童話小説一覧

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病弱で両親にも捨てられた可哀想な女の子が、星の精霊と出会って救われる話。
もうすぐ七夕だなあと思い、星をテーマにした短編を書いてみました。
文字数 3,527
最終更新日 2025.07.03
登録日 2025.07.01
暗闇の中にいた実浦くんは、小さな火灯し妖精と出会います。
ここは夜の国。誰かに放棄され、忘れられたものたちが集う楽園。
へんてこなものたちと共に夜ごと旅する、ひと月に満たない物語。
文字数 9,478
最終更新日 2025.07.02
登録日 2025.06.28
『帰れる場所があるから、どこまでも行ける』
穏やかなログハウスでロボットたちと暮らす主人公。
畑を耕し、鶏を育て、稼いだお金で生活を支えてくれるロボットのおかげで、何不自由ない引きこもり生活を送っていた。
そんなある日、ふとしたきっかけで外の世界へ旅に出ることに。
安心して帰れる家があるから、不安はない。ただ、少しだけ恋しくなるだけ。
旅先で出会う人々や出来事を通じて成長しながら、星に願いをかけるように自分の理想を追い求める。
ロボットたちが守る家では、畑が荒れることも鶏が困ることもなく、いつでも主人公の帰りを待っている。
文字数 221,365
最終更新日 2025.07.02
登録日 2025.04.05
自分のことを何処にでもいる凡人と考えている、小学生の男の子『ぼく』。
最近、こども将棋クラブで出会ったとても将棋が強い女の子『ミリカ』と打ち解けようとするが、誰にも心を開かないミリカには見向きもされないでいる。
寂しそうにも見えるミリカが気になる『ぼく』だったが、会話が成立せず、ミリカは一人将棋クラブで孤立している。
ある日、『ぼく』は下校中、一緒の道を帰る友だちから、謎の化け物についての噂話を聞かされる。
謎の化け物に食べられると、どこか空き地に放り出されて目が覚める、と友だちは言うが、化け物が味を気に入った子供は、その胃の中に消化されてしまうとも言う。
くだらない話だと思いながら、『ぼく』は家に帰り、一人テレビゲームの電源を入れる。
ちょうど、『ぼく』は母親に塾の夏期講習に行かないかと勧められていた。
しかし、『ぼく』は何か塾に行きたくない気持ちがあって、その違和感とはなんなんだろう、とゲームを遊びながら考え始めた。
その時、心の中で『ミリカ』が将棋盤にコマを打つ音が響いて、『ぼく』は11時過ぎまで夜更かししていたことに気がつく。
寝る支度をしようとしたその直後、『ぼく』が夜の窓の外に見たものは……
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9年前に書いたものなので、文中に生成AIは完全不使用です。
表紙の絵はAI生成です。ヒロインのイメージイラストです。
文字数 101,044
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.07.01
「苺色の部屋」
あら、また帰ってきたの?
さては、しあわせが何なのか忘れたのか、あるいは、あくびをしてしまったのね。
いいでしょう。
そこのソファーに腰掛けて。
あっ!!
その丸まった布の上には座らないで。
デリケートだから。
いい?
今から聞かせるお話は、汚れた心では聞いてはいけません。
しあわせな子どもになったつもりで聞いてね。
じゃあ、始めるわよ。
・
桃色のお部屋から、アルト以外の子どもたちが、出て行き、しあわせになった日。
しあわせになれなかった子どもたちがいます。
「25人の子どもたち」です。
今も、まだあくびをしていて、のんきです。
「ここから出て行っても、しあわせになれないのかなー」
大丈夫、心配はいりません。
しあわせとは、近くにあるのに、不幸がくっついていないと、気付かないものです。
あの48人がそうだったように。
不幸で、しあわせな子どもたちにならないと気づかないのです。
さぁもう一度、一緒に追いかけましょう。
しあわせな子どもたちを‥。
まずは、この子から。
文字数 11,170
最終更新日 2025.06.28
登録日 2025.04.25
文字数 37,566
最終更新日 2025.06.27
登録日 2025.03.12
