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3章:学園都市編

授業でてないから、絡まれないと思ったけど

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それから特に絡まれることもない。 

なんせ、俺とリンは寮にはいるが学園にほとんどいない。 あれから面倒になり、俺は、図書館で本は読まず、授業中に図書館にいって本を大量に借りるようにした。 何気にアンガスから閲覧禁止図書の閲覧、貸し出し許可ももらっていた。 

元々引きこもり気質のシュンだ、ギルから任務が無い日は1日中読書したり、リンと訓練したり、作業場にいる。  全て寮で完結するのである。 ライナスとの訓練も島か部屋の訓練場だ。

そうこうするうちに前期テストだ。 

去年と同様、俺だけ魔界にいきテストが終わる頃もどる。 リンがライナスとイズミの勉強をみる。 
そして俺とリンは終業日まで部屋にこもりセックスだ。 珍しく俺が前日に、制御が終了した。
 
そして終業日、長期休暇も例年通りで竜界にいくことになっている。 
ライナスに、部屋へ来るように伝えさっさと寮に戻ろうとすると、またピンク頭の登場だ。 
今度は、リンにも何か言っている。  面倒なので、女避け棒で押し、さっさとリンと一緒に階段あたりで誰もいないところで転移して寮に戻った。

俺は、寮に戻って私服に着替えて、素になりながら、タバコに火をつけて一服する。
「リン、あいつなんだ。 リンにも何か言ってたな? 俺、臭すぎる奴が言っているのきこえねぇーんだ。 興味もねぇーから聞く気もなんだけどよ。」

まじ、ピンク頭うざい。

「テスト勉強で図書館にいるときも何かいってた。 シュンには自分が必要とか、われが独り占めしてるとか。 われがシュンが女性恐怖症だといっても、自分が克服させる為にいるとかいう。」

「はぁーなんだそれ。 俺の阻害消えてるのか? それはねぇーな。 他がふつうだ。 って、ライは平気か?」
「ライはイズミしかみてない。」
「ありゃ、無自覚なのか魅了だ。 にしてもあの女臭すぎる。 アンガスにあった時でもいうか。」といって、俺はタバコの火をけし、「ライが来るまで抱かせろ」といってセックスする。

だってよ、イライラした時は無臭のリンを抱くのが一番いい。

ライナス訪問ギリギリまでセックスし、ライナスに呆れられたのは言うまでも無い。 

この頃には、初心だったライナスも開きなおってしまっている。 そして、訪問時に飲む飲み物も、この頃にはコーヒーからエールに代わり、だんだん酒豪化してる。  竜界の宴会慣れのせいだな。 
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