。

「スキルに関してはそうなんだけど、戦いに関しては違うわ」

 旅途は訳も分からず混乱する。たらちゅんは察しがついているみたいだった。

(簡単なことだ。同じランクの同じスキルを使って戦った場合、身体能力が高いほうが勝つのだろう)

「正解!たらちゅんえらい!」

 アネスはたらちゅんを撫でる。たらちゅんも嬉しそうにしている。

「たらちゅんの言ったとおり、同じランクの同じスキルを使用した場合は個人の戦闘能力によって決着がつくの」

 旅途はハッとした。

「そうか、だからステータス画面に攻撃力やら防御力やらが載っているのか」

「そうよ。そこで、さっきのたらちゅんの硬質化SSSとバルバルの斧攻撃が互角だった話に戻るわ」

 理解したうえで旅途は疑問に思う。

「あれ?さっきバルバルの攻撃をたらちゅんが受け止めたのってバルバルの攻撃がSSS級の威力があったからだよね?じゃあ見た目はバルバルの方がステータス高そうだけど、そこも互角だったってこと……?」

 アネスは首を横に振る。

「間違いなくバルバルはたらちゅんよりもステータスが高いわ。でも互角になった。それには理由があるの」

 これはたらちゅんも知らなかったようで、熱心に聞いている。

「スキルにはもう一つ特性があってね。スキルを組み合わせると、ランクが足し算されるのよ」



例)バルバル斧SS+身体強化S=バルバル斧攻撃SSS



「例のような感じにね」

 旅途はなるほどと思いながら、持っていたパンツにメモしようとした。しかしペンが無いので諦める。

「でもこの組み合わせでSSS級の攻撃を作ったとしても、同じSSS級に打ち勝つことは100%出来ないの」

 旅途は困惑する。アネスはまた例を出して説明してくれた。



例)王広間での戦い

~バルドの攻撃力が高い場合~

■バルド攻撃力100

バルバル斧SS+身体強化S=バルバル斧攻撃SSS

■たらちゅん防御力20

硬質化SSS

・バルドの攻撃力はたらちゅんの防御力を上回っている



「この場合は、全くの互角になるんだけど」



~バルドの攻撃力が低い場合~

■バルド攻撃力50

バルバル斧SS+身体強化S=バルバル斧攻撃SSS

■たらちゅん防御力51

硬質化SSS

・バルドの攻撃力はたらちゅんの防御力を下回っている



「この場合は従来の同ランクの場合と同じでバルドが打ち負けてしまうの」

 旅途は納得した。

「あー、組み合わせで作ったランクの場合、ステータスが勝ってても互角になる。負けてると弾かれちゃうのか」

「そうよ!つまり、斧がSSで身体強化がS。又はその逆が考えられるわけ!」

「じゃあ、たらちゅんの硬質化で十分戦えるんだな……!」

「そうね。でもたらちゅんの呪い的には硬質化は出来るだけ使用を避けたいけどね……。それに、斧と身体強化、どちらがランクSSかによっても変わってくることがあるわ」



--------------------------------



 バルドは振りかぶった斧を、右手に大きな力を込めてエッグに向かって投げた。エッグとの間に立っていた旅途は、思わず避けてしまう。

「やばっ!!」

 斧は大きな音を轟かせながら一直線にエッグに向かって行く。これが当たると負けてしまう可能性がある。



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「変わってくることってなんなんだ?」

「使用している武器が何らかの形で手から離れて攻撃することになった場合、ランク計算が変わるのよ」



■武器を投げた場合のランク計算方法



☆身体強化SS、斧Sの場合

 ・ランクSの斧を投げる場合、身体強化SSに斧のSが上乗せされて計算される為、ランクSSSの斧投げになる。

☆身体強化S、斧SSの場合

 ・ランクSSの斧を投げる場合。身体強化Sが斧に負けてしまうので、斧のSSがそのまま斧投げのランクになる。



「とまあこんな感じよ。弓矢とかは矢が手から離れて攻撃されるから、常にこの計算がまとわりつくわ」

「なるほど」



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 エッグへの攻撃はSSS級でなければ通らない。しかし、身体強化と斧、どちらがSでSSなのかわからない今、無視はできない。

「たらちゅん頼む!!」

 たらちゅんは旅途に言われ、斧よりも先にエッグの前に瞬間移動した

(たらちゅんはやっ!?)

 そして、硬質化SSSを発動した。

ガギィンッ!!!

 ものすごい音を立て、斧はたらちゅんに弾かれた。どうやら斧がSSだったらしい。貴重なたらちゅんのスタミナを消費してしまった。しかし、相手の斧と身体強化。それぞれのランクがわかったことはでかい。それに、斧に触れれば旅途もアネスから助言をもらったあの技が使用できる。旅途はすぐに弾かれた斧の着地地点を目指し走り出そうとする。しかし、元居た場所にバルドがいない事に気付く。

「あれ!?あいつどこに……」

(タビト!上だ!)

 たらちゅんに言われ見上げると、空中を舞っている弾かれた斧に手をかけているバルドがいた。

「えっ!?なんで……?」

 旅途はなぜバルドがそこにいるのかさっぱりわかってなかった。斧に気を取られすぎており、バルドの動きを見ていなかったからである。しかし、アネスはすべて見ていた。

「バルド、斧を投げてすぐに自分も走り出してた……。しかも斧をたらちゅんが弾くと予測してタイミングよく跳躍している。あのスピードも身体強化の一部なのかしら……」

 空中で斧を掴み、今度は両手で握る。その握った両手に力が込められているのがわかる。

「まずはペット、お前からだ」

 そう言うと跳躍中のバルドは、空中の見えない足場を蹴ったかのように突然スピードを上げて斧を振り下ろしてきた。それを見たたらちゅんは咄嗟にスキルを使用しようとする。

(もう一度硬質化SSSで耐えるぞ……!)

 たらちゅんが旅途に伝えた瞬間、旅途に悪寒が走る。ここで硬質化を使ったら取り返しのつかないことになるのではないだろうか。直感的に旅途は叫んだ。

「たらちゅん違う避けろ!!!」

 そう言いながら旅途は右手をたらちゅんに向けた。

ドゴォオオオオ

 バルドの斧は地面を割り、轟音を立て、衝撃波を発生させた。旅途は巻き込まれないように咄嗟にバルトとは逆方向に飛んだが、それでも更に吹き飛ばされてしまう。

「い、いてえ……」

 旅途はすぐに起き上がる。ミサイルが降ってきたかのような衝撃で観客は大丈夫なのかと思わず席を見るが、不思議なバリアのようなものに守られているのか、全然問題ないようだった。

 バルドは地面にめり込んだ斧を引き抜き、辺りを見回す。

(斧を当てる直前、ペットの気配が消えた。)

「貴様、何をした」

「内緒に決まってるだろ」

 バルドは斧を構えながら周りを警戒する。

「なるほど。気配遮断のスキルか」

 一瞬でバレてしまい、旅途は涙目になる。

シュッ

 小さな物音を立て、旅途の背中にたらちゅんが帰ってきた。

(助かった。本当に死ぬかと思ったぜ……。まあ、1回死んでこの世界来てるんだけどな)

(ブラックジョーク過ぎて笑えねえ)

 旅途は、バルドがたらちゅんに狙いを定める事が出来なくなるように、固定気配遮断Aをかけたのだった。



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「旅途。あなたの固定気配遮断A、能力テストしておくわよ」

 アネスはたらちゅんを掌の上に乗せた。

「スキルをたらちゅんがいる範囲にかけてみて」

 旅途は頷きスキルをかける。すると、手のひらにいたはずのたらちゅんの気配が消える。目を離すとどこにいるかわからなくなるような感覚に陥る。しかし、その範囲外にたらちゅんが移動すると、気配が戻ってしまう。

「やっぱりそうよね。じゃあ次は、たらちゅんがいるところにスキルをかけてみて。たらちゅんは動き回ってみて」

 たらちゅんは部屋の中をぴょんぴょん飛び跳ね始めた。旅途はたらちゅんを目で追いかけ、スキルをかけてみた。すると……。

「飛び跳ねてるはずのたらちゅんの気配が消えた……!?」

「やっぱりね!このスキルは、範囲指定する際に”動く相手のいる場所”って感じで指定してあげると、その相手が移動しても気配遮断を固定できるみたいね。すごい便利なスキルね!」

 指定の範囲を気配遮断できると判断していたため、”動く相手がいる場所”にスキルをかける発想は全くなかった旅途。頭の良さは伊達ではないんだなとアネスのすごさを肌で感じた。



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「まさか、今の技を避けるという選択を取るとは思わなかったよ。もしかして気づいたのか?」

 旅途は勘で避けることを選んだだけであり、バルドの言う何かに気付いた訳ではなかった。しかし、ここで空気を読む旅途。

「あ、当たり前だろ。そんなの最初から気づいてるんだよ」

 そう言って旅途はキメ顔をする。しかし旅途は裸のため、全然キマっていない。

(タビト、お前裸だし、キメ顔してもそんなにカッコ良くないぞ)

「いや言わんでいいわ!悲しくなるだろ!」

 旅途を見てバルドは少し笑っていた。

「やるじゃないか。少し見くびっていたようだ。しかしわかったところで防ぐすべもないだろう。」

(こいつ何の話してるんだ)

「それにまだまだ甘い。何があってもエッグから護衛が離れてはいけないんだよ」

 現在、衝撃で飛ばされた旅途はバルドよりもエッグから遠ざかってしまっている。たらちゅんも旅途の背中にくっついている。バルドはエッグに向き直り、両手で斧を構える。両腕に力を込めながら軸足にも力がこもっている。その時、旅途は何か違和感を感じた。

(まずい、俺はエッグを守りに行く!急いでタビトも来てくれ!)

 そう言って先ほど使った瞬間移動のようなスキルを使用し、エッグのもとに行く。それと同時にバルドは力を込めていた軸足を思いきり蹴り、エッグに向かって斧で攻撃を仕掛けた。たらちゅんは硬質化を発動し、受けに入る。その時、旅途は違和感の正体に気が付いた。

「あいつ、身体強化を各部位に持っているんじゃ……!?」

 バルドの持っている剛腕Sは右手と左手それぞれに付与されている。又、剛脚SSは軸足(バルドの軸足は右)に付与されている。先ほど旅途に悪寒が走り、たらちゅんに避けるように指示をした時のバルドの攻撃はSSの斧+剛腕S=SSSではなく、SSの斧+剛腕S+剛腕S=SSSSだったのだ。もしその技を受けていたら、硬質化SSSを使用中とはいえ、ただでは済まなかっただろう。

「両腕にランクSの身体強化を持っているとして、更に足にもそれがあるとしたら、今のあいつの攻撃はSSSSよりも強い攻撃になるんじゃ……!?」

 この内容を伝えるには時間が足りない。そんな考えを巡らせている間にバルドはエッグに攻撃をする直前まで来ている。その間にたらちゅんは割って入り、硬質化SSSを発動していた。

「ペット、すまないが終わりだ」

 バルドはそう言うと斧SS+剛腕S+剛腕S+剛脚SS=SSSSSS級の攻撃をたらちゅんにたたきつけた。
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