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第二話 目指せスキルアップ!
仲間と共に
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ナガレからそう聞かれたタネツは、困ったように笑い、サングラスを外した。キリッとしたカッコいい目つきだ。ひょっとしたらそれを隠すためにサングラスをつけていたのかもしれない……。
「正直さ……ナガレ君を見てると思い出すんだよ。まだ希望があった頃の俺を……」
ぽつぽつと語りだすタネツ。ヒズマも横目でタネツを見つめるばかりで、ナガレの方を見ようとしない。
「俺が昔結婚してたってことは言っただろ? 嫁さんも娘もいて幸せで、だから冒険者家業も頑張った。バンバカ成り上がって格好いい姿見せるぞってな。しかし……ふとした瞬間すぐに、それが無くなっちまってよ」
(それってホントだったんだな……)
内心でそう思うナガレ。正直、適当なこと言っているだけじゃないかと疑っていた。
「今考えると、あいつが浮気してたんだろうな。そうなったら今まで頑張ってきたのが、急にアホらしく思えてきて……気がつきゃクエストにも行かなくなっちまった」
「…………」
ナガレは何も言えなかった。励ましてあげるべきなのかもしれないが、下手なことを言う勇気がなかったのだ。すると今度はヒズマも口を開く。
「私も一緒みたいなものよ。今はこんなおばさんになっちゃったけど、昔は付き合ってた恋人がいたの。でも……愛していたのは私だけだった。彼が突然消えた日に、私は死のうと思って冒険者になったの。私なんかモンスターの腹の中にでも収まれば良いって」
「え……む、むごい……」
「でもねナガレくん……あなたはこんな辺境の地に閉じ込められても、自分の無力さを叩きつけられても、今こうして強くなろうとしてる。誰になんと慰められたって、才能の差を感じちまってすぐ立ち直れるような強い人はそういないのよ」
そう言ってヒズマはナガレの肩に手を置いた。華奢な手だったが、ナガレにはずっしりと重く感じた。
「ナガレ君まで私たちのように腐ってほしくはないの。私たちはもう希望もねえダメ冒険者……でもナガレ君は違う。だから私たちにも手伝わせて、ナガレ君の成り上がりを!」
「俺からも頼む。嫌に感じるかもしれねえが、今のナガレ君を見てっと、まるで昔の自分みてえになっちまうんじゃ……って感じるんだ。拗ねたって何も変わんねえのに、諦めちまった俺みたいになってほしくない!」
タネツもヒズマも、真っ直ぐにナガレを見つめている。その目には確かな決意が宿っている……ナガレにすら分かるほどに輝いていた。
「ふふ……先輩。そりゃ違いますよ」
ナガレはニヤリと笑い、二人の方を見る。
「なんで先輩たちが『特訓を手伝わせてください』なんてお願いするんですか。普通オレが土下座してまで頼み込むモンでしょ!」
「え……?」
顔を見合わせるタネツとヒズマ。
「先輩たちの気持ちはスッゲーわかりました! ただ『手伝ってもらう』ってのは嫌です」
そう言ってナガレは二人に、人差し指をビシッと突きつけた。
「先輩たちが手伝うだけじゃあイヤです。この三人とアリッサで、みんなで特訓する。オレはこれじゃなきゃ絶対にイヤです!」
「わ、私たちも~⁉︎」
「そうですよ! これは絶対ですから! 来てくれる時はフル装備で来てくださいよ! おっとそうだった、あと一つなんですけど……」
ナガレは手を戻して腰に置く。そして「にへへ」と無邪気に笑った。
「先輩たちさっき、自分がもう腐り切ってるみたいなこと言ってましたよね。それ違いますよ。ホントに性根腐ってりゃ、オレのこと一も二もなく笑い者にしてもおかしくない……なのに笑うどころか『手を貸してやりたい』なんて思ってくれる人が、ダメなわけないです!」
そう言われた先輩二人は顔を見合わせ、そして……にこりと笑った。いつものニヒルな笑いではない、心からの笑顔。二人のこんな顔、初めてかもしれない。
「よっしゃ! それじゃ何から始めるか……って、ありゃ……」
ドサァッ!
「ぐえぇっ⁉︎」
ナガレがやる気を出したのも束の間、力が抜けて地面にへたり込んだ。話してるせいで忘れていたが、そう言えばもうヘトヘトだったっけ……。
「は、ハラへった~」
「ちっ、仕方ねえな。おらよっと! メシでも食いに行くか!」
ぐいっ!
