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|鳴島シイカは、高校二年生。
小さい頃から人との触れ合いが苦手だが、自分でもその理由が分からない。
シイカはある日、登校途中に寄った町で|御格子《みごうし》クツナという和服姿の青年と出会う。
彼はケガを負った小鳥の傷を「繭使い」によって治した。
そして、常人には見えないはずの繭使いを見ることのできるシイカに、クツナはある誘いを持ちかける。
クツナと共に繭使いとして働くことになったシイカだが、彼女には同時に、不可解な影が忍び寄ってきていた。
彼らを導く運命は、過去から連なり、やがて、今へと至る。
文字数 135,976
最終更新日 2020.05.23
登録日 2020.05.23
少し昔。
ある全寮制中学校のプールで、生徒であるキサラギ・サラの死体が見つかった。
彼女は自殺とみられたが、「僕」はその死の真相に迫るべく、二人の友人とともに事件を探る。
キサラギ・サラの恋人を怪しんだ「僕」だが……
文字数 16,771
最終更新日 2019.12.13
登録日 2019.12.13
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