51 / 82
051 アルブレヒトとフリードリヒ
しおりを挟む
前書き:
ちょっと唐突感があると思いますが、意図的なものです。
その後も俺と公国首脳部は対話を重ねた。
最初の頃は暗闇を手探りで進むかのような行程だったが、最終的には相互理解ができたと思う。
そうしている間に俺と公爵は年の差など関係なく、貴様と俺で呼び合う間柄になっていった。
元々、ゲルマン民族には年齢や出自よりもその人間が内包する実質を重んじる民族的精神風土があるとはいえ、異例ではある。
「なんとも奇妙なものだ。
大陸の西のはずれと東のはずれに似たような内実を持った民がいるとは……
否、似たような、ではなく同一の核を内心に保持しているというべきであろうな。
……実に面白い」
感慨深げにアルブレヒトが談じた。
ワインのグラスが机に置かれてコトリと音を立てる。
「外交の全権委任は俺が受けているが、今川家以外にも俺とも同盟してもらえるとありがたい」
俺がそう言うとアルブレヒトはこちらを見た。
「……ほう。それはどういうことかな?」
「我らがカイザー、帝のためだ」
即答した俺を暫くの間見詰めてアルブレヒトは「いいだろう」と言う。
「だが、いずれにせよ軍事同盟は無理だ。
こちらからは軍を送れないしそちらからも無理であろう?」
「それは承知している。だからとりあえずは通商同盟から始めよう。
軍事に関してはゆくゆくだ」
「ゆくゆくか……」
「ああ。だから、ハンザ同盟の商船をユグノー経由で派遣して貰えると助かる。
初めのうちは大きな商品の遣り取りなどできないだろうから、種子の取引がいいと思う」
アルブレヒトは俺の話にうなづいた。
「そうなると我らプロイセンはユグノーと同盟せねばならんが……」
「それは秘密同盟でいいんじゃないか? 下手にバレると事だし」
「その通りだ」
「ではそっちの話はルイーズと詰めてくれ」
俺はルイーズに丸投げする。
ユグノー派から全権委任されたわけじゃないからな。
それからどういうわけかアルブレヒトや騎士達が俺の訓練を見に来るようになった。
別に大したことはしていないのだが、彼らには気になるらしい。
あげく、嫡男のアルブレヒト・フリードリヒの面倒まで見させられている。
そうしてアルブレヒトジュニアを見ていると、その人見知りが親の教育にあることが分かってきた。
要するに、多くのことを父親が望みすぎている。
自分が有能な君主であるだけに、子供にも自分と同じ水準をいきなり求めているのだ。
……そんなことできるわけがない。
そうして親のプレッシャーに曝され続けているうちに心が折れてしまうことは目に見えていた。
アルブレヒトはジュニアに向かってしきりにこう言って責め立てる。
――壱を聞いて十を知れとまでは言わないが、お前は壱を聞いて壱を知ることができないじゃないか! なんでお前は十を聞いて壱を知ることしかできないんだ!!
これは子供からすればただの言いがかりでしかない。
そうして圧迫を受け続けている子供はやがて親や他人の顔色を常に窺い脅える人間になっていく。
そりゃ、心が病むに決まっているわ!!
というわけで親のアルブレヒトの方が教育の必要性アリと俺は判断した。
「どうだ、息子の様子は」
その晩、俺はアルブレヒトに呼ばれた。
「問題があるな」
「なんだと?」
それまでの上機嫌が一瞬で消え失せて、不機嫌を気色に現したアルブレヒトが執事を呼びよせた。
「ハインツ。フレッドを連れてこい」
退出する執事を押し留めて俺はアルブレヒトに告げる。
「問題があるのは息子じゃない。あんたの方だ」
「なんだと。どうして俺に問題があるというのだ?」
公は何が言いたいのだと言わんばかりに俺を見た。
「お前が類稀なる英明な君主であることは間違いがない」
「それで?」
俺を凝視しつつアルブレヒトは先を促す。
「だが、生まれたばかりのお前はどうだった?
