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3章:英雄学園編
ダンテ、英雄学園1年目後期の日々 後編
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学年別個人トーナメント戦がやってきた。 5日間に渡り行われる。
ルールは、通常の武器使用可能、攻撃魔法は中級まである。
ダメージを精神ダメージに変換する結界の中での試合なため死ぬことはないが、気絶した場合や場外になったり、降参したら負けである。
初戦は、S-BとC-Eの中で組まれているようだった。
ダンテ、ジェフ、レンの相手は皆E組で初戦1日目は3人とも危なげなく勝利する。
2日目の対戦相手は、ダンテは、S組の赤髮で、ジェフがS組のアッシュグレーで、レンは勇者であった。
まず、ジェフの戦いだ。 剣術での争いで攻防が続く、ジェフも頑張るもアッシュグレーのほうが剣術は1枚上手で最後はジェフが疲れつき敗北となった。 D組の生徒の思いもよらない戦いに喝采が響く。
アッシュグレーは、まさかの苦戦に悔しそうであった。
そして、ダンテの番だ。 赤髮は、火魔法を得意とするのか、中級の攻撃魔法を演唱破棄で連発する。
ダンテも中級の攻撃魔法で相殺したり躱す。 ある程度した所で、ダンテは攻撃魔法が当たったふりをして場外へ転落して敗北するのだった。
ダンテとしては、目立ちたくないので、もともとS組と当たった場合は負けるつもりでいた。
場外にでて立ち上がり舞台袖へ向おうとすると、赤髮といた聖女が「あの、怪我してない? 回復させて」と近づいてくる。
「ダメージを負わない結界だ。 怪我してない。 失礼する」といってダンテさっさとその場を離れる。
「ユリの優しさにあの言い方。 ユリ、気にするな」と赤髮がユリの髪を一房もちキスをしながらいうのである。
「ヴィンス、ありがとう。 きっと負けたのでキツイ言い方になっちゃったのよ。 ヴィンスって本当強いのね。」と甘ったるい会話が繰り広げられていた。
ダンテは心の中で、勝手にやってくれ、巻き込むなと愚痴っているのであった。
一方でダンテは、S組とはいえ、魔力が多いだけの力押しばかりだなと思うのである。
そして、少ししてダンテがジェフと合流すると、今度はレンの番である。
ジェフは「レン、大丈夫か?」というと、ダンテは「あいつも馬鹿じゃない。 大丈夫だろ」といってレン試合を観戦している。
何か勇者がレンに叫んでいるが、レンは特に反応していない。
試合は、レンもかなり頑張っているが、徐々に押され負けてしまった。
すると、ジェフがダンテに話しかけてくる。
「勇者、強くなってないか。 でも、レンも強くなったな。 戦術が上手いな。」
「ああ、確かにな。 勇者、剣術も体術も様になってるな。 でも、レン、半年前に比べると全然違うな。
戦術の幅が広がってる。 ありゃ、強くなるな」
「ああ、毎日魔力コントロールしてんだ。 頑張ってるよあいつは」
そんな会話をしているとレンが戻ってきたのだった。
「惜しかったな」とレンを労わるジェフ。
「うん、もし勝てても勝つつもりなかったけど、正面からは辛いね。 体格差はね。
正面からいかないと、卑怯者言われるし、やり辛かった。
守るべき人達や信頼できる仲間達が出来たから、僕のことは諦めてくれたよ。
お互い、それぞれの道を行こうってね。 やっと解放だよ」と嬉しそうにいうレン。
「それって、まさか」
「休暇中にでも、何かあったんじゃない。あれ見ればね。」といい、勇者のほうを見ると、周りには目見のよい女子生徒達とイチャついているのだった。
「ハーレムっすか。 羨ましいこった。なぁ、ダンテ」
「そうか? 複数相手とか、面倒くさくね。 買い物とか付き合わされたり、俺 想像するだけで嫌だけど」
「ダンテって、淡白っていうか、女に冷たいよな。 モテないぞ」
「あー、別にいい。」というダンテに、ジェフもレンも「かっこいいのにな。」と同時に呟くのであった。
ジェフも一応モテるのだが、本人気づかずで、レンもかっこ可愛いでモテるであるが、これもまた本人気づかずである。 こうして、彼らのトーナメント戦は終わり、残りの日々は観戦しているだけだ。
予定調和の様に、優勝は、勇者コウキ、準優勝は、アッシュグレーの男、3位は、赤髮のヴィンスとなって大会は終わるのだった。
そして、後期のテスト、実技試験も終わり、ダンテは115位、ジェフは116位でレンが118位と来年はC組になるのであった。 D組からは、ダンテ達3人の他3名がC組になることとなった。
こうして、英雄学年の1年目が終わる。
ジェフとレンは、前回と同様に『雷神の斧』で訓練や依頼をうけるとの事だ。
ダンテは、魔大陸へ帰るのである。