ここはフルーツの精たちがすむ町「フルーツェン」。ライムはジャンプが得意なライムの少年。らんぼうなふるまいで、町の鼻つまみものとなっていた。秋の収穫祭で、祭りのモニュメントである巨大かかしを壊してしまったり、お菓子とのダンスパーティーを台無しにしたり……。そんなある日、隣の野菜町から、乱暴な野菜レスラーたちがやってくる。一方的に「フルーツ町との懇親会」と称して相撲大会を開き、賞品と称して勝手に公園オブジェなどをもっていってしまう。そんな乱暴なふるまいをする背景には、野菜たちの果物への嫉妬があった。ライムは野菜たちに一矢報いようといたずらを仕掛け、成功するが、怒り狂った野菜レスラーたちから追われるはめに。夢中で逃げるうち、野菜町との境の山をこえて、行ったことのない野菜村に入り込んでしまう。そこで親切な里いも家族に出会う。穏やかな里いも家で暮らすうちにしだいにぎすぎすした心がいやされてくる。そして意外なことに野菜たちから信頼され、頼られるように。だがそんなある日、里家族とともに高級車に乗せられ、林の奥の建物につれていかれ監禁されてしまう。そこに現れたのは。巨大な醜く恐ろしい姿をしたドリアン。ドリアン一族はそのおそろしい姿となぞめいた魔法を使うということで、みなに疎外されていた。数十年前、村人に襲われて果物村を追われたドリアン一族は野菜村にのがれたが、そこでも迫害を受ける。そうした仕打ちを恨みにおもった、当時、子供だったドリアンが成長して、果物、野菜の両町に復讐しようと、町の人々を怪物にする魔法をかけていた。自身も孤児で、迫害された境遇にひそかな共感をもつライムはドリアンを救うことを決意する。過去に偶然みつけた聖なる泉を、必死の努力のすえに持ち帰り、ドリアンにかける。目が覚め、のろいから覚醒したかのようなドリアンは過去の事件を含めてすべてを話す。そこには、野菜町と果物町との確執の真実、そしてライムの出生の秘密につながる情報があった……
文字数 121,929
最終更新日 2025.06.27
登録日 2025.06.27
昔話やお伽噺、お子様から大人まで老若男女問わずお読み頂けます。
一部作品には当時のままで短編編集しております。
言葉や表現に差別や侮蔑等不快に感じる場面もございますが、その場合ブラウザバックをお勧め致します。
※R15指定は保険です。
文字数 13,968
最終更新日 2025.06.23
登録日 2024.12.10
時は天正18年、東北最大の勢力を持つ「伊達家」と九州最強の勢力を持つ「島津家」、二つの武家の分家に当たる会津を治める「鬼龍家」の若き当主、『鬼龍 真斗』は家老『河上 源三郎』と共に平安京を訪れていた。
そこで真斗は平安京一の美女、『竹取(かぐや)姫』の求婚の為の無理難題を聞き、自身の力試しの為に難題に挑む。
かぐや姫は初め、五人の求婚者と同じであろうと考えたが、真斗の純粋な手作りの品々に心ときめかせ、真に真斗への愛を抱いた。
その後、二人は皆に祝福されながら結婚した。そして二人は天下統一の戦いや第10次十字軍による日ノ本へ侵攻、ヨーロッパへの大遠征による欧州戦没、そんな残酷も美しい戦国の世を強く生きるのであった。
文字数 409,740
最終更新日 2025.06.22
登録日 2024.10.23
春の終わり、ソウタとユウトは、林の中で小さな黒い箱を見つけた。
不思議な模様が彫られたその箱には、なにかが封じられている気配があった。
「これ、ふたりの宝物にしよう」
でも、ソウタは“なんとなく”その手を引っ込めてしまう――。
それからユウトは、少しずつ変わっていった。
声を聞き、光にふれ、やがて姿を消す。
ソウタは彼を救うため、異世界へと足を踏み入れるが、そこは“なにもかもがきれいで、なにもかもがこわい場所”だった。
ぼくらは、なにを選ぶ?
本当の友だちって、なんだろう?
友情と恐怖が交差する、クトゥルフ風味の児童文学。
文字数 9,245
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.14
『ようこそあべこべワールドへ。
ここではすべてがあべこべ。
右を向けば上を向き、上を向けば下を向く。
歩くだけでも苦労する。
そんなヘンテコでおかしなあべこべの世界。
さぁ、貴方はどこへたどり着くのでしょうか?』
※一部AI使用
この小説は、あべこべの世界に迷ってしまった主人公の貴方が、たくさんの事に巻き込まれながらも、謎を解き、冒険して、自分を知る。そんな冒険物語。不思議の国のアリスを元に、様々な童話のネタを取り入れた謎解きファンタジーです。
・あらすじ
【第1章 逆さまの迷宮】
不思議な歌が聞こえてくる。「おむすびころりん、スットントン」気になって、歌が聞こえる穴を覗き込むと、摩訶不思議な世界へ落っこちてしまった。
あべこべな世界に心を躍らせるが、どうにかして元の世界へ帰らなければならない。
チェシャ猫の言葉から、ヒントをもらいながら、冒険していく謎解きファンタジー。
【第二章 逆転迷宮の扉】
遅刻しそうな白ウサギのために、扉の謎を解いて、開けてあげるお話。
しかし、ここは方向感覚がおかしい世界。迷子になったり、そもそも行きたい方向へ進めなかったり…となかなか上手くいかないようです。
【第参章 狂ったお茶会の成れの果て】
おかしなお茶会に迷い込んでしまった。
先程も同じことを聞いたような‥見たような…なぜか抜け出せないお茶会。しかも、帽子屋や三月ウサギ、眠りネズミから様々なクイズを出されて、頭がおかしくなりそう。
ここから抜け出すには、どうしたらいいの‥?
