37 / 133
2章:学園編
学年2年目、食堂で料理する俺
しおりを挟む
アブとダスがもってきた枝豆と唐辛子もって勝手に食堂の調理場で料理する俺。
そんな、俺ロイスの姿を見ているクラスメイトたち。
「ロイって料理できるのか?」ってアブ
「あー見えて、料理出来んだ。」って答えるラウロ。
「「「まじかよー」」」って驚く周りだ。
10分後、俺の料理完成。
「試食な。」ってドンと大皿を持っていった。
ユキ、ちゃっかり座ってるけど。
ラウロに取り皿持ってきてもらった。
「美味しいそうな匂いですわ。」って普通に食べようとするユキ。
「ユキアナ様も食されるのですか?」ってヘレンだ。
「ええ、いけませんか?」
「い、いえ。 ただ平民が持ち込んだ肥料ですよ。」って疑ってるヘレン。
枝豆は、食べ方知らないと思ったから、中身だした。
そんな女性同士の会話は放置で、食べる俺達。
「ロイ、まじ食えるし、旨いな」ってパウロだ。
「だから、食えるって言っただろ。」
「「旨い」」って、アブにダス。
「美味しいですわ」ってユキだ。
ヘレンを無視したようだ。
「はぁー、食堂じゃなきゃエール飲めんのに。 エールあったら、つまみに最高なんだけど。。」ってついついボヤいた。
「ロイ、お前エール飲んでるのか?」ってアブ。
「うん? なんかいけないのか? 毎晩呑んでるが。 成人してたらアルコールぐらい飲むだろ普通。」
「いやいや、アルコールは嗜好品だし、平民は祭りの時だ。 貴族ってワインとかシャンパンで、エールはだいたい平民が飲む。」って突っ込まれた。
まじかい!そんな常識しらんぞ。ユキも知らなかったみたいで、無表情だけど驚いてるのがわかる。
パウロとラウロのほうを見るが、テヘって顔だ。 こいつら知ってたのかよ。
あんまりアルコール飲まないのは、やつらが弱いからだと思ったけど。
「ロイス君、噂通り、仕送り使って飲酒、喫煙してるって本当だったんだね。 ユキアナ、こんな不良の近くにいてはユキアナが毒される。 いこう」ってセオドリックだ。
「ロイス君、ご馳走様でしたわ。 あと皆様、魅力的な食材を紹介していただき、感謝します。 早速、買い付けに向かわせますわ。」っていってユキは席を立って面倒くさそうにセオドリックと一緒に食堂を出て行った。 無表情だけどな。
「飲酒、喫煙ってまた変な噂ながれるな」ってパウロ。
「事実だし、別に良いんじゃねぇ。」って言っておく。 ただし、仕送りではない。 魔神からの贈り物だ。 自動ストックされるのか、減ってもまた増える。 エールっていってるけど、ビールもある。 枝豆だったらビールのほうがあうな。
「ユキアナ様って、もっと冷徹だと思ったけど違うんだな」ってダス。
「大商会のご令嬢だから、商売には貪欲なのよ。 って、ロイ、ダイズが食べれるって何で知ってるの?」ってヘレン。
「ああ、パウロの亡くなったジジイが、昔言ってたからだ。」って言っておく。 嘘だけどな。 前世の知識だし、こういう時はジジイの知識にしておいたほうが真実味があるだろう。
「じゃぁ、ユキアナ様がいってた調味料ってのは?」
「それは、俺もしらねぇー。 パウロも知らないだろ」
「ああ、知らない」って返事。
「そ、そう。 残念。」って言って去って行った。
「なぁ、何でヘレンに嘘言うんだ?」って小声でラウロが聞いた来た。
「ヘレンの実家の商会は、クリスバーグ公爵の息がかかってんだ。」
「ユキさんとは対立商会ってことか?」
「規模は違いすぎんけど、クリスバーグ公爵は腹黒だからな。」って言っておいた。
ダイズからの調味料のレシピは、ユキにあとで渡しておこっと。 味噌、醤油が出来る。
そんな、俺ロイスの姿を見ているクラスメイトたち。
「ロイって料理できるのか?」ってアブ
「あー見えて、料理出来んだ。」って答えるラウロ。
「「「まじかよー」」」って驚く周りだ。
10分後、俺の料理完成。
「試食な。」ってドンと大皿を持っていった。
ユキ、ちゃっかり座ってるけど。