シュンとリンは、魔界と神獣竜王界に帰るのであった。
各自休暇を経て、1ヶ月後また迷宮都市へ戻るのである。
ルールは、通常の武器使用可能、攻撃魔法は中級まである。
ダメージを精神ダメージに変換する結界の中での試合なため死ぬことはないが、気絶した場合や場外になったり、降参したら負けである。
初戦は、S-BとC-Eの中で組まれているようだった。
ダンテ、ジェフ、レンの相手は皆E組で初戦1日目は3人とも危なげなく勝利する。
2日目の対戦相手は、ダンテは、S組の赤髮で、ジェフがS組のアッシュグレーで、レンは勇者であった。
まず、ジェフの戦いだ。 剣術での争いで攻防が続く、ジェフも頑張るもアッシュグレーのほうが剣術は1枚上手で最後はジェフが疲れつき敗北となった。 D組の生徒の思いもよらない戦いに喝采が響く。
アッシュグレーは、まさかの苦戦に悔しそうであった。
そして、ダンテの番だ。 赤髮は、火魔法を得意とするのか、中級の攻撃魔法を演唱破棄で連発する。
ダンテも中級の攻撃魔法で相殺したり躱す。 ある程度した所で、ダンテは攻撃魔法が当たったふりをして場外へ転落して敗北するのだった。
ダンテとしては、目立ちたくないので、もともとS組と当たった場合は負けるつもりでいた。
場外にでて立ち上がり舞台袖へ向おうとすると、赤髮といた聖女が「あの、怪我してない? 回復させて」と近づいてくる。
「ダメージを負わない結界だ。 怪我してない。 失礼する」といってダンテさっさとその場を離れる。
「ユリの優しさにあの言い方。 ユリ、気にするな」と赤髮がユリの髪を一房もちキスをしながらいうのである。
「ヴィンス、ありがとう。 きっと負けたのでキツイ言い方になっちゃったのよ。 ヴィンスって本当強いのね。」と甘ったるい会話が繰り広げられていた。
ダンテは心の中で、勝手にやってくれ、巻き込むなと愚痴っているのであった。
一方でダンテは、S組とはいえ、魔力が多いだけの力押しばかりだなと思うのである。
そして、少ししてダンテがジェフと合流すると、今度はレンの番である。
ジェフは「レン、大丈夫か?」というと、ダンテは「あいつも馬鹿じゃない。 大丈夫だろ」といってレン試合を観戦している。
何か勇者がレンに叫んでいるが、レンは特に反応していない。
試合は、レンもかなり頑張っているが、徐々に押され負けてしまった。
すると、ジェフがダンテに話しかけてくる。
「勇者、強くなってないか。 でも、レンも強くなったな。 戦術が上手いな。」
「ああ、確かにな。 勇者、剣術も体術も様になってるな。 でも、レン、半年前に比べると全然違うな。
戦術の幅が広がってる。 ありゃ、強くなるな」
「ああ、毎日魔力コントロールしてんだ。 頑張ってるよあいつは」
そんな会話をしているとレンが戻ってきたのだった。
「惜しかったな」とレンを労わるジェフ。
「うん、もし勝てても勝つつもりなかったけど、正面からは辛いね。 体格差はね。
正面からいかないと、卑怯者言われるし、やり辛かった。
守るべき人達や信頼できる仲間達が出来たから、僕のことは諦めてくれたよ。
お互い、それぞれの道を行こうってね。 やっと解放だよ」と嬉しそうにいうレン。
「それって、まさか」
「休暇中にでも、何かあったんじゃない。あれ見ればね。」といい、勇者のほうを見ると、周りには目見のよい女子生徒達とイチャついているのだった。
「ハーレムっすか。 羨ましいこった。なぁ、ダンテ」
「そうか? 複数相手とか、面倒くさくね。 買い物とか付き合わされたり、俺 想像するだけで嫌だけど」
「ダンテって、淡白っていうか、女に冷たいよな。 モテないぞ」
「あー、別にいい。」というダンテに、ジェフもレンも「かっこいいのにな。」と同時に呟くのであった。
ジェフも一応モテるのだが、本人気づかずで、レンもかっこ可愛いでモテるであるが、これもまた本人気づかずである。 こうして、彼らのトーナメント戦は終わり、残りの日々は観戦しているだけだ。
予定調和の様に、優勝は、勇者コウキ、準優勝は、アッシュグレーの男、3位は、赤髮のヴィンスとなって大会は終わるのだった。
そして、後期のテスト、実技試験も終わり、ダンテは115位、ジェフは116位でレンが118位と来年はC組になるのであった。 D組からは、ダンテ達3人の他3名がC組になることとなった。
こうして、英雄学年の1年目が終わる。
ジェフとレンは、前回と同様に『雷神の斧』で訓練や依頼をうけるとの事だ。
ダンテは、魔大陸へ帰るのである。
シュンとリンは、魔界と神獣竜王界に帰るのであった。
各自休暇を経て、1ヶ月後また迷宮都市へ戻るのである。
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