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第3章~新たなる試練~
第223話*
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「っ……」
「ひぃ……んッ!」
二度目の精液を出されたのと同時に、自分の熱も体外で弾ける。一度目とさほど変わらない量のものを中に注ぎ込まれて、さすがに下腹部が苦しくなってきた。ちらりと下肢に目をやったら、心なしかいつもより腹が膨れていた。
「はぁ……はぁ……あ……」
「ふふ……可愛い、アクセル」
そう言って軽く唇にキスを落とし、兄はずるりと腰を引き抜いた。さすがに今度は差しっぱなしにすることはなかったので、少しホッとした。やりたい放題にやっているが、肝心なところはちゃんと気を遣ってくれて嬉しい。
「やっぱり、お前と交わっている時が一番いいね」
と、兄がごろりと隣に寝転がってくる。そして心なし膨らんだアクセルの下腹部をさすり、幸せそうに微笑んだ。
「子供が欲しいと思ったことはないけど、お前が生んでくれるならいいかもなぁ。お兄ちゃんの子、生んでみる気はない?」
「……。俺は男だぞ」
「知ってるけど、ここはヴァルハラだし。もしかしたら、男同士でも子供ができるかも」
「……。まあ、できたらいいよな」
叶わない夢なのはわかっているが、ヴァルハラは摩訶不思議な世界だし、ひょっとしたら……と思わんでもない。
「それより兄上……一度湯浴みしていいだろうか。色気がなくて申し訳ないんだが、さすがに腹が減ってきた……」
「ああ、そうだね。じゃあ身体綺麗にしてから食事にしようか」
頷いて起き上がろうとしたのだが、意外と身体がだるくなっていて少し驚いた。気だるい身体に鞭打って起き上がったら、兄が親切にも手を貸してくれた。
「ひぃ……んッ!」
二度目の精液を出されたのと同時に、自分の熱も体外で弾ける。一度目とさほど変わらない量のものを中に注ぎ込まれて、さすがに下腹部が苦しくなってきた。ちらりと下肢に目をやったら、心なしかいつもより腹が膨れていた。
「はぁ……はぁ……あ……」
「ふふ……可愛い、アクセル」
そう言って軽く唇にキスを落とし、兄はずるりと腰を引き抜いた。さすがに今度は差しっぱなしにすることはなかったので、少しホッとした。やりたい放題にやっているが、肝心なところはちゃんと気を遣ってくれて嬉しい。
「やっぱり、お前と交わっている時が一番いいね」
と、兄がごろりと隣に寝転がってくる。そして心なし膨らんだアクセルの下腹部をさすり、幸せそうに微笑んだ。
「子供が欲しいと思ったことはないけど、お前が生んでくれるならいいかもなぁ。お兄ちゃんの子、生んでみる気はない?」
「……。俺は男だぞ」
「知ってるけど、ここはヴァルハラだし。もしかしたら、男同士でも子供ができるかも」
「……。まあ、できたらいいよな」
叶わない夢なのはわかっているが、ヴァルハラは摩訶不思議な世界だし、ひょっとしたら……と思わんでもない。
「それより兄上……一度湯浴みしていいだろうか。色気がなくて申し訳ないんだが、さすがに腹が減ってきた……」
「ああ、そうだね。じゃあ身体綺麗にしてから食事にしようか」
頷いて起き上がろうとしたのだが、意外と身体がだるくなっていて少し驚いた。気だるい身体に鞭打って起き上がったら、兄が親切にも手を貸してくれた。
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