都市伝説小説一覧

件
都市伝説
深夜零時の路地裏で
誰かの影が囁いた
「聞こえるか、この街の秘密
夜にだけ開く扉の話を」
ネオンの海に沈む言葉
見えない手が地図を描く
その先にある、無名の場所
地平線から漏れる青い光
ガードレールに佇む少女
彼女の笑顔は過去の夢
「帰れないよ」と唇が動き
風が答えをさらっていく
都市伝説、それは鏡
真実と嘘の境界線
求める者には近づき
信じる者を遠ざける
ある者は言う、地下鉄の果て
終点に続く、無限の闇
ある者は聞く、廃墟の教会
鐘が鳴れば帰れぬ運命
けれども誰も確かめない
恐怖と興奮が交わる場所
都市が隠す、その深奥
謎こそが人を動かす鍵
そして今宵もまた一人
都市の声に耳を澄ませ
伝説を追い、影を探す
明日という希望を忘れながら
都市は眠らない、決して
その心臓が鼓動を刻む
伝説は生き続ける
新たな話者を待ちながら
文字数 318,501
最終更新日 2025.06.30
登録日 2024.09.01
T都の名門、私立叡明女子高は全国でも例のない全寮制の女子高で、首藤芹(すどうせり)はとある理由で親元から離れたく、見事入学を果たしました。しかし校内の生徒たちの関係性は思ったより閉鎖的で、セリはそれでも気の合う仲間たちを見つけ、つつがなく学園生活を送っていました。
そんな生活に暗雲が立ち込めたのは、不思議な転校生、八田真姫(はったまき)がクラスにやって来てからでした。それからセリは数々の怪異に巻き込まれることになり、彼女の学園生活は思ってもいなかった方向に走り出します。
ジャンルは学園ホラー・ミステリー・ファンタジー。各章ごとに怪異が持ち上がり、それを解決しながら大筋の謎を解いていくという展開になります。
※性的表現や暴力表現は極力抑えてますが、ホラーの性質上残酷表現は全開にしてますので、グロいのが苦手な方はご遠慮下さい。
文字数 152,364
最終更新日 2025.06.30
登録日 2024.12.19
これは創作です。
実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。
本当に、実際に起きた話ではございません。
なので、安心して読むことができます。
オムニバス形式なので、どの章から読んでも問題ありません。
不定期に章を追加していきます。
2025/6/30:『たんざく』の章を追加。2025/7/7の朝4時頃より公開開始予定。
2025/6/29:『くもりぞら』の章を追加。2025/7/6の朝8時頃より公開開始予定。
2025/6/28:『かぜになびくひと』の章を追加。2025/7/5の朝8時頃より公開開始予定。
2025/6/27:『とおりあめ』の章を追加。2025/7/4の朝4時頃より公開開始予定。
2025/6/26:『もぐら』の章を追加。2025/7/3の朝4時頃より公開開始予定。
2025/6/25:『つうち』の章を追加。2025/7/2の朝4時頃より公開開始予定。
2025/6/24:『ひやみず』の章を追加。2025/7/1の朝4時頃より公開開始予定。
文字数 546,620
最終更新日 2025.06.30
登録日 2024.01.18
都市伝説と言う言葉が一般的になって間もなく、高校生の間ではある噂が広まっていた。
一見すると普段通りの教室、それでも誰もが違和感を覚える。
そんな中、突然知らないクラスメイトの名前を叫びながら発狂する生徒が増えている、という噂が。
更に不思議な事に、それら都市伝説を調査しても、誰もが噂の発端に到達することが出来ないのである。
同じ頃、日本各地では奇妙なフライング・ヒューマノイド(空に上がって行く人間)の目撃証言が相次ぐ。
更に年月が過ぎ、新たな都市伝説が密かに語られるようになって行く。
それが「人型ルアー」の都市伝説である。
人型ルアーはその名の通り、人間そっくりに作られた釣り具の「ルアー」である。
魚釣りで使われるルアーは、小魚に似せたものを、釣り人が如何にも生きているように竿を操り、魚を騙して釣り上げる道具だ。
この人型ルアーも、まるで生きた人間のように社会の中で生活をし、人間関係を築き、時には恋をする。
そして、恋に落ちた瞬間を狙い、天空へと釣られて行くのだとか。
・・・・誰に釣られるのか?
オカルト専門家の間では、この都市伝説は、先の二つが結び付き発生した単なる噂とされている。
それでも学生の間では、身近なオカルトとして語り継がれているのだそうだ。
それだけ登校した朝に、教室に違和感を覚える生徒が多い事の証明でもある。
・・・・この教室には、もう一人誰か居たのではないか、という違和感が。
文字数 12,253
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.06.21
帝国妖異対策局では、危険な妖異についての情報を臣民の皆様に提供しております。妖異に遭遇する危険性はいつでもどこでも誰にでも存在しています。もし妖異を目撃した際には直ちに帝国妖異対策局までご連絡ください。
※メタ注意書き
・SCP財団やRPC機構のような報告書形式で異常なお話を紡いでいく感じです。
・一種の図鑑のようなもので、各記事は独立した内容となっており、どからでも読むことができます。
・上記の理由から、タイトルのTYT番号が途中で飛んでいることもあります。
・二次創作大歓迎です。お好きな妖異をご利用ください。引用の際は「(管理番号)@帝国妖異対策局」と紹介文や本文あるいは近況ノートなどのどこかに一つ入れていただければOKです。
文字数 27,960
最終更新日 2025.06.29
登録日 2025.05.05
祖母と田舎で二人暮しだった七五三掛清陽、祖母の死後急に現れた親戚を名乗る男、蔵守大和に先祖の話を聞かされ自分が呪いや妖を引き寄せやすい性質だと知らされる、清陽は自分の身を守るため個性的な人達と呪物収集の仕事を手伝いながら呪物について学んでいく。
呪物を題材にしているのでホラーにしていますが、あまりホラーにならない気が、、、
お気軽に暇を潰していただければ幸いです。
不定期連載です。
文字数 9,390
最終更新日 2025.06.27
登録日 2025.06.26
霧に包まれた山間の村には、誰も足を踏み入れようとしない祠があった。村人たちはただ「影の祠」と呼び、その存在に触れようとしない。大学院生の紗織は、その場所に眠る伝承を解き明かすため、静かな決意を胸に調査に向かった――。
文字数 4,680
最終更新日 2025.06.27
登録日 2025.06.27
「記録された者は、存在を失う」
――廃病院に残された“呪われた手術台”の都市伝説。
それを検証すべく潜入した、大学のミステリー研究サークル5人。
だが、そこにあったのはただの廃墟ではなかった。
“記録を蓄積し、存在を書き換え続ける”異常空間。
無人のはずのナースステーションに響く足音。
映像に映るはずのない“第6の影”。
崩れゆく記憶、重なる時間。
そして「まだ終わっていない手術」が示す、終わらない記録の恐怖。
自分は本当に「今ここにいる」のか?
見ているこの世界は、他人の記憶ではないのか?
観察者であり、被観察者である“白石透真”の視点を軸に、
理性と存在そのものが溶解していく、緻密で不気味なホラーミステリー。
文字数 30,476
最終更新日 2025.06.25
登録日 2025.06.25
管理人自身の恐怖体験や、ネット上や読書で知った大量殺人犯、謎の未解決事件や歴史ミステリーなどをまとめた忘備録。
個人的な記録用のブログが削除されてしまったので、データを転載します。
文字数 860,037
最終更新日 2025.06.22
登録日 2018.03.19
文字数 20,095
最終更新日 2025.06.21
登録日 2024.01.19
都市伝説を追うライター・椎名梓の元に届いた、一冊の黒い手帳──。
その手帳に名を書かれた者は「顔を失って死ぬ」。
ありふれた怪談のように思われた噂は、やがて現実を侵食し始める。
異様に重く、血のような赤黒いインクでびっしりと名前が書かれたダイアリー。
辿り着いた廃神社、異質な日本家屋、記憶を失った少女・柚月。
現実と幻、夢と呪いの狭間で、梓は“この世界の裂け目”に触れる──。
「その名前を書いたのは、誰?」
「そして、誰が私の顔を削るのか。」
都市伝説×心理ホラー×異界。
文字数 23,244
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.05.07
――語り継がれたものには、理由がある。