タネツがナガレの腰を、大きな手で鷲掴み! そのまま米俵を担ぐように、肩に軽々の乗っけてしまった。
「うわっ! すっげー力持ち……」
「ふふっ、さすがタネツ~! 私も乗せてもらっていいかしら~?」
「ダメだ、お前は歩け!」
「……チッ!」
「ヒズマさん、本性出てますよ」
「ち、違うわよ~!」
そんな様子で歩いていく冒険者トリオ。それを後ろから見つめるアリッサとルックはニッと笑った。
「今回はあたしたち、要らなかったよね」
「全くだ! あんな暑苦しいモン見せつけやがって」
二人も後へ続く。優しく光る月の光とヨビカリ草を頼りに、一同は街へと帰っていった。
「正直さ……ナガレ君を見てると思い出すんだよ。まだ希望があった頃の俺を……」
ぽつぽつと語りだすタネツ。ヒズマも横目でタネツを見つめるばかりで、ナガレの方を見ようとしない。
「俺が昔結婚してたってことは言っただろ? 嫁さんも娘もいて幸せで、だから冒険者家業も頑張った。バンバカ成り上がって格好いい姿見せるぞってな。しかし……ふとした瞬間すぐに、それが無くなっちまってよ」
(それってホントだったんだな……)
内心でそう思うナガレ。正直、適当なこと言っているだけじゃないかと疑っていた。
「今考えると、あいつが浮気してたんだろうな。そうなったら今まで頑張ってきたのが、急にアホらしく思えてきて……気がつきゃクエストにも行かなくなっちまった」
「…………」
ナガレは何も言えなかった。励ましてあげるべきなのかもしれないが、下手なことを言う勇気がなかったのだ。すると今度はヒズマも口を開く。
「私も一緒みたいなものよ。今はこんなおばさんになっちゃったけど、昔は付き合ってた恋人がいたの。でも……愛していたのは私だけだった。彼が突然消えた日に、私は死のうと思って冒険者になったの。私なんかモンスターの腹の中にでも収まれば良いって」
「え……む、むごい……」
「でもねナガレくん……あなたはこんな辺境の地に閉じ込められても、自分の無力さを叩きつけられても、今こうして強くなろうとしてる。誰になんと慰められたって、才能の差を感じちまってすぐ立ち直れるような強い人はそういないのよ」
そう言ってヒズマはナガレの肩に手を置いた。華奢な手だったが、ナガレにはずっしりと重く感じた。
「ナガレ君まで私たちのように腐ってほしくはないの。私たちはもう希望もねえダメ冒険者……でもナガレ君は違う。だから私たちにも手伝わせて、ナガレ君の成り上がりを!」
「俺からも頼む。嫌に感じるかもしれねえが、今のナガレ君を見てっと、まるで昔の自分みてえになっちまうんじゃ……って感じるんだ。拗ねたって何も変わんねえのに、諦めちまった俺みたいになってほしくない!」
タネツもヒズマも、真っ直ぐにナガレを見つめている。その目には確かな決意が宿っている……ナガレにすら分かるほどに輝いていた。
「ふふ……先輩。そりゃ違いますよ」
ナガレはニヤリと笑い、二人の方を見る。
「なんで先輩たちが『特訓を手伝わせてください』なんてお願いするんですか。普通オレが土下座してまで頼み込むモンでしょ!」
「え……?」
顔を見合わせるタネツとヒズマ。
「先輩たちの気持ちはスッゲーわかりました! ただ『手伝ってもらう』ってのは嫌です」
そう言ってナガレは二人に、人差し指をビシッと突きつけた。
「先輩たちが手伝うだけじゃあイヤです。この三人とアリッサで、みんなで特訓する。オレはこれじゃなきゃ絶対にイヤです!」
「わ、私たちも~⁉︎」
「そうですよ! これは絶対ですから! 来てくれる時はフル装備で来てくださいよ! おっとそうだった、あと一つなんですけど……」
ナガレは手を戻して腰に置く。そして「にへへ」と無邪気に笑った。
「先輩たちさっき、自分がもう腐り切ってるみたいなこと言ってましたよね。それ違いますよ。ホントに性根腐ってりゃ、オレのこと一も二もなく笑い者にしてもおかしくない……なのに笑うどころか『手を貸してやりたい』なんて思ってくれる人が、ダメなわけないです!」
そう言われた先輩二人は顔を見合わせ、そして……にこりと笑った。いつものニヒルな笑いではない、心からの笑顔。二人のこんな顔、初めてかもしれない。
「よっしゃ! それじゃ何から始めるか……って、ありゃ……」
ドサァッ!
「ぐえぇっ⁉︎」
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「は、ハラへった~」
「ちっ、仕方ねえな。おらよっと! メシでも食いに行くか!」
ぐいっ!
タネツがナガレの腰を、大きな手で鷲掴み! そのまま米俵を担ぐように、肩に軽々の乗っけてしまった。
「うわっ! すっげー力持ち……」
「ふふっ、さすがタネツ~! 私も乗せてもらっていいかしら~?」
「ダメだ、お前は歩け!」
「……チッ!」
「ヒズマさん、本性出てますよ」
「ち、違うわよ~!」
そんな様子で歩いていく冒険者トリオ。それを後ろから見つめるアリッサとルックはニッと笑った。
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