ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!

クナリ

文字の大きさ
28 / 28

2

「ユフィ、おれの妃のことだが」

「う、うんっ。聞くよ、ちゃんと聞く」

「以前、君の出していた条件があったな」

「あ、うん、あったね、そんなの」

「そのすべてに合致する人なんだ」

 えっ、とユーフィニアが飛び上がった。

「全部!? やったじゃない、リル! おめでとう! 最高のお妃様だね!」

「ああ。そうなんだ。だから、これは受け取れない」

 リルベオラスがポケットから取り出したのは、きれいに畳まれた紙片である。

「おれと君の離婚が成立していないのはな、これこの通り、まだおれがこれをここに持っているからだ」

「え? ……ああ、うん? 成立していない?」

「これを受け取るわけにはいかない。おれは、君と離婚はしない。うぬぼれるようだが、君は、本心からおれとの別れを望んだわけではないはずだ」

 ユーフィニアが、顔をしかめながら、人差し指の先をこめかみに当てる。

「なっ……そ、それは、あっでも、あれ? ご、ごめん、なんだからよく分からなくなってきた……? リルには理想的なお妃様がもういて、でも、私とは離婚してなくて?」

「そうだ。おれの妃は、君しかいない」

 リルベオラスが、まっすぐに、ユーフィニアのアイスブルーの瞳を見つめて、そう言った。
 雷に打たれたように、ユーフィニアが短く、しかし激しく体を震わせた。

「そ、……でも、あれ、私じゃ、例の条件になんて全然……」

「その条件て、なんだったっけな?」

「えっと、確か……きれいで、優しくて……」

 クライネが、「ユーフィニア様はとってもおきれいですよ! あたし、見習わないとっていつも思ってます!」

 ミルノルドが「ふん、それに、私たちに心を砕くだけでなく、農夫にも分け隔てなく優しく接したと聞いているわね」

 メサイアが「メイドにもですよ! 私たち、そういうユーフィニア様のお世話をするのがとても幸せなんです!」

「あ、ありがとう!? そ、それに、地位があっても偉ぶらなくて、働き者で、頭がよくて、多才で……?」

 ヒルダが、「ゆ、ユーフィニア様は一度も、ちゃんとお話もできないわたくしめに、偉ぶったりされませんでした。て、手品などいろいろなことをお出来になって、パーティの支度だって、み、自らされたと聞きましたし」

 ムシュが「エルダースの栽培に目をつけたのもユーフィニア様ですし、賢くておいでですねえ。ご自分でも畑を耕されて、働き者です」

 ユーフィニアが、たたらを踏みながらも続ける。

「あ、あとえーと、そう、おしゃれで、いいにおいがして」

 マティルダが「私と市に行った時には、特別値が張らなくても上品で仕立てのいい服をよく選んでおいででしたね」

 リビエラが「ユーフィニア様のつけておられる香水、とても自然でいい香りです。リルベオラス様も、たいそうお気に召しておいでとうかがっております」

「えっ、それは嬉しい……じゃ、じゃなくて、ほかには、そう、清潔好きで、整理整頓が得意で、自立もしていて、あと芸術的な感性も豊かで、動物や草花を愛でられる感覚と人柄も持ち合わせていて」

 エドンサルテが「このごみごみした小屋の中にあって、お前さんはすぐにそこら辺を片づけるよのう。それにここへ来た時には自分がどう暮らしていくかを考えておったし、まあまあ真面目に働いておるし、自立しているとも言えるじゃろ」

 それから、リルベオラスがさらに進み出てきた。
 ユーフィニアの手を取る。薬草を摘んだり加工するために荒れた指先を見られて、ユーフィニアが小さく震えた。

「どうした? 美しい手だ。城門前のあのバラ園は、城の中のおれの執務室からよく見える。バラを見るたびにおれは、君を想っている。いつか君と行った丘の上でも、君が優しい目で野の花を見ていたのを覚えているよ」

 その時には、ユーフィニアの双眸からは、大粒の涙がこぼれ出していた。
 それでも弱弱しい声で、続ける。

「あ、頭が、よくてえ……夫に頼らなくても生きていけるくらいの、商才なんかも、あったりしてえ……」

「エルダースだけでも充分だがな。商談に君も同席して成功させたし。それに、君があれと一緒に植えていたプラナス。実をつけたから、生のものやドライフルーツにしたものを売り出してみたんだが、かなり評判がいい。これも君の手柄だな」

 ユーフィニアは完全に涙声になっていた。

「つ、つけ足してよければぁ……戦争が嫌いでぇ、リルが、リルが危険な目に遭うような戦争、この大陸からなくせるくらいの、超凄い人が理想ですぅ……」

「ああ、エルダースもプラナスもな、特にグリーシャの富裕層に大人気だ。小国連合とことを構えると、どちらも手に入らなくなるのではないかとあって、グリーシャでは政治に影響力のある大商家から反戦の表明が続いている」

「じゃ、じゃあ、リルは」

「ああ。君のおかげでおれは、もう戦いに出なくてもいい。少なくとも、戦で死ぬことは当分ないよ。……おれの記憶違いでなければ、妻の条件はもう一つあったな?」

「……こ、心から、リルを……愛しています……!」

 こらえきれなくなったように、ユーフィニアはリルベオラスを強く抱きしめた。

「ユフィ、自分の悪評を、ずいぶん気にしていたな。でも、必ず変わるさ。おれたちのように。世の中、そんなに分からず屋ばかりじゃない」

「リル、わ、私……帰ってもいいのかなあ。またリルのところに戻って、リルのお妃様やっていいのかなあ。お姫様たちや、メイドさんたちや、大好きなみんなと、一緒に過ごしてもいいのかなあ。そんなに幸せになって、いいのかなあ……!」

 リルがユーフィニアの髪をさらさらとなでる。
 それを横目で見つつ、エドンサルテがわざとらしく嘆息する。

「まあ、そこそこ働き者ではあったが、帰る場所のあるやつはさっさと帰んな。ついでに、あれも見せてやったらどうじゃ」

 あれ? と一同が首をかしげる。
 エドンサルテが嘆息して言った。

「まったく、ちょっとよくできた調合の褒美に絵の具なんぞくれてやったら、仕事が終われば夜更けまでぺたぺたぺたぺた、うっとうしいったらありゃせん」

「あっ。エドンサルテ、それは言わない約束」

「した覚えがないな、そんなもの。ほれ、猫や。見せておやり」

 黒猫――ルリが、ひょいひょいと奥のほうへ歩いていった。
 そこには赤黒いカーテンがかかっている。ユーフィニアの部屋がその向こう側にあった。
 ルリが、カーテンのひもに爪をかけて器用に引っ張る。
 しゃっ、と音を立てて幕が開いた。

「な」「わあ」「ひゃっ」「えーっ」

 口々に、驚きと感嘆の声が漏れる。
 そこには、ユーフィニアの背丈ほどの高さのイーゼルが一台と、何枚かの油絵のキャンバスが置いてあった。
 いずれも、人物が一人ずつ描かれた肖像画である。

「おれ……だよな?」とリル。

「わたくしでしょうか……これは」とマティルダ。

「わ、わたくしめも、……ここに」とヒルダ。

 口々に、自分の肖像画を見つけた者が、目を見開いていった。

「わ、わらわは!? わらわが見当たらないような!?」

「あ、ミルノルドは後回しにしてあって」

「後回しっ!? わ、わらわが後回し!」

「だ、だってそのぎらぎらの金髪ちゃんと塗るの大変そうだから! あれだよ別に後でいいやとかそういうんじゃないよ!? て、ていうか、みんな勝手に描いたりしてごめん!」

 ユーフィニアがぺこんと頭を下げる。

「もう、二度と会えないんだろうと思ってたから……それで、つい……。じ、実は私、もともと画家になりたくて! 似顔絵とか肖像画は得意じゃないんだけど、でもやっぱり私が今描きたいものって、これしかなくて……ま、まずかった……かな?」

 深く腰を折ったままそう言い終えたユーフィニアが、再び顔を上げると。
 そこには、全員の、満面の笑顔があった。

 マティルダが言う。

「リルベオラス様の妻の条件の中で、残っていたのは、芸術的な感性でしたね。私たちが証人です。素敵な絵を描かれるのですね。画才がおありとは、存じませんでした。まるで本職の画家ではございませんか。……また一つ、末永くまでのお仕えのし甲斐が増えましたよ」



 ややあって。
 帰途につく馬車には、リルベオラスの隣に、ユーフィニアが乗ったものが一台あった。
 来る時にはリルが騎乗していた黒い馬は、今はその馬車を引いている。
 当然のように、ルリがしっぽを揺らして、彼らの足元に乗り込んでいた。
 なお、肖像画は描きかけのものも含めて、すべてほかの馬車に、画材ごと積んで運んでいる。

