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第20章~トーナメント・第三死合い~
第116話*
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「『フレイン様よりオレの方が好きなんだ』、『何でいつまでもフレイン様と一緒にいるんだ』、『ならオレが目を覚まさせてやる』……みたいな。一度思い込んで暴走すると止まらないタイプっているからさ。お兄ちゃんはそっちの方を心配してるの」
言われて、少しドキッとした。
例え話はアレだが、それっぽい展開は十分起こり得る。しつこく付き纏われでもしたら目も当てられない。
「だから本当に気を付けるんだよ? 時にはハッキリ断ってやるのも優しさだ。言いにくかったら私を理由にしていいから、とにかく他の男につけ入る隙を与えないようにね」
「ああ、わかったよ……」
「よしよし、いい子だ。それじゃ、死合いのご褒美あげようか」
「……へ?」
唐突にズボンのベルトを外され、服の裾から手を入れられる。
当たり前のように胸元も肌蹴られ、アクセルは慌てて兄を押し返した。
「ちょっ……! い、今やるのか!? ここで!?」
「うん、そうだよ。何か問題あるの?」
「ないけど……今そういう流れだった!? ちょっと唐突すぎるんじゃないか!?」
「そんなことないって。死合いに勝ったらご褒美あげるって、前から言ってるじゃない」
「でも、あの……んっ……!」
唇を塞がれてしまい、反論できなくなった。
首を振ったもののガシッと両手で頭を押さえつけられ、やや強引に深く口付けられる。
「んんっ、ん……うぅ、ふ……ッ」
いよいよ苦しくなって何とか兄を押し返したら、ようやく兄は唇を離してくれた。
言われて、少しドキッとした。
例え話はアレだが、それっぽい展開は十分起こり得る。しつこく付き纏われでもしたら目も当てられない。
「だから本当に気を付けるんだよ? 時にはハッキリ断ってやるのも優しさだ。言いにくかったら私を理由にしていいから、とにかく他の男につけ入る隙を与えないようにね」
「ああ、わかったよ……」
「よしよし、いい子だ。それじゃ、死合いのご褒美あげようか」
「……へ?」
唐突にズボンのベルトを外され、服の裾から手を入れられる。
当たり前のように胸元も肌蹴られ、アクセルは慌てて兄を押し返した。
「ちょっ……! い、今やるのか!? ここで!?」
「うん、そうだよ。何か問題あるの?」
「ないけど……今そういう流れだった!? ちょっと唐突すぎるんじゃないか!?」
「そんなことないって。死合いに勝ったらご褒美あげるって、前から言ってるじゃない」
「でも、あの……んっ……!」
唇を塞がれてしまい、反論できなくなった。
首を振ったもののガシッと両手で頭を押さえつけられ、やや強引に深く口付けられる。
「んんっ、ん……うぅ、ふ……ッ」
いよいよ苦しくなって何とか兄を押し返したら、ようやく兄は唇を離してくれた。
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