ラウロに取り皿持ってきてもらった。
「美味しいそうな匂いですわ。」って普通に食べようとするユキ。
「ユキアナ様も食されるのですか?」ってヘレンだ。
「ええ、いけませんか?」
「い、いえ。 ただ平民が持ち込んだ肥料ですよ。」って疑ってるヘレン。
枝豆は、食べ方知らないと思ったから、中身だした。
そんな女性同士の会話は放置で、食べる俺達。
「ロイ、まじ食えるし、旨いな」ってパウロだ。
「だから、食えるって言っただろ。」
「「旨い」」って、アブにダス。
「美味しいですわ」ってユキだ。
ヘレンを無視したようだ。
「はぁー、食堂じゃなきゃエール飲めんのに。 エールあったら、つまみに最高なんだけど。。」ってついついボヤいた。
「ロイ、お前エール飲んでるのか?」ってアブ。
「うん? なんかいけないのか? 毎晩呑んでるが。 成人してたらアルコールぐらい飲むだろ普通。」
「いやいや、アルコールは嗜好品だし、平民は祭りの時だ。 貴族ってワインとかシャンパンで、エールはだいたい平民が飲む。」って突っ込まれた。
まじかい!そんな常識しらんぞ。ユキも知らなかったみたいで、無表情だけど驚いてるのがわかる。
パウロとラウロのほうを見るが、テヘって顔だ。 こいつら知ってたのかよ。
あんまりアルコール飲まないのは、やつらが弱いからだと思ったけど。
「ロイス君、噂通り、仕送り使って飲酒、喫煙してるって本当だったんだね。 ユキアナ、こんな不良の近くにいてはユキアナが毒される。 いこう」ってセオドリックだ。
「ロイス君、ご馳走様でしたわ。 あと皆様、魅力的な食材を紹介していただき、感謝します。 早速、買い付けに向かわせますわ。」っていってユキは席を立って面倒くさそうにセオドリックと一緒に食堂を出て行った。 無表情だけどな。
「飲酒、喫煙ってまた変な噂ながれるな」ってパウロ。
「事実だし、別に良いんじゃねぇ。」って言っておく。 ただし、仕送りではない。 魔神からの贈り物だ。 自動ストックされるのか、減ってもまた増える。 エールっていってるけど、ビールもある。 枝豆だったらビールのほうがあうな。
「ユキアナ様って、もっと冷徹だと思ったけど違うんだな」ってダス。
「大商会のご令嬢だから、商売には貪欲なのよ。 って、ロイ、ダイズが食べれるって何で知ってるの?」ってヘレン。
「ああ、パウロの亡くなったジジイが、昔言ってたからだ。」って言っておく。 嘘だけどな。 前世の知識だし、こういう時はジジイの知識にしておいたほうが真実味があるだろう。
「じゃぁ、ユキアナ様がいってた調味料ってのは?」
「それは、俺もしらねぇー。 パウロも知らないだろ」
「ああ、知らない」って返事。
「そ、そう。 残念。」って言って去って行った。
「なぁ、何でヘレンに嘘言うんだ?」って小声でラウロが聞いた来た。
「ヘレンの実家の商会は、クリスバーグ公爵の息がかかってんだ。」
「ユキさんとは対立商会ってことか?」
「規模は違いすぎんけど、クリスバーグ公爵は腹黒だからな。」って言っておいた。
ダイズからの調味料のレシピは、ユキにあとで渡しておこっと。 味噌、醤油が出来る。
8
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
【モブ魂】~ゲームの下っ端ザコキャラに転生したオレ、知識チートで無双したらハーレムできました~なお、妹は激怒している模様
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
よくゲームとかで敵を回復するうざい敵キャラっているだろ?
――――それ、オレなんだわ……。
昔流行ったゲーム『魔剣伝説』の中で、悪事を働く辺境伯の息子……の取り巻きの一人に転生してしまったオレ。
そんなオレには、病に侵された双子の妹がいた。
妹を死なせないために、オレがとった秘策とは――――。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる