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1章:非覚醒者の荷物持ち
非覚醒者の荷物持ちの戦い
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「まってくれ!」
既に疲労困憊の俺だが、押し倒されて起き上がり、全力で扉に向かって走った。
なのに、俺の目の前でむなしく扉が閉まった。
俺の目の前にうつったのは悪ブレもせず俺を蔑む表情の奴らだ。
ブォーという咆哮。それと一緒に風を切る音。
”ガン”、もの凄い衝撃が身体を打ち付けた。
「ぐはぁ」
あっという間に吹き飛ばされた。身体中がいたい。
たたきつけられた衝撃で岩が崩れ、その陰から人骨がみえる。
ここで死んだハンターの躯。幸いな事に剣がある。俺は必死で手をのばし剣を握る。
一匹のミノタウルスが突進しながら迫ってくる。
俺はここで死ぬだろう。でもやられっぱなしのままいられるか!
俺は剣を握り、思いっきりふり下ろした。俺の攻撃は、ミノタウルスの前足の筋を切るだけ。
「ざまぁねーな」
片足をつくミノタウルス。だが、俺の目の前で変異種が斧を振り下げている。
死んだな。
”スキル、生命体マナ吸収が発動します。生命体マナ10日分を吸収しました”
脳裏にひびくアナウンス。生命体マナ10日分。俺の身体が回復して異常に軽くなる。
すぐさま、変異種の攻撃を避け、本能のまま奴の足に切りつけた。
”生命体マナ30日分吸収”
意味がわからないが、吸収するたびに力がわく。
俺は、モンスターを切りつける事でマナを吸収する。それが丹田にたまるのがわかる。
ハンターの等級は、丹田にたまるマナ量と覚醒時に覚醒するスキルで変わる。
スキルが攻撃系であれば攻撃職だし、支援系・回復系もいる。スキルは多種多様で、すべて解明できてないが、その多くは剣士、拳士、魔法系どかだ。
俺は小さな傷から始まり、そして今、変異種の首を切り落とした。
戦い続けて数日は経過したと思う。
”変異種ミノタウルス討伐。生命体マナ、20年分を吸収しました”
20年分、つまり俺は今E級ハンター相当の力があるという事だ。
「はぁはぁ、俺は覚醒したのか」
”ボス、討伐報酬です。丹薬100年分。イベントリに格納しました”
「は?100年って。それにインベントリって。」
カチっとロックされていたボス部屋の扉があいた。
ようやく俺は外にでれる。
「支援要請できた。君、大丈夫か?」
「あ、はい」
ボス部屋は、扉が閉まってしまうとボスモンスターが倒されるか、ハンターが倒されるかのどちらかまで開かない。支援要請しても無理なはず。
「支援要請って」
「ち、気づいたか」
俺の首とチクッと針が刺さる。意識がもうろうとする。
「お前ら誰だ!」
だが、俺の意識は暗転した。
既に疲労困憊の俺だが、押し倒されて起き上がり、全力で扉に向かって走った。
なのに、俺の目の前でむなしく扉が閉まった。
俺の目の前にうつったのは悪ブレもせず俺を蔑む表情の奴らだ。
ブォーという咆哮。それと一緒に風を切る音。
”ガン”、もの凄い衝撃が身体を打ち付けた。
「ぐはぁ」
あっという間に吹き飛ばされた。身体中がいたい。
たたきつけられた衝撃で岩が崩れ、その陰から人骨がみえる。
ここで死んだハンターの躯。幸いな事に剣がある。俺は必死で手をのばし剣を握る。
一匹のミノタウルスが突進しながら迫ってくる。
俺はここで死ぬだろう。でもやられっぱなしのままいられるか!
俺は剣を握り、思いっきりふり下ろした。俺の攻撃は、ミノタウルスの前足の筋を切るだけ。
「ざまぁねーな」
片足をつくミノタウルス。だが、俺の目の前で変異種が斧を振り下げている。
死んだな。
”スキル、生命体マナ吸収が発動します。生命体マナ10日分を吸収しました”
脳裏にひびくアナウンス。生命体マナ10日分。俺の身体が回復して異常に軽くなる。
すぐさま、変異種の攻撃を避け、本能のまま奴の足に切りつけた。
”生命体マナ30日分吸収”
意味がわからないが、吸収するたびに力がわく。
俺は、モンスターを切りつける事でマナを吸収する。それが丹田にたまるのがわかる。
ハンターの等級は、丹田にたまるマナ量と覚醒時に覚醒するスキルで変わる。
スキルが攻撃系であれば攻撃職だし、支援系・回復系もいる。スキルは多種多様で、すべて解明できてないが、その多くは剣士、拳士、魔法系どかだ。
俺は小さな傷から始まり、そして今、変異種の首を切り落とした。
戦い続けて数日は経過したと思う。
”変異種ミノタウルス討伐。生命体マナ、20年分を吸収しました”
20年分、つまり俺は今E級ハンター相当の力があるという事だ。
「はぁはぁ、俺は覚醒したのか」
”ボス、討伐報酬です。丹薬100年分。イベントリに格納しました”
「は?100年って。それにインベントリって。」
カチっとロックされていたボス部屋の扉があいた。
ようやく俺は外にでれる。
「支援要請できた。君、大丈夫か?」
「あ、はい」
ボス部屋は、扉が閉まってしまうとボスモンスターが倒されるか、ハンターが倒されるかのどちらかまで開かない。支援要請しても無理なはず。
「支援要請って」
「ち、気づいたか」
俺の首とチクッと針が刺さる。意識がもうろうとする。
「お前ら誰だ!」
だが、俺の意識は暗転した。
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