寝小便も垂らしたし、オムツを便で汚しもしただろう? 違うか?」
「だが、それは子供の頃のことだ」
言い難そうにアルブレヒトも頷いた。
「そう。子供の頃の話だ。そしてフリードリヒは子供なんだ」
「だが、俺がアレと同じ年の頃には……」
「何が『だが』だ! フリードリヒはお前そのものか!?
貴様と同じ人間などこの世界のどこにもいないんだぞ!
お前はお前ただ一人だけだ!!」
言われたアルブレヒトはばつが悪そうに下を向いた。
その姿は親に不始末を見咎められて叱られる子供のよう。
「トウヒとミズナラが同じ育ち方をすると思うか? 違うだろう!」
「だが、俺は息子の為を思ってだな……」
「ぼくがかんがえたさいきょうのあととりむすこか? 捨てちまえよ。そんなもの。
お前は今の自分を見て、自分と同じものがすぐに現れてこないことに苛立っているだけの子供だ。
土に種を蒔いてすぐに大木にならないことに腹を立てて、肥料と水をバケツで何杯もぶちまけているヤツを見たらお前はどう思う?」
「……馬鹿だと思う」
しばらくの躊躇の後にアルブレヒトはやっと吐き出した。
「そうさ。その馬鹿がお前だ!
この世界で最も早いものは『考え』だ。
思考の中でなら、どんな時間も空間もあっという間で存在しない『無』だ。
お前は何十年後かの完成されたフリードリヒを夢見て、それを今すぐ現実にしようと無駄な努力をしているんだ!」
「無駄な努力か……」
アルブレヒトがため息を吐いた。
「ああ、まったくもって無駄な努力だ。
木は植えてから育ち切るまでに三百年はかかるものもある。
そして育ちの遅い木ほど年輪が細かく、材も硬くなり頑丈で貴重なものとなるが、
もしもここで早く育たせようと肥料など与えて余計な世話を焼けばすべては台無しだ。
年輪が荒くふにゃふにゃな木に育って用材としてはまったく使い物にならない。
林業は木の生長のままに任せるしかないんだよ」
「気の長い話だ……」
「そうだ。気が長くなくては育つものも育てられない」
俺がそう言うとアルブレヒトは力なく笑った。
「では少し息子から離れてみるか」
「その方がいい。
フリードリヒはあれでお前が糞尿をおむつにお漏らししていた頃よりは遥かに立派だからな」
「言ったな」
「ああ、言ったとも」
「ふふ」
どちらからともなく拳を突き出してこつんとぶつけ合う。
「おかげで目が醒めた」とアルブレヒトがつぶやいた。
後書き:
>元々、ゲルマン民族には年齢や出自よりもその人間が内包する実質を重んじる民族的精神風土がある
それを良く表しているのが彼らの戦時最高司令官(ヘルツォーク)の選出方法です。
ヘルツォークの選抜基準はたった一つ、
「この最高司令官でこの戦争に勝てるか否か」であって、それ以外の条件はありえません。
門閥、出身、前歴、年齢、家柄など一切無関係に、ただ、この指揮官で戦争に勝てるか、それだけしか条件として考慮されないのです。
なので自分よりも目下の者や格下の者が上位者になったとしても、ゲルマン人にはそれを当然として受け容れる気質があり、そのことでストレスを感じることなどまったくないという民族性があります。
……作者個人としては、そんなの当たり前じゃないか、なんですが。
ちょっと唐突感があると思いますが、意図的なものです。
その後も俺と公国首脳部は対話を重ねた。
最初の頃は暗闇を手探りで進むかのような行程だったが、最終的には相互理解ができたと思う。
そうしている間に俺と公爵は年の差など関係なく、貴様と俺で呼び合う間柄になっていった。
元々、ゲルマン民族には年齢や出自よりもその人間が内包する実質を重んじる民族的精神風土があるとはいえ、異例ではある。
「なんとも奇妙なものだ。
大陸の西のはずれと東のはずれに似たような内実を持った民がいるとは……
否、似たような、ではなく同一の核を内心に保持しているというべきであろうな。
……実に面白い」
感慨深げにアルブレヒトが談じた。
ワインのグラスが机に置かれてコトリと音を立てる。
「外交の全権委任は俺が受けているが、今川家以外にも俺とも同盟してもらえるとありがたい」
