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2章:臨海国家

精霊の塔についたけど

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一番近くの水の塔の前に立つ俺達だが、人が行きかう入口から離れたところに立っている。


「なるほどな。 少しは駄女神も考えたみてぇーだな」といってタバコをふかす俺。 
「われは、結界は苦手だ。」というリンに、俺が「シリルはどうだ?」と聞いた。

「全てではないぞ。 精神ダメージに変換してるぞ。 ただ、その時に魔力を吸い取ってるぞ。 
 で排出時も魔力すいとってるぞ。 うん? あー、この塔生きてるぞ。 
 塔の中で吸い取った魔力を元に魔物を作ってるぞ。 んで、たぶんだぞ、そのしまっている間に魔物を吸収して再度生成をくりかえしてるぞ」という。

結界系も勉強してるなシリルのやつ。

「その通りだ。 んでよー、これ俺らはいるとまずいよな。」
「うん、吸い取る魔力が割合指定だぞ。 はいったら、この塔破裂するか、暴走するんだぞ。」
「だよな。 制御してても関係なさそーだ。」という俺。

「やっぱ、駄女神だな」
「だぞー。 いつか、これ暴走するぞ」 

「われもわかった。 確かに、多すぎても少なすぎても暴走だな。」
「あいつが騒いでたのはこれか。。 たくよー、確かにちけーな。。 まぁ、1年ぐれー様子見すっか」といって、食堂に転移するのだった。

結局、俺たちは塔に入れないという事だけがわかった。
◇◇◇
食堂についたシュン達は、俺がタバコをすって一服している。もちろんリンのいれたコーヒーも一緒だ。
「なぁ、食堂よ月1回土日だけでいんじゃねぇー。」
「月4日はしないと、商会から言われる」ってリンに言われた。

「そういやそうだった。 んじゃぁーよ、毎月第一週の火曜~日の昼夜にすんか」
「それでいこう」というリン。
「俺もやるのかだぞ?」
「てめーもだ。 忘れんじゃねーぞ」
「うん。 わかったぞ。 でも、シュンさんもだぞ」といって突っ込まれた。

拠点を魔の森にすれば、きっと大丈夫だろう。
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