千年の都・京都。
伝統と信仰、四季のうつろい、そして静寂の裏にひそむのは――決して語られてこなかった“もうひとつの京都”。
町家に残る襖絵の中で笑う影。
祇園の路地裏に立つ、声を持たぬ舞妓。
五山送り火の夜、山中に見える“焚かれていない火”。
千本鳥居の奥で帰れなくなった男と、代わりに戻ってきた“何か”。
風景は美しく、人々は優しい。
けれどそれは、よそ者にとっての顔。
その場所を歩くなら、どうか耳を澄ませてください。
聞こえてくるのは、過去の音か、未来の呼び声か――。
文字数 47,167
最終更新日 2025.06.16
登録日 2025.06.15
文字数 45,470
最終更新日 2025.06.13
登録日 2024.02.14
文字数 51,105
最終更新日 2025.06.07
登録日 2022.12.14
文字数 13,367
最終更新日 2025.06.06
登録日 2024.08.30
そのマンションでは、やたらと“親切な人”ばかりが暮らしていた。
引っ越してきた川島光莉は、毎日のように“おすそ分け”を受け取る。
手料理、果物、煮物、スープ……誰もが笑顔で「気にしないで」と差し出す。
最初はありがたいと思っていた。だがある日、光莉はある疑念を抱く。
「……私、何か“代わりに渡すもの”を求められてる?」
冷蔵庫の奥に、誰も入れていないはずの何かがある。
鍋の底に沈む、歯。
笑い声が静かな夜に響き、訪問者は絶えず――
そして彼女は気づく。
“親切”とは、引き返せない儀式の第一段階だったことに。
笑顔の住人たちが揃うとき、「渡す側」の顔が完成する。
これは、“親切”という名の制度に取り込まれた女の記録である。
共助プロトコル_0→Terminationまで、全6章構成の儀式的ホラー。
※若干のグロテスク描写・猟奇的展開あり
苦手な方は閲覧をお控えください。
文字数 24,859
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.05.19
これは、ある男の日報。それをここに書き写します。毎日18時に届く謎の日報。嘘か誠か、それすらも分からない不思議で少し不気味な話の数々。
これを書いた本人はきっと今もどこかで日報を書いている。
僕はこの記録を続ける、その日報が届き続ける限り。
短い話となりますので良ければ読んでください。
日報が届き次第、こちらに記載を予定しております。
日報の文面についてこちらで解釈し、添削を加えております。一部表現につきまして、○○などで表現する場合がございます。ご了承ください。
短編(日報)と長編(物語形式)2種類を載せていきます。
episode〇は短編(日報)、人見秀一の黙秘録episode〇は長編(物語形式)です。
物語形式の"人見秀一の黙秘録"については日報受取人の日報内に出てくる人物、人見秀一の体験談を掲載していきます。
文字数 17,338
最終更新日 2025.05.24
登録日 2025.03.13
梅雨明け間近の蒸し暑い夜、小さなバーを営む主人・三島陽介の前に、一人の謎めいた男が現れる。男は「失われた酒」を求め、古びたスーツに身を包んだ姿で、静かに酒を嗜む。やがて彼のグラスが忽然と消えたのをきっかけに、店では次々と物が消えていく不可解な現象が起き始める。
最初はただの錯覚か紛失だと思っていた陽介だが、グラス、ボトル、ライター、時計——小さな“喪失”が積み重なり、不安は確信へと変わる。やがて、再びあの男が店に姿を現し、前回とまったく同じ言動を繰り返し始める。
これは偶然か、それとも必然か。男の正体と「失われた酒」の意味、そしてこの店に起きている奇妙な現象の真相とは——。
文字数 10,641
最終更新日 2025.05.19
登録日 2025.05.19
ある日、人気の写真加工アプリを試した女子高生・沙月は、背景に“見知らぬ女”が写り込んでいることに気付く。
削除しても、アプリを消しても、女は“映り続ける”。
次第に日常が歪みはじめ、周囲の人間にも不可解な異変が──。
やがて判明する、そのアプリには呪いのコードが仕込まれていた。
“自分の顔”を失った女は、新たな身体を探してネットの海を彷徨っている。
写真を通じて、彼女は少しずつ沙月の“中”に入ってきた。
──この世界で“彼女”を消せるのは、誰?