※帽子屋も三月ウサギも眠りネズミも、悪い人(?)たちではありません。ただ、頭が狂っていておかしいだけです。ちゃんと味方?です。
【第ご章 謎解きと歪んだ法廷】
目の前には、何故か赤ずきんと白雪姫がいる。女王様はカンカンに怒っており、嘘つきを見つけろと叫んでいた。たくさんのヒントを元に、謎解を解く話。…今度は自分の無実を証明しろ!?なんで、こんな目に合わないといけないの?
【第6章 終わりなき正しい道へ】
裁判が終わると、何故か下へと落ちていく。グリフォンが爪を引っ掛けて助けてくれた。チェシャ猫とグリフォンの導きのままに、扉を開くための問いかけに答えていく、最後のお話。
※あくまでも作者が頑張って考えたあらすじです。本編とは少し違う部分があるかもしれません。
※♡ ・コメント・感想など、お待ちしております!してくれたら、泣いて喜びます!
文字数 25,512
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.06.14
2011年頃にふと書き残していたお話です。
ウサギのお母さんと子供のお話です。
親も子も強く生きていって欲しいなと思って書いたのを覚えています。
文字数 1,374
最終更新日 2025.06.14
登録日 2025.06.14
ある世界に幸せの生き方を説く若い娘がいました。穏やかで聡い娘のルルに人々は悩みを告げ解決して行く物語
文字数 7,173
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.05.02
文字数 3,458
最終更新日 2025.05.28
登録日 2025.05.28
他サイトコンテスト(終了)参加作です。
〆切時間ぎりぎりで、15分くらいで書いたものですが、それなりに気に入っています。
文字数 720
最終更新日 2025.05.28
登録日 2025.05.28
「昔々」ではじまるお話です。
日本の昔話を下地に、オリジナルキャラクターと過去の時代や現代の星にまつわる題材をあわせて仕上げました。イメージは、「現代の語り部が語る昔話」。
日本昔話に題材は取りましたが、ストーリーは完全にオリジナルです。
夕づつ=宵の明星。「つつ」は、古代「星」を意味する言葉として使われていました。
別サイトでコンテスト(終了)参加した作品です。
現在、個人的に紙芝居化を考えています。
文字数 1,979
最終更新日 2025.05.27
登録日 2025.05.27
現実界に住む魔法使いのすぐるが、幻想界へと旅立ち、仲間たちと共に悪魔王カオスを倒して数年後、すぐるは幻想界で出会い、『誓い』を結んだ魔族の少女リリスと共に、現実界で平和な生活をおくっていました。
しかし、祖父から魔力を受け継いでいるすぐるは、現実界での生活にはなじめず、他の生徒たちからは好奇の目で見られたり、化け物扱いされていましたが、祖父から託された使命の事、リリスが亡き両親から託された使命の事などが忘れられず、再び幻想界へ旅立とうと決意をしたのでした。
今回は主人公が三人で、それぞれの物語を進んでいくことになります。
文字数 101,597
最終更新日 2025.05.27
登録日 2024.02.17
小鬼は村の子供たちと仲良くしたいのですが、なかなか上手く行きません。そんなある日……。
文字数 1,660
最終更新日 2025.05.24
登録日 2025.05.24
文字数 1,819
最終更新日 2025.05.17
登録日 2025.05.17
昭和39年……福島県いわき市……相次ぐ炭鉱閉鎖という時代の中で昭和の子供たちはたくましく生きていた。これは高度経済成長に取り残された人たちが少年時代にあった時のお話。
文字数 2,227
最終更新日 2025.05.15
登録日 2025.05.15
文字数 837
最終更新日 2025.05.08
登録日 2025.05.08