 エドンサルテに借りた茶器でメサイアが入れてくれた紅茶――茶葉は持参していた――をリルベオラスが薄い陶製のマグにつぎ、プラナスの実と共にユーフィニアに渡してきた。

 栽培されたプラナスの実を口に入れるのは、ユーフィニアは初めてだった。
 穏やかな甘さに、木の実らしい酸味が加わり、本当にユスラウメにそっくりで、大変味がいい。
 いいものができたんだな、とユーフィニアは、栽培の発起人としてはたいぶ遅めの感銘を受けていた。

「ユフィ、提案なんだが。別邸はアトリエにでもして、城で暮らさないか。君が別邸で暮らすと聞いた時、正直なところ、王と王妃を含め城の中の者はみな胸をなでおろしたと思う。君の前評判を聞く限り、そのほうがいらぬいさかいを起こさないで済むとな。だが、今はむしろ君のことを見て欲しいんだ、おれの国のみんなに。いや外のみんなにも」

 ユーフィニアが体を固くした。
 だがこれは、リルベオラスと共に生きていくことを選んだのなら、避けられない道であることはすでに分かっている。

「うん。そうさせて。私もやっと、その覚悟が決まったから。きっと、私の評価をいいほうに変えてみせるね」

「いいほうに変化、か。喜ばしいことだ。うぬぼれでなければ、おれもようやく閨で君に触れる許可をもらえそうだしな」

「えっ!?」ユーフィニアの体が、さっきよりも硬直する。「そ、れ、は、……その。あの、なんというか」

 ユーフィニアがうつむく。口の中で、なにかをぼそぼそとつぶやいていた。
 馬車の音にかき消されてしまい、なんと言っているのかは隣にいても分からない。
 からかい過ぎたか、とリルベオラスが反省して、妻の髪を撫でようとした時。

「……ます」

「ん?」

 ユーフィニアが、ぱっと顔を上げた。頬がプラナスの実のように赤く染まっている。

「こんな私でいいのなら、お、お、お気に召すがままに、差し上げます! って言ったの! ……え? な、なんで笑うの!?」

「いや、悪い悪い。そういえばユフィ、以前、少し気になったことがあったんだが」

 ふくれっ面のユーフィニアの顔に、冷や汗が浮かんだ。

「……気になることと言われれば……心当たりは山ほどあるけど、どれでしょーか……」

「前におれが君に迫った時、『この体の私と』と言っていたんだ。その言い方が、なんだか引っかかってな。その体じゃない・・君がいるのか?」

 ユーフィニアは、少し考えてから――言うべきかどうかを迷ったのではなく、どう説明するのがいいのかを考えたために――、彼女の身に起きたことを少しずつ語り始めた。

 この世界で、初めて瞼を開いた時とは違う。
 今は、ここに、愛も信頼もある。
 自分が何者で、どう生きていくかも自分で決めた。それは、とても幸福なことだ。
 だから本当のことを言うのは、まったく怖いことじゃない。

 まだ日は高い。
 彼らの行くべき新たな道程も、まだ始まったばかりだった。


感想 1

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(1件)

end_lol
2026.02.08 end_lol

香辛料が少なくて朝食の目玉焼きには塩だけでコショウが無いと言っているのに、サンドイッチのポテトサラダにはコショウが効いてる。
お茶として飲んでた葉っぱを炒ったものをコショウの代わりにしようとしてるけど、ポテトサラダに入っていたのは何だったんだろう?

解除

あなたにおすすめの小説

<完結>溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~

夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」  弟のその言葉は、晴天の霹靂。  アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。  しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。  醤油が欲しい、うにが食べたい。  レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。  既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・? 小説家になろうにも掲載しています。 本編完結済み。 続きのお話を、掲載中です。 続きのお話も、完結しました。

《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。 そして夢をみた。 日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。 その顔を見て目が覚めた。 なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。 数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。 幼少期、最初はツラい状況が続きます。 作者都合のゆるふわご都合設定です。 日曜日以外、1日1話更新目指してます。 エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。 お楽しみ頂けたら幸いです。 *************** 2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます! 100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!! 2024年9月9日  お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます! 200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!! 2025年1月6日  お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております! ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします! 2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております! こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!! 2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?! なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!! こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。 どうしよう、欲が出て来た? …ショートショートとか書いてみようかな? 2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?! 欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい… 2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?! どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう… 2026年2月12日 お気に入り登録800人達成?!! なんということでしょう!ユーディリア達が愛されてる…!!!

