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2章:訓練編
アレクが連れてこられた場所
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そして僕アレクとお兄さんがついた場所は、ログハウスがあり、ウッドデッキの上にあるベンチと椅子には、濃紺の髪色で長めのショートに、グレーのフード付きのポンチョを着て、黒の7分丈のカーゴパンツをはいた少年と白のニットに、黒のパンツで、濃紺の長いストレートを二つにしばっている綺麗可愛い10代後半のお姉さんが座っていた。
ログハウスの前には広い庭だ。 そして周りはどうみても森。
「シュンさん、そいつなのかだぞ?」って少年。 シュンと呼ばれたお兄さんが「ああ、こいつだ。ギルドの地下に隔離されてたからよ、連れてきた」といい、ウッドデッキの椅子に僕を下ろしてくれた。
俺シュンはいつもの指定席に肩ひじをつきながら座る。
「シュン、連れてきたのか。 様子見じゃなかったのか?」ってリン。
「このガキをここに連れてくれば、シリルがギルドの寮いかなくてすむだろ」というと、シリルが「それは、嬉しいんだぞ」という。
アレクが丸椅子に座りながら状況がまったくわかないままだ。
「貴方たちはどなたでしょうか? そしていったい何がおきてるんですか?」とやや大声でいわれ俺ら3人が爆笑。
そういや何も話してなかったな。
「俺、シュンな。 んで、隣がリン、んでこっちがシリルだ」ってとりあえず自己紹介だな。
「んで、お前の名前は?」って聞いたら、「アレクです。」って返事。
「アークを連れてくればよかったな。 我らでは説明が下手だ」ってリン。 確かにその通りだ。 様子見のつもりだったから、説明の面子を考えてなかった。
「うん、無理だぞ。」ってシリル。 うん、その通り。
「でもよー、とりあえず、リンが、1番この中じゃまともじゃねー」というと、シリルが頷く。
「そうだな」ってリン。 ちょっと溜息交じってますけど。。
「シュンがアレク連れてきた理由は、ここで我々がお前が学園にはいるまでの間、とりあえず自分の身を守れる程度まで鍛えるためだ。 簡単にいうとだ、我々は依頼されたわけだ。 今いるこの場所は魔の森だ。 森にはいると危険だが、こも敷地内は我々の知り合いしかこれないから、ある意味安全な場所だ。」
「魔の森って、人間は入れないんでは?」ってアレク。 へぇ~、よく知ってるな。
「ああ、その通りだ。 さっき言ったではないか、特定の人物しかここにはこれないと」
「という事は、間者はこないってことですよね。」
「ああ、これない」
「安心です。 それで、何を教えてくれるんでしょうか。 僕は紋なしですし。」
「紋っていうのはわかんねぇーけど、まぁ戦闘全般に、魔法だな。 2年で魔術はむりだしよ。」って俺、タバコをふかしながらいう。
「あと勉強か。 でも勉強は自分でやるもんだから教材はあたえる」っていっておいた。
アレクが申し訳なさそうに「あのー、シュンさん達も紋章ないですが、強いのでしょうか?」といわれた。
「紋章で強さが決まるのか?」
「そうだとマスターも言ってました」ってアレク。
「そういう認識なのかよ。 まぁ、俺の本業は魔術師な、戦闘はまぁまぁできんな。 リンも得意属性の魔術はつかえるし、戦闘もできる。 シリルも魔術師っちゃ、魔術師か。 んでもって、戦闘もちぃったーできる」って俺。
「お!俺、魔術師になったぞ」ってシリルが喜んでる。 そういや、俺がシリルを紹介するのに、はじめて今回魔術師っていってやったな。
「良かったな」ってリンが微笑んでるよ。
「えっと、魔術師って」ってアレク。
「それも知らねぇーのかよ。 まぁ、簡単にいうと演唱魔法よりもさらに廃れた魔法でな。 己の魔力のみを使い、自然の理を理解してロジック組んで発動する。 結果、無演唱になるのが魔術だな」
「え! そんなのがあるんですね。 でも。」っていうアレク。
「強いかどうかだったな。 んなの、シリルと軽い模擬戦でもみりゃわかるだろ」って俺。
「了解だぞ」ってシリル。
というわけで、俺とシリルは木刀だしてさっそく軽い対戦をする事にした。
一方、アレクの目では、早すぎてまったく何が起きているかわからない。 5分ぐらい経過して、「シュン、お昼の時間だ」ってリンがというと、2人が止まる。
「あんな感じだ」というリンに、アレクが「あの全然見えなかったんですが」という。
