ヴァンパイアハーフにまもられて

クナリ

文字の大きさ
7 / 18

7

しおりを挟む
 次の日。
 普通に家を出て、普通にまゆと合流し、普通に校門をくぐった。……んだけど。

「あのさ、凛。さっきから気になってたんだけど、その、肩にとまった、ステラちゃんの繭」
「……うん」

 教室に続く廊下で、まゆがひそひそと耳打ちしてくる。
 まゆと、ステラちゃんの白い繭。どっちもまゆで紛らわしいかも、と思いながら昨日は家に帰ってすぐに寝ちゃったんだけど。
 その心配は、もうしなくていいみたいだった。
 その白い塊が、おうとつのない球体だったのは、昨日までで。今日見てみると、なんと、羽みたいなパーツと、つぶらな黒い瞳、それにちょこんとしたくちばし状のとがりが現れてたのだった。
 もう、繭には見えない。その見た目は、完全に――

「鳥になってるじゃない……」
「うん……シマエナガ、だっけ。あの鳥にそっくり……。これからどんどん形が変わったりするのかなあ……」

 このステラちゃん(仮)は普通の人には見えないみたいで、ためしに投稿してる間特に隠さずにふわふわ浮かせてたんだけど、今のところ見とがめられたのは、まゆだけだった。

「本当に凛になついてるんだね。わ、ほおずりしてる。本物の鳥みたい」
「そうなの……正直、朝から、愛くるしくて仕方なくて」

 自慢じゃないけど、猫や犬を撫でようとして逃げられたことはあっても、こんなにかわいい生き物になつかれたことなんてない。
 ……なんだか、動物(?)に好かれると、自分がすごくいい人みたいに思えてくるなあ……

「それはそうと。凛、この学校……っていうか、隣のクラスに、いるんだよね? 夢魔っていう……」

 私は、まじめな顔でうなずく。

「そう。それに、ほかにもいくつも、妖怪みたいなのがいるらしいっていうし……。月詠さんは、とりあえず普通の生活をしてればいいって言ってくれたけど」
「すごいよねー」

「え、なにが?」
「だって、吸血鬼がボディガードなんて人、そういないでしょ」

 ……確かに、あんまり聞いたことはない。
 吸血鬼に身を守ってもらうなんて体験を、私がすることになるなんて……

 そう思いながら、階段を上がって、二階の教室に着いた時。
 とんでもないものが、目の前に立ってた。

「凛?」

 まゆが不思議そうな顔をしてから、はっと気づく。

「凛、なにかいる……のね? そこに? 目の前に?」

 私は小さく、首を縦に振った。
 まゆには、見えるものと見えないものがあるんだ。
 そして私には、ほとんどが見えちゃう。
 人外、って呼ばれる存在が。

 そこにいたのは、先生たちよりも頭二つか三つ分高い、鳥みたいな顔をした、山伏みたいな大男だった。
 左手には六角形の杖を持ってる。右手には、羽でできたうちわ。
 知ってる。これ、知ってる。
 そんな。こんな朝から現れるものなの?

「天……狗」
「いかにも。見えているのだな。あやかしを引きつける人間の女というのは、近頃はとんと減ったが。こうしてみると、やはり――」

 天狗は、くちばしになってる口元から、舌をべろりと出した。

「――うまそうだのう。ただ殺すのではもったいない。どれ、横の女ともども」

 私は、まゆの手をつかんで、後ろに駆け出そうとする。
 その時、ステラちゃんが私の方から飛び立って、天狗に向かっていった。

「ステラちゃん!?」
「ちい、なんだこの鳥妖は!? どけい!」

 天狗が、杖でステラちゃんを打ち据えようとして振りかぶる。
 でもその動きは、杖を振り下ろそうとした瞬間に、なぜか止まった。

「なに……?」

 見ると、天狗の体の周りに、白いもやがみえる。
 廊下の途中にぽつぽつといる、ほかの生徒たちにも、この霧みたいなものは見えるみたいで、少し驚いた顔をしてた。……学校の廊下に、霧?
 もしかして――

「天狗様ともあろうお方が、ずいぶん無粋な真似をなさる。ひとまず、そのまま動かないでいただこう」と、どこからともなく、声が日々いいた。知ってる。聞き覚えがある、その声。
「……西洋の血吸い鬼ふぜいが」

 血吸い鬼……やっぱり、月詠さん!

「そんな鬼ふぜいの霧にとらわれて、手も足も出なくなっているご自身を、かえりみられてはいかがか。おれはもう天狗殿を、どうにでもできますがね」
「調子に乗るなよ。こわっぱ!」

 天狗が叫んで、まるで体を縛られてたロープを引きちぎるような動きで、霧を弾き飛ばした。
 それから右手のうちわを仰ぐと、廊下に強烈な風が吹く。
 ……え、これ、月詠さん大丈夫!?

「月詠さ……!」
「どっちが調子に乗ってんだ、この鳥頭!」

 霧は、風邪を無視して、天井近くの一点に、渦を巻いて集まる。
 それがまばたきする間に、黒い服を着た人間の姿になった。
 や、やっぱり!

「くらえっ!」と、天狗が、先のとがった杖で月詠さんを突く。
 でもその先端は、月詠さんの胸に突き立ったかと思うと、手応えなく突き抜けちゃった。
 一瞬、月詠さんが刺されたのかと思ってぞっとしたけど、あまりにも手ごたえがなさそうで、杖はほとんど抵抗なくすり抜けたのが私にも分かった。

「な……!? そうか、貴様、幻覚か! だから刺してもきかんのだな! だがそうと分かれば、もはや恐れるに足ら……」
「残念、外れだ」

 どごんっ! ……

 月詠さんが上から振り落としたかかとが、天狗の脳天に打ち落とされた。

「幻覚じゃないんだな。ただ、おれの能力が、お前を圧倒的に上回ってるだけだ。部分的に体を霧にするくらい、わけないんだよ」

 天狗の体が、ずる、とその場に崩れ落ちる。
 その背中を、月詠さんはむんずとつかんで――

「飛んでいけえっ!」

 ――廊下の、開いてた窓にぶん投げた。

「ひえっ……」
 と私が声を漏らすころには、月詠さんはうやうやしく私たちに頭を下げて、

「お騒がせしたな。ステラも、よくがんばった」
 と言ってウインクした。

 ステラちゃんが、私の肩でぴょこぴょこジャンプして、羽を折り曲げて腰に手を当ててるようなポーズになる。
 ……き、器用だなあ。

 月詠さんの姿は、今日もまゆには普通に見えるみたいで、まゆは両手のひらを顔の前で合わせながら
「つ、強いんですね!」

「ああ、ま、今のは天狗の中でも下位のやつだな。図体は大きかったが。まったく、おれの凛に手なんぞ出そうとしやがって、許せんな」

 まゆが、きょときょとと、私と月詠さんを見比べて、
「おれの、凛……? 昨日の今日で、そんな感じに……?」

 私はあわててまゆの前に出た。
「お、恩人! 私のことを、恩人だと思ってくださってるってことですよね!? おれの恩人の凛、の略ですよねー!!」

 って、これ、自分で自分を恩人って言うの恥ずかしいな!

「お、見ろよ、二人とも」

 月詠さんが指さしたほうを見ると、窓の外で、空中を魚がふよふよ泳いでる。
 イワナとかヤマメみたいな、川魚に見えた。……詳しくはないけど、たぶん。
 魚たちは十何匹かが群れで一列になって、空のほうへと昇っていくみたいだった。

「空魚だ」
「くうぎょ」と私。

「空の魚、と書く。今日は午後から雨降るかもな」
「え、あれ、怪異ですか!?」

 首を前に突き出して空魚に顔を近づける私に、月詠さんが
「ああ。っていうか、怪異じゃなければいないだろ。空中を泳ぐ魚なんぞ」
「そ、それはそうですけど。え、怪異って、ほんとにこんなにそこら中に起きるんですか!?」

 まゆを見ると、空魚は見えてないみたいで、首をひょいひょいと横に振ってた。

「場合によってはな。そら、見ろよ。おでました」

 月詠さんが、親指で廊下の奥を指した。
 なにがですか、と聞こうとして、体が固まる。
 ……分かる。今の私には、分かる。そこにいるのは、今の天狗なんかより、ずっと……

「……まゆ。教室入ってて……」

 まゆが、なにか言おうとしたけど、うなずいて私たちの教室に入った。
 廊下には人がいる。さっきから、もっと増えてる。でも、「その人」の周りにいる人は、今日は残暑のせいで朝からそこそこ暑いのに、寒気で肩をすくめてた。

 廊下の奥から、淡々と歩いてくる。
 何の変哲もない、男子の制服。黒い、前髪は鼻のあたりまで伸びてる、つやのない長髪。
 はためには、おとなしそうなただの生徒にしか見えないと思う。
 でも、私には、その人を包む、とげとげしい黒い影が見えた。

「凛。それが霊気だ。感じて取れると、身の安全を守ることにつながる」
「は、はい、月詠さん。もしかして……あの人が……」

「ああ。夢魔だ」
「あの人が、私とまゆを……トラックで」

 長髪の男子は、隣にクラスに入っていった。
 私やまゆは2-A。あの男子は、2-Bだ。

「じゃ、いくか」
「……いく?」

「君、あんまり暴力沙汰が好きじゃなさそうだからな。目の前でどんぱちやるのはまずいだろうし、さっきの天狗みたいにふんづかまえて、リオデジャネイロあたりまでぶん投げてやろう」
「ロケットじゃないんですから……っていうか、今ここで、なんていうか、戦うつもりなんですか!?」

「危険だからな。一刻も早く、やつを君のそばから排除したい」
「騒ぎになるんじゃ!?」

「なるかもな。どうやら、やつは完全に、普通の生徒として人間の生活に溶け込んでいるらしい。だからこそ危険だ。多少騒動になっても、放っておくよりはいい。例のトラックドライバーはなんとかできたが、次は誰が大けがさせられるか分からないんだからな」
「で、でも……」

 私が渋ってると、月詠さんは、ふいと背中を丸めて私の顔を覗き込んできた。
 整った顔が、すぐ近くに接近してくる。

「ひゃっ!? な、なんでしょう!?」
「凛。穏やかさを貴ぶ、君の気持ちは分かるつもりだ。いいことだと思う。だが、緊急時には、いくらか強引にでも、すぐにかたをつけるべき場合もあるんだ。今がそうだ」

「それは、分かりますけど……」

 私だって、もしまた交通事故でも起こされて、まゆが傷つけられたら耐えられない。
 私が怪異を見えるようになったのが、怪異から狙われる原因なら。
 まゆは、完全に巻き込まれたってことだもん。

「いいか。おれが凛を守るのは、ステラの恩だけじゃない。……君はいいやつだ」
「へっ?」

「君がステラと出会っていなくたって、あの小説をもし書いていなくたって、それは変わらない。おれは吸血鬼としてはそう長く生きているわけじゃないけどな、人外の怪異に触れることで傷つくのは――傷つけられるのは、なぜか、いつも君のような人間だってことは知っている。おれは君には、理不尽に傷ついてほしくない」

 まっすぐに瞳を見つめられながらそんなことを言われて、私は、その言葉を何度も頭の中で鳴り響かせた。
 そんなこと、言われたことない。
自分がそんなに大した人間だとは思わない。けど、こんなに私を認めてくれる人に会ったのは、初めてだ。
 私って結構いいやつなのかな、と思える。
 ……これが、自己肯定感ってもの、なのかな?

「そんなの……そんなの、月詠さんのほうが、いい人です」
「おれが?」

「はい。吸血鬼なのに……人間よりずっと強いのに、私のことを気にかけてくれたり、あんなにステラちゃんに優しくしてあげたり。私、月詠さんみたいな吸血鬼に会えて、すごくうれしいです」

 月詠さんは、背筋を伸ばした。
 微笑んで、私に小声で言う。

「離れていろ」
「……はい」

「まずは、おれの姿を、人に見えるようにするか」

 月詠さんがふうっと、息を吐くと、心なしか、その輪郭がさらにはっきりしたように見えた。
 そうしたら、周りの生徒たちが、
「え、あの黒い服の人誰? かっこよくない?」「いつからあそこにいたっけ?」「高校生かな? うちになんの用だろ。ていうか、かっこいい」
 って騒ぎ始めた。

「これで、無視もできまい。徹底的に見えない振りでもされたら、話が進まないからな。さて」

 そうして、月詠さんは、夢魔が入っていった2-Bのドアを開けた。
 すたすたと教室に入ると、すぐに夢魔の姿を見つけたらしく、さらに遠慮なく進んでいく。
 私が立っているところからは、姿が見えなくなっちゃった。
 でも、声だけは聞こえてくる。

「表に出な」

いつもよりちょっと低めの月詠さんの声に、ちょっととげのある、女子の声が続いた。

「あの、あなた誰ですか? それうちの制服じゃないですよね? 夢野になにか用ですか?」

 夢野、っていうんだ。夢魔の人。……人じゃないんだろうけど。

「君は、誰だ? そこの夢野とやらの知り合いか? これは、君たちのためでもあるんだがな」と、これは月詠さんの声。
「私は、この、2-Bの学級委員です。……わけの分からないことを言ってると、先生を呼びますよ」

「構わないぜ。誰が来ようが関係ない。その夢野次第だ、ことが穏便に済むかどうかはな。そうだろ?」

 それっきり、教室の中が静まり返っちゃった。
 どうなってるんだろう……と気になって、ついつい、ドアのほうに近づいていく。
 離れてろって言われたけど、これくらいは、離れてるほうだよね……? 多分。

 そして、片目でドアの隙間から中を覗き込んだ時。
 ガラッ、とドアが引き開けられた。

「わっ!?」
「おう」

 中から出てきたのは、月詠さんだった。

「月詠さん。もう、用事済んだんですか? ……の、夢魔の人は……?」
「そんなもの、どうにでもなるさ。……ところで、少し、時間いいか?」

「え、はい。今ですか? もうすぐ授業始まりますけど」
「すぐ済む。そうだな、そこの奥の空き教室がいい」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

マジカル・ミッション

碧月あめり
児童書・童話
 小学五年生の涼葉は千年以上も昔からの魔女の血を引く時風家の子孫。現代に万能な魔法を使える者はいないが、その名残で、時風の家に生まれた子どもたちはみんな十一歳になると必ず不思議な能力がひとつ宿る。 どんな能力が宿るかは人によってさまざまで、十一歳になってみなければわからない。 十一歳になった涼葉に宿った能力は、誰かが《落としたもの》の記憶が映像になって見えるというもの。 その能力で、涼葉はメガネで顔を隠した陰キャな転校生・花宮翼が不審な行動をするのを見てしまう。怪しく思った涼葉は、動物に関する能力を持った兄の櫂斗、近くにいるケガ人を察知できるいとこの美空、ウソを見抜くことができるいとこの天とともに花宮を探ることになる。

【完結】夫に穢された純愛が兄に止めを刺されるまで

猫都299
児童書・童話
タイムリープしたかもしれない。中学生に戻っている? 夫に愛されなかった惨めな人生をやり直せそうだ。彼を振り向かせたい。しかしタイムリープ前の夫には多くの愛人がいた。純愛信者で奥手で恋愛経験もほぼない喪女にはハードルが高過ぎる。まずは同じ土俵で向き合えるように修行しよう。この際、己の理想もかなぐり捨てる。逆ハーレムを作ってメンバーが集まったら告白する! 兄(血は繋がっていない)にも色々教えてもらおう。…………メンバーが夫しか集まらなかった。 ※小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、Nolaノベル、Tales、ツギクルの6サイトに投稿しています。 ※ノベルアップ+にて不定期に進捗状況を報告しています。 ※文字数を調整した【応募版】は2026年1月3日より、Nolaノベル、ツギクル、ベリーズカフェ、野いちごに投稿中です。 ※2026.1.5に完結しました! 修正中です。

14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート

谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。 “スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。 そして14歳で、まさかの《定年》。 6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。 だけど、定年まで残された時間はわずか8年……! ――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。 だが、そんな幸弘の前に現れたのは、 「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。 これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。 描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。

きたいの悪女は処刑されました

トネリコ
児童書・童話
 悪女は処刑されました。  国は益々栄えました。  おめでとう。おめでとう。  おしまい。

クールな幼なじみの許嫁になったら、甘い溺愛がはじまりました

藤永ゆいか
児童書・童話
中学2年生になったある日、澄野星奈に許嫁がいることが判明する。 相手は、頭が良くて運動神経抜群のイケメン御曹司で、訳あって現在絶交中の幼なじみ・一之瀬陽向。 さらに、週末限定で星奈は陽向とふたり暮らしをすることになって!? 「俺と許嫁だってこと、絶対誰にも言うなよ」 星奈には、いつも冷たくてそっけない陽向だったが……。 「星奈ちゃんって、ほんと可愛いよね」 「僕、せーちゃんの彼氏に立候補しても良い?」 ある時から星奈は、バスケ部エースの水上虹輝や 帰国子女の秋川想良に甘く迫られるようになり、徐々に陽向にも変化が……? 「星奈は可愛いんだから、もっと自覚しろよ」 「お前のこと、誰にも渡したくない」 クールな幼なじみとの、逆ハーラブストーリー。

アリアさんの幽閉教室

柚月しずく
児童書・童話
この学校には、ある噂が広まっていた。 「黒い手紙が届いたら、それはアリアさんからの招待状」 招かれた人は、夜の学校に閉じ込められて「恐怖の時間」を過ごすことになる……と。 招待状を受け取った人は、アリアさんから絶対に逃れられないらしい。 『恋の以心伝心ゲーム』 私たちならこんなの楽勝! 夜の学校に閉じ込められた杏樹と星七くん。 アリアさんによって開催されたのは以心伝心ゲーム。 心が通じ合っていれば簡単なはずなのに、なぜかうまくいかなくて……?? 『呪いの人形』 この人形、何度捨てても戻ってくる 体調が悪くなった陽菜は、原因が突然現れた人形のせいではないかと疑いはじめる。 人形の存在が恐ろしくなって捨てることにするが、ソレはまた家に現れた。 陽菜にずっと付き纏う理由とは――。 『恐怖の鬼ごっこ』 アリアさんに招待されたのは、美亜、梨々花、優斗。小さい頃から一緒にいる幼馴染の3人。 突如アリアさんに捕まってはいけない鬼ごっこがはじまるが、美亜が置いて行かれてしまう。 仲良し3人組の幼馴染に一体何があったのか。生き残るのは一体誰――? 『招かれざる人』 新聞部の七緒は、アリアさんの記事を書こうと自ら夜の学校に忍び込む。 アリアさんが見つからず意気消沈する中、代わりに現れたのは同じ新聞部の萌香だった。 強がっていたが、夜の学校に一人でいるのが怖かった七緒はホッと安心する。 しかしそこで待ち受けていたのは、予想しない出来事だった――。 ゾクッと怖くて、ハラハラドキドキ。 最後には、ゾッとするどんでん返しがあなたを待っている。

エリちゃんの翼

恋下うらら
児童書・童話
高校生女子、杉田エリ。周りの女子はたくさん背中に翼がはえた人がいるのに!! なぜ?私だけ翼がない❢ どうして…❢

童話短編集

木野もくば
児童書・童話
一話完結の物語をまとめています。

処理中です...