【白銀の黒帝:8】魔大陸の学園

八木恵

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2章:魔族の学園

魔族の学園に転入 前編

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ここは、魔大陸の皇宮のある都市から魔道列車で1時間東にある名門の魔族学園である。 

純魔族、混魔族が多く劣魔族は3割である。16歳になる歳から通い期間は3年間で、その後は2年~4年生の高位学園に行く事も出来るが、行けるのは純魔族または混魔族のみである。

クラス編成は成績順となり、S~Eで、Sクラスは15名が定員でほぼ純魔族でしめており、A~Eは40名のクラスで200名で劣魔族は力の差でDかEとなっている。

◇◇◇
シリルは、魔皇帝にあった時の容姿で着衣が白地のブレザーに胸のぽっけには学園のエンブレムがあり、パンツはダークグレーで中はのシャツはグレーでネクタイはない。 
ゲールも同じ恰好、魔族で身長210CMで長身痩躯で肌は陽褐色で10CM程の角があり、髪瞳とも濃紺である。見た目年齢のみ10代になっている。

彼らは、今、魔族学園の学園長室にむかている。

「魔王様、昨日いきなりよばれて、連れてこられて、10代の魔族に擬態しろっていわれて、なんで魔大陸のしかも学園なんですか?」
「うん、おれ1人で行くの嫌だぞ。 だから、ゲールも学生してもらうぞ。 任務だぞ」というシリル。
「はぁー、わかりました。 あとで任務内容を教えてくださいよ。 魔王様」
「うん、わかったぞ。」といい、「俺が魔王っていうのは、魔皇帝以外知らないぞ。 だから、魔王ってよぶなだぞ。 シリルでいいぞ」というと、「ええ、わかりました。 シリル」といいながら、学園長室の扉の前につくのである。

急につれてこられたゲールとしては、戸惑いしかないのである。

ただ順応力の高いゲールだ。
学園長室の扉の前で、ノックをしてから「転入生のシリルとゲールです。」と扉の前でいう。

すると中から野太い声で、「中にはいりたまえ」と言われ、ゲールが扉をあけてシリルと共に入室するのであった。

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