リンが笑いながら「まぁまぁ戦闘ができるっていっただろ」というのだった。
「そ、そうですね」としか言えない、アレクであった。 紋章なしであの戦闘能力、ますますこの人たちはいったいという疑問を残したまま。
ログハウスの前には広い庭だ。 そして周りはどうみても森。
「シュンさん、そいつなのかだぞ?」って少年。 シュンと呼ばれたお兄さんが「ああ、こいつだ。ギルドの地下に隔離されてたからよ、連れてきた」といい、ウッドデッキの椅子に僕を下ろしてくれた。
俺シュンはいつもの指定席に肩ひじをつきながら座る。
「シュン、連れてきたのか。 様子見じゃなかったのか?」ってリン。
「このガキをここに連れてくれば、シリルがギルドの寮いかなくてすむだろ」というと、シリルが「それは、嬉しいんだぞ」という。
アレクが丸椅子に座りながら状況がまったくわかないままだ。
「貴方たちはどなたでしょうか? そしていったい何がおきてるんですか?」とやや大声でいわれ俺ら3人が爆笑。
そういや何も話してなかったな。
「俺、シュンな。 んで、隣がリン、んでこっちがシリルだ」ってとりあえず自己紹介だな。
「んで、お前の名前は?」って聞いたら、「アレクです。」って返事。
「アークを連れてくればよかったな。 我らでは説明が下手だ」ってリン。 確かにその通りだ。 様子見のつもりだったから、説明の面子を考えてなかった。
「うん、無理だぞ。」ってシリル。 うん、その通り。
「でもよー、とりあえず、リンが、1番この中じゃまともじゃねー」というと、シリルが頷く。
「そうだな」ってリン。 ちょっと溜息交じってますけど。。
「シュンがアレク連れてきた理由は、ここで我々がお前が学園にはいるまでの間、とりあえず自分の身を守れる程度まで鍛えるためだ。 簡単にいうとだ、我々は依頼されたわけだ。 今いるこの場所は魔の森だ。 森にはいると危険だが、こも敷地内は我々の知り合いしかこれないから、ある意味安全な場所だ。」
「魔の森って、人間は入れないんでは?」ってアレク。 へぇ~、よく知ってるな。
「ああ、その通りだ。 さっき言ったではないか、特定の人物しかここにはこれないと」
「という事は、間者はこないってことですよね。」
「ああ、これない」
「安心です。 それで、何を教えてくれるんでしょうか。 僕は紋なしですし。」
「紋っていうのはわかんねぇーけど、まぁ戦闘全般に、魔法だな。 2年で魔術はむりだしよ。」って俺、タバコをふかしながらいう。
「あと勉強か。 でも勉強は自分でやるもんだから教材はあたえる」っていっておいた。
アレクが申し訳なさそうに「あのー、シュンさん達も紋章ないですが、強いのでしょうか?」といわれた。
「紋章で強さが決まるのか?」
「そうだとマスターも言ってました」ってアレク。
「そういう認識なのかよ。 まぁ、俺の本業は魔術師な、戦闘はまぁまぁできんな。 リンも得意属性の魔術はつかえるし、戦闘もできる。 シリルも魔術師っちゃ、魔術師か。 んでもって、戦闘もちぃったーできる」って俺。
「お!俺、魔術師になったぞ」ってシリルが喜んでる。 そういや、俺がシリルを紹介するのに、はじめて今回魔術師っていってやったな。
「良かったな」ってリンが微笑んでるよ。
「えっと、魔術師って」ってアレク。
「それも知らねぇーのかよ。 まぁ、簡単にいうと演唱魔法よりもさらに廃れた魔法でな。 己の魔力のみを使い、自然の理を理解してロジック組んで発動する。 結果、無演唱になるのが魔術だな」
「え! そんなのがあるんですね。 でも。」っていうアレク。
「強いかどうかだったな。 んなの、シリルと軽い模擬戦でもみりゃわかるだろ」って俺。
「了解だぞ」ってシリル。
というわけで、俺とシリルは木刀だしてさっそく軽い対戦をする事にした。
一方、アレクの目では、早すぎてまったく何が起きているかわからない。 5分ぐらい経過して、「シュン、お昼の時間だ」ってリンがというと、2人が止まる。
「あんな感じだ」というリンに、アレクが「あの全然見えなかったんですが」という。
リンが笑いながら「まぁまぁ戦闘ができるっていっただろ」というのだった。
「そ、そうですね」としか言えない、アレクであった。 紋章なしであの戦闘能力、ますますこの人たちはいったいという疑問を残したまま。
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