どうやら悪役令嬢のようですが、興味が無いので錬金術師を目指します(旧:公爵令嬢ですが錬金術師を兼業します)

水神瑠架
ファンタジー
――悪役令嬢だったようですが私は今、自由に楽しく生きています! ――  乙女ゲームに酷似した世界に転生? けど私、このゲームの本筋よりも寄り道のミニゲームにはまっていたんですけど? 基本的に攻略者達の顔もうろ覚えなんですけど?! けど転生してしまったら仕方無いですよね。攻略者を助けるなんて面倒い事するような性格でも無いし好きに生きてもいいですよね? 運が良いのか悪いのか好きな事出来そうな環境に産まれたようですしヒロイン役でも無いようですので。という事で私、顔もうろ覚えのキャラの救済よりも好きな事をして生きて行きます! ……極めろ【錬金術師】! 目指せ【錬金術マスター】! ★★  乙女ゲームの本筋の恋愛じゃない所にはまっていた女性の前世が蘇った公爵令嬢が自分がゲームの中での悪役令嬢だという事も知らず大好きな【錬金術】を極めるため邁進します。流石に途中で気づきますし、相手役も出てきますが、しばらく出てこないと思います。好きに生きた結果攻略者達の悲惨なフラグを折ったりするかも? 基本的に主人公は「攻略者の救済<自分が自由に生きる事」ですので薄情に見える事もあるかもしれません。そんな主人公が生きる世界をとくと御覧あれ! ★★  この話の中での【錬金術】は学問というよりも何かを「創作」する事の出来る手段の意味合いが大きいです。ですので本来の錬金術の学術的な論理は出てきません。この世界での独自の力が【錬金術】となります。

モブでいたはずの私が、ただひとりに溺愛されるまで

ChaCha
恋愛
乙女ゲームの世界に転生したことに気づいたアイナ・ネルケ。 だが彼女はヒロインではない――ただの“モブ令嬢”。 「私は観る側。恋はヒロインのもの」 そう決めて、治癒魔術科で必死に学び、気合いと根性で仲間を癒し続けていた。 筋肉とビンタと回復の日々。 それなのに―― 「大丈夫だ。俺が必ず君を守る」 野外訓練で命を救った騎士、エルンスト・トゥルぺ。 彼の瞳と声が、治癒と共に魂に触れた瞬間から、世界が静かに変わり始める。 幼馴染ヴィルの揺れる視線。 家族の温かな歓迎。 辺境伯領と学園という“日常の戦場”。 「……好き」 「これは恋だ。もう、モブではいたくない」 守られるだけの存在ではなく、選ばれる覚悟を決めたモブ令嬢と、 現実しか知らない騎士の、静かで激しい溺愛の始まり。 これは―― モブでいたはずの私が、ただひとりに溺愛されるまでの物語。 ※溺愛表現は後半からです。のんびり更新します。 ※作者の好みにより筋肉と気合い…ヤンデレ落ち掛けが踊りながらやって来ます。 ※これは恋愛ファンタジーです。ヒロインと違ってモブは本当に大変なんです。みんなアイナを応援してあげて下さい!! ※本編は完結しました。後日談をのんびり不定期でUPしてます。

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

親友面した女の巻き添えで死に、転生先は親友?が希望した乙女ゲーム世界!?転生してまでヒロイン(お前)の親友なんかやってられるかっ!!

音無砂月
ファンタジー
親友面してくる金持ちの令嬢マヤに巻き込まれて死んだミキ 生まれ変わった世界はマヤがはまっていた乙女ゲーム『王女アイルはヤンデレ男に溺愛される』の世界 ミキはそこで親友である王女の親友ポジション、レイファ・ミラノ公爵令嬢に転生 一緒に死んだマヤは王女アイルに転生 「また一緒だねミキちゃん♡」 ふざけるなーと絶叫したいミキだけど立ちはだかる身分の差 アイルに転生したマヤに振り回せながら自分の幸せを掴む為にレイファ。極力、乙女ゲームに関わりたくないが、なぜか攻略対象者たちはヒロインであるアイルではなくレイファに好意を寄せてくる。

悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます

綾月百花   
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。

大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!

古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。 その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。 『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』 昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。 領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。 一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――