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2章:学園編
俺とユキの事情
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ユキに突っ込まれた通り話がそれた。
「前世の記憶と、今のこの世界の状況は全く異なるんだが、前世の時に、俺はある神に会ったというより繋がったんだな。
その神が、今回、俺とユキが転生しているのに気付いて繋がってきたんだよ。
その時に教えてくれたのが、この世界はとある異世界の小説みたいなもんを模写した世界らしい。
その小説っていうのが、この世界はフローレア中心に回っていて、マックベインが成りあがって大陸を統一して、フローレアと結婚して幸せになるっていう話しらしい。 だが、それらを邪魔する悪役子息が俺で、フローレアを虐める悪役令嬢役がユキ。 それを不便に思ったこの世界を作った別の神が精神的に耐えられる魂ってので前世の記憶をもたせて、俺とユキを転生させたらしい。」
「しかーし、その神はなんと私とロイが前世でも夫婦だった事を知らなかったのですわ。」ってユキ、そこ強調するのか。
「「前世でも夫婦だったのか!」」
「ああ、あの時は、18歳で結婚した。 まぁ、それは置いといてだ、本来あるべき小説の内容と今かなり逸脱してしまった。 俺とユキが知らぬ間に掻き乱したらしい。」
「そうなのですよ、 小説では、私は学園卒業の時にセオドリックから婚約破棄されて修道院に送られる途中で暗殺されるようです。 ロイは、学園卒業の従軍で、戦火の中、国家反逆罪にされ殺されてキンバリー子爵は没落するっていう内容です。」
「そうなんだよ、しかーし、掻き乱してしまったのに、その小説の中の出来事は発生してるわけだ。 だが、微妙にその発生の仕方が違うのである。 なんせ、入学前に俺がフローレアとの婚約を解消してたのに小説ではしてない。 そんでもって、入学当初、皆、俺がフローレアの婚約者だと思ってた。
ダンスパーティーも本来、合宿の後のはずが早まった。 今回の合宿のゴブリンは、数が50頭が、実は100頭でた。 半数以上違いがある。 つまりだ、今後も、その小説での出来事は、形を変え何かしら俺とユキにふりかかるわけだ。」
「そうなのですのよ。私達の目指せ今世も自由気ままなスローライフの邪魔をするんです。 全て、ロイと私どちらか、または両方に悪役、まぁ悪者になるんですの。」
「なんか、話しが凄すぎるってか、神って存在するのか?」
「する。 俺なんて、前世で天使、糞むかつく天使には会った。」
いやぁー、すざまじかった。。
「信じる、信じないは別として、ロイと私、特にロイが魔道具を作れたり、剣術が凄かったりは全て前世の知識といえば、納得できるかと。」
「「確かにな」」ってラウロとパウロ。
「これからも大小様々の出来事が、起きるわけだ。 そして、お前らも巻き込まれる可能性がある。 だが、いちいち前もって対処してもだ、形を変えて発生すんだなぁー。 これが予測不能だ。」
「その予測不能な状況ですが、ある程度は下準備をしつつ、来るべき日々に備えるしかない状況です。」というフレディだ。
「来るべき日々ってのは?」
「大きくいう出来事でいうと、ユキが卒業式の後のパーティーで、セオドリックに婚約破棄される。 その後の暗殺の防止。 そして、2年目の従軍の最中に何処かに封印されてる邪竜が復活する。
マックベインが頑張って討伐出来る事を祈る。
もしもの場合に備えてだ、一応手立ては考えてある。 あとは、俺が国家反逆罪になぜされるかだけは、小説でもわからないんだな。 」
ここだけ謎。
「小説では、ロイが死んだ後、マックベインがフローレアと婚約してホワーズ領の領主に収まる予定ですが、実際はマシュー君が継ぐ事になってますわ。 もし形を変えるのであれば、マシュー君の命も危ないのです。」っていうユキ。
