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4章:アスタ王国編
僕、マルコ 中編
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クシャナ事件。。 その真相ってなんだろうって思いつつもエルーマが会話を進める。
「パウロの祖父が、元騎士団でそりゃ王国でも有名な強者だった、それを気に入らないホワーズ領の文官に嵌められて罪を着せられて逃亡。 しかし、騎士団に見つかり、一家惨殺、そして当時赤児のパウロのみ連れてクシャナ村で身を隠してた。 クシャナ村事件の時はまだ改革計画遂行中で、ホワーズ領の町以外の村はまともに食事も出来ず重税で苦しんでいて、反乱軍が所々に潜伏してた。
クシャナ村は、当時ロイ君が重税が増えないようにって、自生の薬草やらハーブ園を作って収入確保してたのに、パウロの祖父が居るってだけで騎士団が村を襲撃して壊滅状態の所を、ロイ君がたまたま居て村民の2/3を救出だ。
マシュー君は当時、襲撃知らなくって、その後生き残った村民一人一人に謝ったらしいよ。 10歳の子が、泣いていい領主になるから待ってくれって。 クシャナ村の村民は、マシュー君だけを許した。 なんせ、フローレアもマシュー君の両親も謝罪もなく、パウロの祖父が昔悪い事したからいけないで終わり。
まぁそれをきっかけに、キンバリー家は、ホワーズ領の大改革に投資した。 なんせ文官が20年ぐらい横領してたからね。 本来ならホワーズ家は、その時点で家取り潰しだ。 でも、キンバリー家が、マシュー君を成人するまでは執事が領主代行すると改善開拓案を出して家没落を阻止。 なんせ、キンバリー家もホワーズ領の開拓で利益があり、マシュー君成人した時は伯爵位に昇格が決まってた。」
僕はその話を聞いて唖然とした。 学生の時、エリオット君はいっさいその話をしてくれたなかった。 なぜだ。
「本当知らなかったみたいだね。 まぁ簡単にいうと、その時点でキンバリー家は、フローレアとの婚約は意味がない。 だから、ロイ君うとの婚約が解消となった。
ただ当時、エリオット君がフローレアを好きだったから、キンバリー家もエリオット君との婚約にした。 なんせ、キンバリー家は、鉱山、製鉄技術を常に独占したがってた王家、公爵家に狙われてる。
ロイ君の廃嫡を学園卒業後にしてあったのも、実直なエリオット君が派閥に入ってしまっても学園後に修正、もしくは学園在学中に有能な執事の手で修正するためだ。 セオドリック陣営に入ったエリオット君だったけど、君達がいろいろ言って自暴自棄になりかけたけど、キンバリー家という特異立場を理解して、距離を置き周りや国を見るようになった。 その前にエリオット君はフローレアに振られたみたいだし、フローレアと居るとセオドリック陣営から陰口言われるしちょうどいい機会だからってことで解消した。 キンバリー家もロイ君という隠蓑で、エリオット君が在学中に次期当主というのを曖昧にし続けたわけだ。」
キンバリー家の策略を聞いて、僕は唖然とするしかなかった。
「でも、キンバリー家は、領民を一切外にはださず、重労働させてるんじゃ。」ってアン。
「ああ、それになぜあそこまで製鉄や加工技術を隠匿する意味がわからない。 国への忠誠心はないのか!」って僕。
「ほら、周りが見えてない。 噂で踊らされてる。 キンバリー領は他国へも輸出してる、あの技術が流出してしまえば大陸の軍事力の均衡が崩れるってわかってるからあそこまで隠匿する必要がある。
凄いよね、僕も初めてみた時驚いたよ。 たった3代で、磐石な基盤に参勤交代の無理のない労働制、それに王都の平民より倍の給金だ。 ありゃ、手に職があれば誰も出ていかないし、ちゃんと職人になる為の教育もだ。 キンバリー家の良いところは贅沢なんてしないで、貴族としての最低限の生活だ。 初代が決めて、守り続けてる。」
「じゃあ、僕達は噂だけで、判断し続けたたって事。」って僕は、キンバリー家の話をきいてぼやいた。
「そう、周りを見てない君達は、裏で努力し続ける人達を無下にした。 そして、僕達はそれを使って、時が来るまで下準備し続けた。 全ては、ロイ君とユキさんが自由きままな人生を送るため」
自由きままな人生って。。 そういえば、あの資料室でも、エルーマは言っていた。
「パウロの祖父が、元騎士団でそりゃ王国でも有名な強者だった、それを気に入らないホワーズ領の文官に嵌められて罪を着せられて逃亡。 しかし、騎士団に見つかり、一家惨殺、そして当時赤児のパウロのみ連れてクシャナ村で身を隠してた。 クシャナ村事件の時はまだ改革計画遂行中で、ホワーズ領の町以外の村はまともに食事も出来ず重税で苦しんでいて、反乱軍が所々に潜伏してた。
クシャナ村は、当時ロイ君が重税が増えないようにって、自生の薬草やらハーブ園を作って収入確保してたのに、パウロの祖父が居るってだけで騎士団が村を襲撃して壊滅状態の所を、ロイ君がたまたま居て村民の2/3を救出だ。
マシュー君は当時、襲撃知らなくって、その後生き残った村民一人一人に謝ったらしいよ。 10歳の子が、泣いていい領主になるから待ってくれって。 クシャナ村の村民は、マシュー君だけを許した。 なんせ、フローレアもマシュー君の両親も謝罪もなく、パウロの祖父が昔悪い事したからいけないで終わり。
まぁそれをきっかけに、キンバリー家は、ホワーズ領の大改革に投資した。 なんせ文官が20年ぐらい横領してたからね。 本来ならホワーズ家は、その時点で家取り潰しだ。 でも、キンバリー家が、マシュー君を成人するまでは執事が領主代行すると改善開拓案を出して家没落を阻止。 なんせ、キンバリー家もホワーズ領の開拓で利益があり、マシュー君成人した時は伯爵位に昇格が決まってた。」
僕はその話を聞いて唖然とした。 学生の時、エリオット君はいっさいその話をしてくれたなかった。 なぜだ。
「本当知らなかったみたいだね。 まぁ簡単にいうと、その時点でキンバリー家は、フローレアとの婚約は意味がない。 だから、ロイ君うとの婚約が解消となった。
ただ当時、エリオット君がフローレアを好きだったから、キンバリー家もエリオット君との婚約にした。 なんせ、キンバリー家は、鉱山、製鉄技術を常に独占したがってた王家、公爵家に狙われてる。
ロイ君の廃嫡を学園卒業後にしてあったのも、実直なエリオット君が派閥に入ってしまっても学園後に修正、もしくは学園在学中に有能な執事の手で修正するためだ。 セオドリック陣営に入ったエリオット君だったけど、君達がいろいろ言って自暴自棄になりかけたけど、キンバリー家という特異立場を理解して、距離を置き周りや国を見るようになった。 その前にエリオット君はフローレアに振られたみたいだし、フローレアと居るとセオドリック陣営から陰口言われるしちょうどいい機会だからってことで解消した。 キンバリー家もロイ君という隠蓑で、エリオット君が在学中に次期当主というのを曖昧にし続けたわけだ。」
キンバリー家の策略を聞いて、僕は唖然とするしかなかった。
「でも、キンバリー家は、領民を一切外にはださず、重労働させてるんじゃ。」ってアン。
「ああ、それになぜあそこまで製鉄や加工技術を隠匿する意味がわからない。 国への忠誠心はないのか!」って僕。
「ほら、周りが見えてない。 噂で踊らされてる。 キンバリー領は他国へも輸出してる、あの技術が流出してしまえば大陸の軍事力の均衡が崩れるってわかってるからあそこまで隠匿する必要がある。
凄いよね、僕も初めてみた時驚いたよ。 たった3代で、磐石な基盤に参勤交代の無理のない労働制、それに王都の平民より倍の給金だ。 ありゃ、手に職があれば誰も出ていかないし、ちゃんと職人になる為の教育もだ。 キンバリー家の良いところは贅沢なんてしないで、貴族としての最低限の生活だ。 初代が決めて、守り続けてる。」
「じゃあ、僕達は噂だけで、判断し続けたたって事。」って僕は、キンバリー家の話をきいてぼやいた。
「そう、周りを見てない君達は、裏で努力し続ける人達を無下にした。 そして、僕達はそれを使って、時が来るまで下準備し続けた。 全ては、ロイ君とユキさんが自由きままな人生を送るため」
自由きままな人生って。。 そういえば、あの資料室でも、エルーマは言っていた。
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