俺がそう言うとアルブレヒトはこちらを見た。
「……ほう。それはどういうことかな?」
「我らがカイザー、帝のためだ」
即答した俺を暫くの間見詰めてアルブレヒトは「いいだろう」と言う。
「だが、いずれにせよ軍事同盟は無理だ。
こちらからは軍を送れないしそちらからも無理であろう?」
「それは承知している。だからとりあえずは通商同盟から始めよう。
軍事に関してはゆくゆくだ」
「ゆくゆくか……」
「ああ。だから、ハンザ同盟の商船をユグノー経由で派遣して貰えると助かる。
初めのうちは大きな商品の遣り取りなどできないだろうから、種子の取引がいいと思う」
アルブレヒトは俺の話にうなづいた。
「そうなると我らプロイセンはユグノーと同盟せねばならんが……」
「それは秘密同盟でいいんじゃないか? 下手にバレると事だし」
「その通りだ」
「ではそっちの話はルイーズと詰めてくれ」
俺はルイーズに丸投げする。
ユグノー派から全権委任されたわけじゃないからな。
それからどういうわけかアルブレヒトや騎士達が俺の訓練を見に来るようになった。
別に大したことはしていないのだが、彼らには気になるらしい。
あげく、嫡男のアルブレヒト・フリードリヒの面倒まで見させられている。
そうしてアルブレヒトジュニアを見ていると、その人見知りが親の教育にあることが分かってきた。
要するに、多くのことを父親が望みすぎている。
自分が有能な君主であるだけに、子供にも自分と同じ水準をいきなり求めているのだ。
……そんなことできるわけがない。
そうして親のプレッシャーに曝され続けているうちに心が折れてしまうことは目に見えていた。
アルブレヒトはジュニアに向かってしきりにこう言って責め立てる。
――壱を聞いて十を知れとまでは言わないが、お前は壱を聞いて壱を知ることができないじゃないか! なんでお前は十を聞いて壱を知ることしかできないんだ!!
これは子供からすればただの言いがかりでしかない。
そうして圧迫を受け続けている子供はやがて親や他人の顔色を常に窺い脅える人間になっていく。
そりゃ、心が病むに決まっているわ!!
というわけで親のアルブレヒトの方が教育の必要性アリと俺は判断した。
「どうだ、息子の様子は」
その晩、俺はアルブレヒトに呼ばれた。
「問題があるな」
「なんだと?」
それまでの上機嫌が一瞬で消え失せて、不機嫌を気色に現したアルブレヒトが執事を呼びよせた。
「ハインツ。フレッドを連れてこい」
退出する執事を押し留めて俺はアルブレヒトに告げる。
「問題があるのは息子じゃない。あんたの方だ」
「なんだと。どうして俺に問題があるというのだ?」
公は何が言いたいのだと言わんばかりに俺を見た。
「お前が類稀なる英明な君主であることは間違いがない」
「それで?」
俺を凝視しつつアルブレヒトは先を促す。
「だが、生まれたばかりのお前はどうだった?
寝小便も垂らしたし、オムツを便で汚しもしただろう? 違うか?」
「だが、それは子供の頃のことだ」
言い難そうにアルブレヒトも頷いた。
「そう。子供の頃の話だ。そしてフリードリヒは子供なんだ」
「だが、俺がアレと同じ年の頃には……」
「何が『だが』だ! フリードリヒはお前そのものか!?
貴様と同じ人間などこの世界のどこにもいないんだぞ!
お前はお前ただ一人だけだ!!」
言われたアルブレヒトはばつが悪そうに下を向いた。
その姿は親に不始末を見咎められて叱られる子供のよう。
「トウヒとミズナラが同じ育ち方をすると思うか? 違うだろう!」
「だが、俺は息子の為を思ってだな……」
「ぼくがかんがえたさいきょうのあととりむすこか? 捨てちまえよ。そんなもの。
お前は今の自分を見て、自分と同じものがすぐに現れてこないことに苛立っているだけの子供だ。
土に種を蒔いてすぐに大木にならないことに腹を立てて、肥料と水をバケツで何杯もぶちまけているヤツを見たらお前はどう思う?」
「……馬鹿だと思う」
しばらくの躊躇の後にアルブレヒトはやっと吐き出した。
「そうさ。その馬鹿がお前だ!