「クシャナ村もか?」
「はい、マシュー君が生き残らないかぎり、ホワーズ領の安定はないですね。 なんせ、フローレアやマックベインに、かの地を治める頭脳はないように見受けられます。 きっと、クリスバーグ公爵が介入する可能性もありますが。」っていうフレディ。
「だが、俺らにも限界はある。 全てを守る事は出来ない。 優先順位によって俺は排除するし、見捨てるし、いざって時はユキと逃げる。」って宣言しとく。
「ロイもユキさんも、親、家族も見捨てる覚悟があると?」ってラウロだ。
「もちろん。 二兎を追う者は一兎をも得ず ですから。」
っってユキが言うが不思議な顔だ。
「ユキ、前世のことわざ」て突っ込む。
「失礼。 ようは、欲する者が2つあった場合、両方を求めても結局は何も得ることができない。 あまり強欲になるなという意味です。」
「お前ら、よくその覚悟できるな」ってパウロ。
「そりゃ、俺、前世で20万の軍勢の他国と戦争しつつ、実の弟を殺して、家も国も捨ててユキの所に逃げたしな。」
「あの時は驚きましたわ。 ちょっといろいろ解決してくるって言われて、戻ってきたら戦争してきたですもの。」
「あれは、俺の問題でだな、まぁ今回は違うからいいだろ。」
「ええ、そうですわね。」
「つまり、お前ら、フレディもそうだし、わざわざ俺らの降りかかる厄介毎に巻き込まれてて嫌になったりとかだな、お前らの優先順位が変わったりしたら、俺らの事をさっさと見捨てて自分の人生を生きろだ。」
「私は、ロイス様についていきますけどね。 なんせ、こんな楽しい事になるとは思っても見ませんでしたから」っていうフレディ。
「「同じく」」っていうパウロとラウロ。
「時と共にかわるが、全ては目指せ自由きままな人生だな」
「「「それかい!!」」ってパウロ、ラウロとフレディが笑っていう。
俺とユキの目標だ。 当たり前じゃないか。
「前世の記憶と、今のこの世界の状況は全く異なるんだが、前世の時に、俺はある神に会ったというより繋がったんだな。
その神が、今回、俺とユキが転生しているのに気付いて繋がってきたんだよ。
その時に教えてくれたのが、この世界はとある異世界の小説みたいなもんを模写した世界らしい。
その小説っていうのが、この世界はフローレア中心に回っていて、マックベインが成りあがって大陸を統一して、フローレアと結婚して幸せになるっていう話しらしい。 だが、それらを邪魔する悪役子息が俺で、フローレアを虐める悪役令嬢役がユキ。 それを不便に思ったこの世界を作った別の神が精神的に耐えられる魂ってので前世の記憶をもたせて、俺とユキを転生させたらしい。」
「しかーし、その神はなんと私とロイが前世でも夫婦だった事を知らなかったのですわ。」ってユキ、そこ強調するのか。
「「前世でも夫婦だったのか!」」
「ああ、あの時は、18歳で結婚した。 まぁ、それは置いといてだ、本来あるべき小説の内容と今かなり逸脱してしまった。 俺とユキが知らぬ間に掻き乱したらしい。」
「そうなのですよ、 小説では、私は学園卒業の時にセオドリックから婚約破棄されて修道院に送られる途中で暗殺されるようです。 ロイは、学園卒業の従軍で、戦火の中、国家反逆罪にされ殺されてキンバリー子爵は没落するっていう内容です。」
「そうなんだよ、しかーし、掻き乱してしまったのに、その小説の中の出来事は発生してるわけだ。 だが、微妙にその発生の仕方が違うのである。 なんせ、入学前に俺がフローレアとの婚約を解消してたのに小説ではしてない。 そんでもって、入学当初、皆、俺がフローレアの婚約者だと思ってた。
