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3章:従軍編
暗躍するアルパーノ
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Side:アルパーノ
この1年以上、ロイス達を飼い殺しにするのに、何度も死地へ向かわせた。 なのに、あの5人は生還してくる。
しかも、邪竜討伐企画、他騎士団の遠征の戦略、あの鹿鳴会に本拠地撲滅では、前線だったが、生き残った小隊いわくロイスの指揮で生還できたと。 あやつの武器は槍だ。 ユキアナが戦力外だと思ったら、剣術ができ氷姫などと小隊じゃ有名だ。
「おい、ガリオ!」
「なんすか? アルパーノの旦那?」ってこいつも使える駒だ。
「グリム・ノアの戦略は、パウロ、ラウロ、ユキアナ、エマで、ロイスが指揮系統でまちがいないな?」
「そうっすよ。剛剣のパウロ、蒼穹のラウロ、氷姫のユキアナ、暗鬼のエマっすね。 ロイスも槍術は結構な腕っすけどね。 っても、他メンバには見劣りしますけどね。」と飄々というガリオ。
「にしても、何度、暗殺失敗してる!」ってわしは怒鳴った。
ガリオのいる小隊や、他も、もう返り討ちか死んだやつも含めて、ロイスとユキアナの暗殺、もしくは毒殺せよと言っているが、一向に成功しない。
「旦那、何度も報告してるように、警戒心が半端ないんで、食べ物や飲み物は受け取らない。 そんで、守護霊でもいるのかってくらい、奇襲しようにもその場から居ないし、それに隙なさすぎるんすわ。 俺、もうそ任務降りるっす。」ってガリオ。
確かに、これ以上小隊の数を減らすわけにはいかん。
ここで、マックベインがラブドルの砦を鎮圧すれば、王太子は国王に即位。 その時期にラブナとステラの休戦も終わる。 王太子はどちらかの国へ宣戦布告する予定だ。
その際の戦時中に、キンバリー子爵の武器輸出量を改竄して、ロイス、ユキアナらは両国へ諜報で行かせてるから出入国で合わせれば、ククク、ブラッドリーも含めて没落だな。
「ああ、もう暗殺はいい。 引き続き監視だ」
「了解っす旦那」っと言ってガリオは行った。
◇◇◇
Side:ガリオ
やっと、グリム・ノアの暗殺の任が降りた。
はっきり言って、ロイスほど不気味な存在はいない。
一時、アルパーノの旦那に言われて探してたカラスと似た謎だらけだ。 忽然と活動が無くなった。
いや、ブラッドリー伯爵家に魔獣と魔石が常に定量に下されてる所をみると、控えつつ活動してるんだろう。
アルパーノの旦那には悪いが、はっきり言ってお前は屑だ。
ロイスを敵視するほど、自分の首絞めてるってことに気付けよな。
この1年以上、ロイス達を飼い殺しにするのに、何度も死地へ向かわせた。 なのに、あの5人は生還してくる。
しかも、邪竜討伐企画、他騎士団の遠征の戦略、あの鹿鳴会に本拠地撲滅では、前線だったが、生き残った小隊いわくロイスの指揮で生還できたと。 あやつの武器は槍だ。 ユキアナが戦力外だと思ったら、剣術ができ氷姫などと小隊じゃ有名だ。
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「そうっすよ。剛剣のパウロ、蒼穹のラウロ、氷姫のユキアナ、暗鬼のエマっすね。 ロイスも槍術は結構な腕っすけどね。 っても、他メンバには見劣りしますけどね。」と飄々というガリオ。
「にしても、何度、暗殺失敗してる!」ってわしは怒鳴った。
ガリオのいる小隊や、他も、もう返り討ちか死んだやつも含めて、ロイスとユキアナの暗殺、もしくは毒殺せよと言っているが、一向に成功しない。
「旦那、何度も報告してるように、警戒心が半端ないんで、食べ物や飲み物は受け取らない。 そんで、守護霊でもいるのかってくらい、奇襲しようにもその場から居ないし、それに隙なさすぎるんすわ。 俺、もうそ任務降りるっす。」ってガリオ。
確かに、これ以上小隊の数を減らすわけにはいかん。
ここで、マックベインがラブドルの砦を鎮圧すれば、王太子は国王に即位。 その時期にラブナとステラの休戦も終わる。 王太子はどちらかの国へ宣戦布告する予定だ。
その際の戦時中に、キンバリー子爵の武器輸出量を改竄して、ロイス、ユキアナらは両国へ諜報で行かせてるから出入国で合わせれば、ククク、ブラッドリーも含めて没落だな。
「ああ、もう暗殺はいい。 引き続き監視だ」
「了解っす旦那」っと言ってガリオは行った。
◇◇◇
Side:ガリオ
やっと、グリム・ノアの暗殺の任が降りた。
はっきり言って、ロイスほど不気味な存在はいない。
一時、アルパーノの旦那に言われて探してたカラスと似た謎だらけだ。 忽然と活動が無くなった。
いや、ブラッドリー伯爵家に魔獣と魔石が常に定量に下されてる所をみると、控えつつ活動してるんだろう。
アルパーノの旦那には悪いが、はっきり言ってお前は屑だ。
ロイスを敵視するほど、自分の首絞めてるってことに気付けよな。
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