【白銀の黒帝 :3】調停者は、暇つぶしに人間社会へ

八木恵

文字の大きさ
55 / 55
5章:エピローグ

さらば。って強制的に

しおりを挟む
俺とリンは王都から戻り、
女神信仰の普及の速さや神獣を悪とみなす動きがあることを話し合う。 
アークや俺が出来ることは神獣達に警告するぐらいだ。 
今後の神獣めぐりの旅の相談をしていると、白髪の金色の瞳の青年 創造神が、大魔王と元竜王もつれてやってきた。

「黒帝、『魔の森』にいて良かったのじゃ。」

俺とアークが話し合っている時に、何が良かったじゃ。 面倒な奴だな。
それに俺の事を黒帝って呼ぶな。 こいつがそういう事を言うって事は何かある。

「ったく、何しにきたんだ?」
「うん、儂も偶に神らしい事をしようと思ってな。 
 っていうかじゃ、ワシが神獣達を造ってじゃぞ。 しかも、結構きにっとるんじゃ。 可愛いしな。
(ごほん) 
 そんなの儂の可愛いい神獣達が殺されるかもしれないとわかったんで、動くことにしたんじゃ!」

おいおい、逆切れ? てか、なにお前そんなににノリノリなんだよ!! いい事は起きないって絶対。

「動くって何する気だ?」
「この前いったじゃろ。 最悪の事態の前に、儂が動くと。 
 じゃからな、神獣達とお前らを竜界に避難させる事にした。 
 竜界に大陸作ったし、あとは連れていくだけじゃ。 
 『魔の森』はごっそり持って行って、ここに同じやつのコピーを置くから、アークの家はここと竜界に存在することになる。」

はぁあああ、何いいだすんだよ。

「「地下忘れんなよー。 絶対だ!!」」俺とアークが口を揃えていう。
「もちろん、んじゃいくよー。」といって眩い光が包みこむ。

この日、人間の住む世界(人界)から一部の神獣をの残して殆ど神獣達が消えたのだが、人間達は気づくことはなかった。 
もともと、人間は共存と言っても、神獣の数も生息している場所も明確には把握していないから、気づく事はできないのであるが。。

◇◇◇
そして、問答無用で、竜界に到着したシュン達、はっきりいって先ほどと光景は変わらない。 
空気が竜界だ。

「到着じゃ。 ついでに、マナ循環のためユグドラシルも作ったのじゃ。 
 黒帝たまに神力と魔力注ぐんじゃよ。。この世界の名は、神獣竜界にかえる。  
 時間軸は、人界と同じにした。 黒帝、お主がここの世界の王じゃ。 よろしくね♪」

言い残して、青年(創造神)はサクッと消えた。

「ふざけんじゃねぇー。 勝手に移動するは、何が、よろしくねじゃ。 ぜってぇー、あいつぶっ殺す!」と俺はキレそうになったが、一番の心配ごとがある。 

「と、その前に、アーク地下!」といって俺とアークは急いで、アーク農場がある地下を見にログハウスへと走っていった。

シュンとアークが慌てて、ログハウスに入った姿を見送る、大魔王と元竜王。

「我、呼ばれた意味あったのか?」と大魔王が残っている元竜王とリンのほうをみるが、みんな、「さぁ?」という顔だ。
 
「。。われ、分った。 きっと、マジキレしたシュンの抑え要員だ。 あん時と同じメンバーだ。」というとリンに、大魔王と元竜王は納得した。 

そして、怒りよりも酒、タバコを心配したシュンの行動にほっとしていた。

こうして創造神の身勝手な行動によりシュン、リンとアークは神獣竜界での生活がはじまる。 
シュンとリンは、人間社会から世界ごと離れ、神獣竜界と魔界を行き来する生活となるのだった。

ちなみに創造神が、移動した『魔の森』は、もともと竜界にあった『深層の森』と融合された。
以前シュンが簡易拠点として作ったログハウスは、魔の森と深層の森の融合の際になくなったのだった。 
その事にシュンはかなり経過してから気づくのだが、あくまでも簡易拠点だったので特にきにしなかった。
なんせ、アークの家の間取りのほうが、簡易拠点よりも落ち着くからだ。
しおりを挟む

この作品は感想を受け付けておりません。

あなたにおすすめの小説

魔法使いじゃなくて魔弓使いです

カタナヅキ
ファンタジー
※派手な攻撃魔法で敵を倒すより、矢に魔力を付与して戦う方が燃費が良いです 魔物に両親を殺された少年は森に暮らすエルフに拾われ、彼女に弟子入りして弓の技術を教わった。それから時が経過して少年は付与魔法と呼ばれる古代魔術を覚えると、弓の技術と組み合わせて「魔弓術」という戦術を編み出す。それを知ったエルフは少年に出て行くように伝える。 「お前はもう一人で生きていける。森から出て旅に出ろ」 「ええっ!?」 いきなり森から追い出された少年は当てもない旅に出ることになり、彼は師から教わった弓の技術と自分で覚えた魔法の力を頼りに生きていく。そして彼は外の世界に出て普通の人間の魔法使いの殆どは攻撃魔法で敵を殲滅するのが主流だと知る。 「攻撃魔法は派手で格好いいとは思うけど……無駄に魔力を使いすぎてる気がするな」 攻撃魔法は凄まじい威力を誇る反面に術者に大きな負担を与えるため、それを知ったレノは攻撃魔法よりも矢に魔力を付与して攻撃を行う方が燃費も良くて効率的に倒せる気がした――

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜

旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
 女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!  HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。  跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。 「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」  最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~

津ヶ谷
ファンタジー
 綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。 ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。  目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。 その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。  その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。  そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。  これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...