ダンスパーティーも本来、合宿の後のはずが早まった。 今回の合宿のゴブリンは、数が50頭が、実は100頭でた。 半数以上違いがある。 つまりだ、今後も、その小説での出来事は、形を変え何かしら俺とユキにふりかかるわけだ。」
「そうなのですのよ。私達の目指せ今世も自由気ままなスローライフの邪魔をするんです。 全て、ロイと私どちらか、または両方に悪役、まぁ悪者になるんですの。」
「なんか、話しが凄すぎるってか、神って存在するのか?」
「する。 俺なんて、前世で天使、糞むかつく天使には会った。」
いやぁー、すざまじかった。。
「信じる、信じないは別として、ロイと私、特にロイが魔道具を作れたり、剣術が凄かったりは全て前世の知識といえば、納得できるかと。」
「「確かにな」」ってラウロとパウロ。
「これからも大小様々の出来事が、起きるわけだ。 そして、お前らも巻き込まれる可能性がある。 だが、いちいち前もって対処してもだ、形を変えて発生すんだなぁー。 これが予測不能だ。」
「その予測不能な状況ですが、ある程度は下準備をしつつ、来るべき日々に備えるしかない状況です。」というフレディだ。
「来るべき日々ってのは?」
「大きくいう出来事でいうと、ユキが卒業式の後のパーティーで、セオドリックに婚約破棄される。 その後の暗殺の防止。 そして、2年目の従軍の最中に何処かに封印されてる邪竜が復活する。
マックベインが頑張って討伐出来る事を祈る。
もしもの場合に備えてだ、一応手立ては考えてある。 あとは、俺が国家反逆罪になぜされるかだけは、小説でもわからないんだな。 」
ここだけ謎。
「小説では、ロイが死んだ後、マックベインがフローレアと婚約してホワーズ領の領主に収まる予定ですが、実際はマシュー君が継ぐ事になってますわ。 もし形を変えるのであれば、マシュー君の命も危ないのです。」っていうユキ。
「クシャナ村もか?」
「はい、マシュー君が生き残らないかぎり、ホワーズ領の安定はないですね。 なんせ、フローレアやマックベインに、かの地を治める頭脳はないように見受けられます。 きっと、クリスバーグ公爵が介入する可能性もありますが。」っていうフレディ。
「だが、俺らにも限界はある。 全てを守る事は出来ない。 優先順位によって俺は排除するし、見捨てるし、いざって時はユキと逃げる。」って宣言しとく。
「ロイもユキさんも、親、家族も見捨てる覚悟があると?」ってラウロだ。
「もちろん。 二兎を追う者は一兎をも得ず ですから。」
っってユキが言うが不思議な顔だ。
「ユキ、前世のことわざ」て突っ込む。
「失礼。 ようは、欲する者が2つあった場合、両方を求めても結局は何も得ることができない。 あまり強欲になるなという意味です。」
「お前ら、よくその覚悟できるな」ってパウロ。
「そりゃ、俺、前世で20万の軍勢の他国と戦争しつつ、実の弟を殺して、家も国も捨ててユキの所に逃げたしな。」
「あの時は驚きましたわ。 ちょっといろいろ解決してくるって言われて、戻ってきたら戦争してきたですもの。」
「あれは、俺の問題でだな、まぁ今回は違うからいいだろ。」
「ええ、そうですわね。」
「つまり、お前ら、フレディもそうだし、わざわざ俺らの降りかかる厄介毎に巻き込まれてて嫌になったりとかだな、お前らの優先順位が変わったりしたら、俺らの事をさっさと見捨てて自分の人生を生きろだ。」
「私は、ロイス様についていきますけどね。 なんせ、こんな楽しい事になるとは思っても見ませんでしたから」っていうフレディ。
「「同じく」」っていうパウロとラウロ。
「時と共にかわるが、全ては目指せ自由きままな人生だな」
「「「それかい!!」」ってパウロ、ラウロとフレディが笑っていう。
俺とユキの目標だ。 当たり前じゃないか。
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