文字数 24,496
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.05.12
坂本餅太郎が贈る、掌編ホラーの珠玉の詰め合わせ――。
不意に開かれた扉の向こうには、日常が反転する恐怖の世界が待っています。
見知らぬ町に迷い込んだ男が遭遇する不可解な住人たち。
古びた鏡に映る自分ではない“何か”。
誰もいないはずの家から聞こえる足音の正体……。
「餅太郎の恐怖箱」には、短いながらも心に深く爪痕を残す物語が詰め込まれています。
あなたの隣にも潜むかもしれない“日常の中の異界”を、ぜひその目で確かめてください。
一度開いたら、二度と元には戻れない――これは、あなたに向けた恐怖の招待状です。
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読み切りホラー掌編集です。
毎晩20:20更新!(予定)
文字数 340,765
最終更新日 2025.05.18
登録日 2024.12.10
この作品はフィクションです。登場する人物、団体、場所、出来事はすべて架空のものであり、実際の事象とは一切関係がありません。また、登場人物の名前にはプライバシー保護のため仮名を使用しています。
なお、作中に登場するオンラインツールやサービスの名称は舞台装置として使用されており、実際の機能や仕様を正確に反映するものではありません。
あらすじ
職場で異変が起こっている。先週の月曜日、高橋が体調不良で欠勤し、その日から社内のオンライン会議に異変が起こり始めた。次の日には佐藤と中村が欠勤、高橋は無断欠勤。それを見て青ざめる鈴木。さらに、欠勤していた佐藤の訃報が届けられる。
登場人物
田中(仮名)――チームAメンバー
高橋(仮名)――チームBリーダー
佐藤(仮名)――チームAリーダー
中村(仮名)――チームCメンバー
鈴木(仮名)――チームCメンバー
山本(仮名)――プロジェクトリーダー
関連作品
■ 【悲報】メンヘラ化した無能な部下、翌日別人のように有能になる→なお正体【困惑】
無能な部下が自殺未遂の翌日、別人のように優秀になった。ただし――
https://www.alphapolis.co.jp/novel/866508918/246942293
文字数 7,593
最終更新日 2025.05.18
登録日 2024.12.09
毎日通う学校が、安心、安全な場所でなくなったら、誰に何を願う?
探偵は、中一女子。
依頼人は、他校の女子中学生。
『ある公立中学校の校門前から中学一年生女子が消息をたった。
その中学校では、校門前に監視カメラをつける要望が生徒と保護者から相次いでいたが、周辺住民の反対で頓挫した。』
という旨が書いてある手記は。
私立中学校に通う中学一年生女子の大蔵奈美の手に渡った。
中学一年生の奈美は、同じく中学一年生の少女萃(すい)と透雲(とおも)と一緒に手記の謎を解き明かす。
人目を忍んで発信された、知らない中学校に通う女子中学生からのSOSだ。
奈美、萃、透雲は、助けを求めるSOSを出した女子中学生を助けると決めた。
奈美:私立中学校
萃:私立中学校
透雲:公立中学校
依頼人の女子中学生:公立中学校
中学一年生女子は、依頼人も探偵も、全員、別々の中学校に通っている。
それぞれ、家族関係で問題を抱えている。
手記にまつわる問題と中学一年生女子の家族の問題を軸に展開。
文字数 262,208
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.02.28
男は猫を連れていた。彼等は奇妙な探偵であった。彼等は二人、いや、一人と一匹で探偵なのだ。そして、彼等は悪霊と戦う探偵でもある。しかし、悪霊が殺人事件をおこせるわけではない。彼等は言う。
「幽霊に人殺しなんてできません。人を殺せるのは人間だけです」
結局、この世でおこる事件は、この世で生きる人間がおこすのだ。
読んでいただき、ありがとうございます。
これで「猫の悪霊退治」の第一部が完結です。第二部にかんしては、執筆に少し充電期間をいただきます。
ハートやコメントなどで応援いただければ幸いです。
申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
文字数 147,605
最終更新日 2025.05.11
登録日 2025.04.08
「ご入居、ありがとうございます。ここは"死んだ人間が、帰ってくる家"です」
見えるはずのない者たち。聞こえるはずのない声。
事故物件専門の管理会社――その職員が体験した"本当にあった"恐怖の数々。
これは、あなたの隣の部屋でも起こりうる話。
文字数 12,493
最終更新日 2025.05.11
登録日 2025.05.11
僕が住んでいる街には"ご遠慮さん"という都市伝説が存在する
ご遠慮さんが渡してくる物を受け取ってしまうと呪われて死んでしまうというもの
文字数 3,223
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.05.02
夜の町を散歩する高校三年生の皆川和也は、歩道橋の上で会った男に、突拍子もない依頼を持ち出されたのであった。
超常現象研究所『白稜堂』を主宰する新堂武志は、皆川和也の母親からメールを受け取り、怪異を解決するため動き出したのである。
文字数 7,530
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.05.02
30歳の誕生日に魔法に目覚めた鞍馬花凛。
そして世間では『30歳直前の独身』が何者かに襲われる通り魔事件が多発していた。巻き込まれた花凛を助けたのは1人の青年。……彼も『魔法』を使っていた。
そんな時会社での揉め事があり実家に帰った花凛は、鞍馬家本家当主から呼び出され思わぬ事実を知らされる……。
完結いたしました!
ありがとうございました!
文字数 221,496
最終更新日 2025.04.24
登録日 2024.12.31