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3章:精霊の塔
精霊の塔、攻略してる軍隊
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Side:セドリック
セドリックは今57階層にいる。 22時まであと1時間となり、60階層を目指したいが諦めるしかないかと考えている。
すると、先頭部隊から連絡がはいる。
「副騎士団長、60階に攻略完了です。 あとはエリアマスターの討伐です。 急いでください!」という報告だ。
「みんな、先頭部隊が60階層の攻略をした、急ぐぞ!」といい、みなほぼ最短ルートで、なおかつセドリックの小隊を優先的に60階層まで誘導する。
22時まであと45分というところで、セドリックは息をきらしながらもエリアマスターの扉前までつく。
既に待機している小隊20と目をあわせ扉を開くと、そこには巨大な鷹が5M上をはばたいてた。
105人の兵で翼をねらい攻撃するが、風でいなされていく。
ただ徐々に兵の数も失うが同時に、巨大な鷹の翼に矢や雷魔法があたり地上にむけて落下してくる。
そのタイミングをみて、セドリックは30階層で生成した火属性が付与された精霊の大剣で、巨大な鷹の首を切り落とすのだった。
その時のこり2分であった。
50名程の兵がのこり、みな討伐をよろこんでいる。
1分後、そこには人間の拳台の精霊石があり、セドリックがひろいあげる。
「これがわれわれの成果だ!」と叫ぶと周りの兵たちも大喝采する。
そして、22時を迎える。
◇◇◇
Side:精霊の塔のギルド
軍の攻略期間中は、ギルドは特にいそがしくない。
一般の冒険者や傭兵団がこないので、閑古鳥がないている。
ギルドマスターのトム・フリークスは、最低限の人数にして、この期間は職員に休暇をとらせている。
トム・フリークスは、たまった書類の整理などをしている。
時計をみると21時である。 外の空気を吸うため、受付をにいく。
「なにか変わったことでもあるか?」と受付嬢聞く。
受付嬢が笑っている。
「マスター、いつも通り、誰もきませんよ。」といい、ただ首をかしげてる。
「だいたい1時間前か2時間前ぐらいになると、軍の人達が通るんですけど、今回は、通りもほとんど歩いてないんですよね」
「皆さん凄いですね。 誰1人として脱落者がいないって事ですよね」と告げる。
それはおかしい。
「それはいつからじゃ?」
「ずっとここに座っているわけじゃないので、そうですね、あれ? 今日は誰もみていないような」
「まさかそんな事はないですよね。 マスター、あんまり気にしないきでください。 私の勘違いかもしれません。」というのだった。
「ああ、まぁ、少し外の様子でもみてくるのじゃ」といってギルドの外へ出るトム。
トムが、塔のほうをむきながら、「誰も外にでてきておらんようじゃな」と独り言をいう。
まだ営業している売店で、コーヒーを買う。
「今日の売上はどうじゃ?」と店主に聞く。
「ほとんど0ですよ。 ここの住人のみですね。 昨日は、軍の人達も買っていったんですがね。。」というのだった。
「そうか、明日から冒険者たちも戻ってくるのじゃ、明日までの辛抱じゃな」といって、コーヒーをのみながら、塔をみて、そのままマスター室に戻るのだった。
そして22時を迎える
セドリックは今57階層にいる。 22時まであと1時間となり、60階層を目指したいが諦めるしかないかと考えている。
すると、先頭部隊から連絡がはいる。
「副騎士団長、60階に攻略完了です。 あとはエリアマスターの討伐です。 急いでください!」という報告だ。
「みんな、先頭部隊が60階層の攻略をした、急ぐぞ!」といい、みなほぼ最短ルートで、なおかつセドリックの小隊を優先的に60階層まで誘導する。
22時まであと45分というところで、セドリックは息をきらしながらもエリアマスターの扉前までつく。
既に待機している小隊20と目をあわせ扉を開くと、そこには巨大な鷹が5M上をはばたいてた。
105人の兵で翼をねらい攻撃するが、風でいなされていく。
ただ徐々に兵の数も失うが同時に、巨大な鷹の翼に矢や雷魔法があたり地上にむけて落下してくる。
そのタイミングをみて、セドリックは30階層で生成した火属性が付与された精霊の大剣で、巨大な鷹の首を切り落とすのだった。
その時のこり2分であった。
50名程の兵がのこり、みな討伐をよろこんでいる。
1分後、そこには人間の拳台の精霊石があり、セドリックがひろいあげる。
「これがわれわれの成果だ!」と叫ぶと周りの兵たちも大喝采する。
そして、22時を迎える。
◇◇◇
Side:精霊の塔のギルド
軍の攻略期間中は、ギルドは特にいそがしくない。
一般の冒険者や傭兵団がこないので、閑古鳥がないている。
ギルドマスターのトム・フリークスは、最低限の人数にして、この期間は職員に休暇をとらせている。
トム・フリークスは、たまった書類の整理などをしている。
時計をみると21時である。 外の空気を吸うため、受付をにいく。
「なにか変わったことでもあるか?」と受付嬢聞く。
受付嬢が笑っている。
「マスター、いつも通り、誰もきませんよ。」といい、ただ首をかしげてる。
「だいたい1時間前か2時間前ぐらいになると、軍の人達が通るんですけど、今回は、通りもほとんど歩いてないんですよね」
「皆さん凄いですね。 誰1人として脱落者がいないって事ですよね」と告げる。
それはおかしい。
「それはいつからじゃ?」
「ずっとここに座っているわけじゃないので、そうですね、あれ? 今日は誰もみていないような」
「まさかそんな事はないですよね。 マスター、あんまり気にしないきでください。 私の勘違いかもしれません。」というのだった。
「ああ、まぁ、少し外の様子でもみてくるのじゃ」といってギルドの外へ出るトム。
トムが、塔のほうをむきながら、「誰も外にでてきておらんようじゃな」と独り言をいう。
まだ営業している売店で、コーヒーを買う。
「今日の売上はどうじゃ?」と店主に聞く。
「ほとんど0ですよ。 ここの住人のみですね。 昨日は、軍の人達も買っていったんですがね。。」というのだった。
「そうか、明日から冒険者たちも戻ってくるのじゃ、明日までの辛抱じゃな」といって、コーヒーをのみながら、塔をみて、そのままマスター室に戻るのだった。
そして22時を迎える
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