【不遇転生：４】悪役子息と婚約者 ～俺はまた悪役子息に転生した～

3章：従軍編

結局俺たちが出陣するはめに

俺、ロイ、ったく面倒毎持ってきやがって。　俺たちが出陣しなきゃいけねぇーんだよ。

「ロイ、作戦は？」ってラウロ。
「ユキ、初撃、お前見張り撃ち落として、あとは適当に殲滅だ。」

「いいね、了解！」って騎馬に乗ったラウロ。

「んじゃぁ、ユキいくぞ」ってユキと騎馬に乗って突撃。

開門して、砦から騎馬に乗った兵、その前には武器をもった女と子供だ。　
武器もっている以上、容赦なし、ユキの氷結刀で、中央部の奴ら凍った。

ラウロは見張りやら砦上部にいる奴ら始末済み、んでもって左翼と右翼は、他小隊やらパウロが暴れてるね。　いい感じに砂塵やら、爆音だ。
俺、ちゃんと槍で戦ってるよ。

数百相手なら槍で十分だ。
んで、ポチッとな。　「「「ドーン」」」って砦内も爆音。

ヌトに、食料庫、武器庫、隠し通路、そんでもって地下要塞への地下通路に起動式の爆弾配置させてある。

撤退で、閉門させるわけない。
「エマ」って無線で連絡。

エマ率いる50名の騎馬隊が突入だ。
「「うぉおおーーー」」って突進だ。　砦外部の兵やら、武器で襲ってくる女子供も俺らや、他小隊は殲滅してたら、白旗上がって閉門した。

数時間で終了だな。
24時間以内に武装解除の勧告して終わり。　ここからが面倒だな。

◇◇◇
Side：マルコ
僕、マルコだ。
小隊達の戦いに唖然とした。　ユキアナ様が一振りで数十の敵陣営および女、子供も凍っていく。　その中、火矢無数に飛んでる。　ラウロだ。

そして、騎馬で大剣で次々と敵陣をなぎ払い斬り殺すのはパウロ。
異様なのが、騎馬で槍で次々と殲滅してるロイス。　あいつ、あそこまで強かったのか。

「「酷い、残酷だ」」って周りは言ってる。

あいた、「マック、出陣しろ！」って言ったけど、エマ嬢が申し合わせたように騎馬隊引き連れて突撃だ。　やられた。　
僕達がついた時にはおわっていた。

惨状は地獄絵図だ。

小隊達は、ロイスの指示で、櫓を組んで遺体を燃やしてる。　肉と贓物の焼ける臭いで僕はその場で吐いた。　って、ほとんどが吐いた。