【白銀の黒帝：17】女神の紋章と紋章なし王子

4章：女神紋編

彼らが来てくれた

魔物の襲撃情報が相次ぐ中、会議室の扉が蹴り破り、入ってきたのは、
タバコをくわえて白銀の大剣を背にした黒のコートに戦闘服をきてフードを被った男と、隣には同じく鎌を担ぎ小柄な人と、同じ身長で武器はもたず小柄な人がはいってくる。


アレク、フローシア王、ギルドマスターが膝まづき「「「おかえりなさいませ、黒帝様」」」っていってくる。
タバコをふかしながら俺シュン。
「お！　久々にいい反応じゃねぇー」ってついつい言ってしまった。　最近誰だとか言われてたからな。
「お久しぶりです」ってアレク。
「王様になってんとはなー」って俺に、シリルも「おーびっくりだぞ」と呑気な会話。

「まぁ今回は、俺らもずーと地味に活動しててよ、憂さ晴らししてーから、魔物の殲滅はしてやんよ。　神獣も増えすぎたやつらだから殲滅していいっていうしな。　んで、ついでに浄化もしてやんよ」って言ってやった。

「また地味ーがまってるぞ」とボソっというシリル。　それを今いわないでほしい。

「あと最後に、調整者としてだ、うぜぇーから女神紋もってるやつ強制排除な。　猶予として3日後。　解除してねぇーやつ、強制的に迷宮都市の平原にあつめっから。」
「んじゃぁ、殲滅すんな」って俺達は転移していった。

◇◇◇

「ふぅーきてくださいましたね」っていうアレクに、フローシア王も「ええ、これで魔物と浄化は安泰じゃ」といい、ギルドマスターも「ええ、安泰です」と安心している。

「100万、50万、30万ですよ」と3国の王。

すぐ伝令が入った。
「30万の魔物が、たた2名で殲滅されてます」って伝令。
「50万は、5名で殲滅してます」っていう伝令。
他伝令が「100万は3名で殲滅してます。」という連絡がはいる。


100万のまものに3名って、きっとシュンさんたちかなって俺アレクは、伝令の言葉に安堵しながら椅子に座った。