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2章:学園編
脅迫の手紙の調査 後編
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フローレア宛ての脅迫の手紙の調査のため、使いのふりして王都のホワーズ家の屋敷にきた私フレディです。
「フレディさん、お久しぶりです。」って、フローレア嬢の侍女だ。
「お久しぶりです。 今日、お伺いした件ですが、フローレア様宛に脅迫じみた手紙がきていると聞き、叔父の代理できました。」と伝える。
驚きと戸惑いだ。
「ええそうなんです。 フローレア様には、キンバリー子爵家に相談をと伝えてますがエリオット様にお伝えしたと。 でも犯人はわかってるんです。 ロイス様しかいません。」っていう。 断言しないでほしいものです。
「真意を確かめたく、現物をお見せいただけますでしょうか?」って聞いたら快く快諾。
10通ほどの手紙の束を持ってきた。
『クシャナ村の事件を表沙汰にしたくなければ、婚約解消しろ』
「この手紙はいつからですか?」って聞きました。
「約半年前からで、郵便受けに不定期ですが週1~3回です。」
「では、2ヶ月前は?」
「学園の休みの間ですね、その時はありません。」
「では、フローレア様の通学の様は、どなたが一緒ですか?」
「エリオット様、マックベイン、ランドル、そして半年以上前からはカンザス男爵家のドロシー嬢です。」とお答えです。
はい、全て分かりました。 ここの執事であるパリスも同席してもらいました。
「パリスさんもこの手紙の件は?」
「ええ、知っています。 ベルディ様にも報告しましたが、本邸にはきていないと。 悪戯程度で扱うようにと。」
「え! フローレア様は傷心してるのにですか?」という侍女。
「悪戯程度ですよ。 本当に脅迫するなら本邸に行くはずで、フローレア様宛にくること事態が間違ってます。 そして、クシャナ村の事件なんて王都の主要貴族は皆ご存じの事ですよ。」
「そんなはずは!」って侍女。
「フレディさんの言う通りだ。」って突っ込むパリス。 教育した甲斐があります。
「そして、この字は、ロイス様の字ではありません。 参考までにロイス様の字体です。」
と、ロイス様の書く文字は、綺麗です。 学園の小テストの結果ですので問題なしです。
「初めてロイス様の書く文字見ましたが、綺麗な字ですね。」ってパリス。
「えーー、利き手とは違うとか字体を変えるとか。」って侍女だ。 まだ疑っているようです。 面倒な侍女です。
「この脅迫の手紙事態、右利きの物が書いた字だ。 紙は一般に流通してる。」ってつっこむパリス。
「じゃぁ、誰がいったい。。」
「犯人の特定は、今は、しない方が良いでしょう。 この手紙の1通ほどお借りしても?」
「はい、構いません。」ってパリス。
「もし、違う文面が来たらジョルディにもお知らせを。」
「かしこまりました」というパリス。
私は手紙を持って帰宅。 ちゃんと叔父にもお知らせしました。
「フレディさん、お久しぶりです。」って、フローレア嬢の侍女だ。
「お久しぶりです。 今日、お伺いした件ですが、フローレア様宛に脅迫じみた手紙がきていると聞き、叔父の代理できました。」と伝える。
驚きと戸惑いだ。
「ええそうなんです。 フローレア様には、キンバリー子爵家に相談をと伝えてますがエリオット様にお伝えしたと。 でも犯人はわかってるんです。 ロイス様しかいません。」っていう。 断言しないでほしいものです。
「真意を確かめたく、現物をお見せいただけますでしょうか?」って聞いたら快く快諾。
10通ほどの手紙の束を持ってきた。
『クシャナ村の事件を表沙汰にしたくなければ、婚約解消しろ』
「この手紙はいつからですか?」って聞きました。
「約半年前からで、郵便受けに不定期ですが週1~3回です。」
「では、2ヶ月前は?」
「学園の休みの間ですね、その時はありません。」
「では、フローレア様の通学の様は、どなたが一緒ですか?」
「エリオット様、マックベイン、ランドル、そして半年以上前からはカンザス男爵家のドロシー嬢です。」とお答えです。
はい、全て分かりました。 ここの執事であるパリスも同席してもらいました。
「パリスさんもこの手紙の件は?」
「ええ、知っています。 ベルディ様にも報告しましたが、本邸にはきていないと。 悪戯程度で扱うようにと。」
「え! フローレア様は傷心してるのにですか?」という侍女。
「悪戯程度ですよ。 本当に脅迫するなら本邸に行くはずで、フローレア様宛にくること事態が間違ってます。 そして、クシャナ村の事件なんて王都の主要貴族は皆ご存じの事ですよ。」
「そんなはずは!」って侍女。
「フレディさんの言う通りだ。」って突っ込むパリス。 教育した甲斐があります。
「そして、この字は、ロイス様の字ではありません。 参考までにロイス様の字体です。」
と、ロイス様の書く文字は、綺麗です。 学園の小テストの結果ですので問題なしです。
「初めてロイス様の書く文字見ましたが、綺麗な字ですね。」ってパリス。
「えーー、利き手とは違うとか字体を変えるとか。」って侍女だ。 まだ疑っているようです。 面倒な侍女です。
「この脅迫の手紙事態、右利きの物が書いた字だ。 紙は一般に流通してる。」ってつっこむパリス。
「じゃぁ、誰がいったい。。」
「犯人の特定は、今は、しない方が良いでしょう。 この手紙の1通ほどお借りしても?」
「はい、構いません。」ってパリス。
「もし、違う文面が来たらジョルディにもお知らせを。」
「かしこまりました」というパリス。
私は手紙を持って帰宅。 ちゃんと叔父にもお知らせしました。
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