この世界で最も早いものは『考え』だ。
思考の中でなら、どんな時間も空間もあっという間で存在しない『無』だ。
お前は何十年後かの完成されたフリードリヒを夢見て、それを今すぐ現実にしようと無駄な努力をしているんだ!」
「無駄な努力か……」
アルブレヒトがため息を吐いた。
「ああ、まったくもって無駄な努力だ。
木は植えてから育ち切るまでに三百年はかかるものもある。
そして育ちの遅い木ほど年輪が細かく、材も硬くなり頑丈で貴重なものとなるが、
もしもここで早く育たせようと肥料など与えて余計な世話を焼けばすべては台無しだ。
年輪が荒くふにゃふにゃな木に育って用材としてはまったく使い物にならない。
林業は木の生長のままに任せるしかないんだよ」
「気の長い話だ……」
「そうだ。気が長くなくては育つものも育てられない」
俺がそう言うとアルブレヒトは力なく笑った。
「では少し息子から離れてみるか」
「その方がいい。
フリードリヒはあれでお前が糞尿をおむつにお漏らししていた頃よりは遥かに立派だからな」
「言ったな」
「ああ、言ったとも」
「ふふ」
どちらからともなく拳を突き出してこつんとぶつけ合う。
「おかげで目が醒めた」とアルブレヒトがつぶやいた。
後書き:
>元々、ゲルマン民族には年齢や出自よりもその人間が内包する実質を重んじる民族的精神風土がある
それを良く表しているのが彼らの戦時最高司令官(ヘルツォーク)の選出方法です。
ヘルツォークの選抜基準はたった一つ、
「この最高司令官でこの戦争に勝てるか否か」であって、それ以外の条件はありえません。
門閥、出身、前歴、年齢、家柄など一切無関係に、ただ、この指揮官で戦争に勝てるか、それだけしか条件として考慮されないのです。
なので自分よりも目下の者や格下の者が上位者になったとしても、ゲルマン人にはそれを当然として受け容れる気質があり、そのことでストレスを感じることなどまったくないという民族性があります。
……作者個人としては、そんなの当たり前じゃないか、なんですが。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「お前みたいな卑しい闇属性の魔女など側室でもごめんだ」と言われましたが、私も殿下に嫁ぐ気はありません!
野生のイエネコ
恋愛
闇の精霊の加護を受けている私は、闇属性を差別する国で迫害されていた。いつか私を受け入れてくれる人を探そうと夢に見ていたデビュタントの舞踏会で、闇属性を差別する王太子に罵倒されて心が折れてしまう。
私が国を出奔すると、闇精霊の森という場所に住まう、不思議な男性と出会った。なぜかその男性が私の事情を聞くと、国に与えられた闇精霊の加護が消滅して、国は大混乱に。
そんな中、闇精霊の森での生活は穏やかに進んでいく。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
なぜ、最強の勇者は無一文で山に消えたのか? ──世界に忘れられ、ひび割れた心のまま始めたダークスローライフ。 そして、虹の種は静かに育ち始め
イニシ原
ファンタジー
ダークスローライフで癒しに耐えろ。
孤独になった勇者。
人と出会わないことで進む時間がスローになるのがダークスローライフ。
ベストな組み合わせだった。
たまに来る行商人が、唯一の接点だった。
言葉は少なく、距離はここちよかった。
でも、ある日、虹の種で作ったお茶を飲んだ。
それが、すべての始まりだった。
若者が来た。
食料を抱えて、笑顔で扉を叩く。
断っても、また来る。
石を渡せば帰るが、次はもっと持ってくる。
優しさは、静けさを壊す。
逃げても、追いつかれる。
それでも、ほんの少しだけ、
誰かと生きたいと思ってしまう。
これは、癒しに耐える者の物語。
***
登場人物の紹介
■ アセル
元勇者。年齢は40に近いが、見た目は16歳。森の奥でひとり暮らしている。
■ アーサー
初老の男性。アセルが唯一接点を持つ人物。たまに森を訪れる。
■ トリス
若者。20代前半。アーサー行方不明後、食料を抱えて森の家を訪れる。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる