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3章:学園在籍編
マリベルとランチ
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授業2個受けて、ようやくお昼休み。うん、眠かった。スケボー案を改良してたよ。
「ローラン様、食堂にいきますか?」と声をかけてきたのは、マイク君。
大きくなったね。あと名前の知らない男子2人。
「ファラー伯爵子息にガドナー伯爵子息にケインズ男爵子息、今日は兄上とサロンで持ってきたランチを一緒にする事になっているんだ、だからまた今度でいいかな?」
「もちろんです。えーと」
俺のほうをみてもじもじするマイク君。
「マイク君だよね。ローランが10歳のころまで遊びにきてた。大きくなったね」
俺ついつい言ってしまった。
「え!確かに何度か行きましたがお会いするのは初めてですよね」
マイク君の言葉に咳払いしてるローラン。
おっと失礼。鷲の姿で遊んでた。
「ごめん、えーと部屋からローランが遊んでいるの何度かみた事があったんだ」
言い訳になってるかな。
「そうなんですね。初めまして、ファラー伯爵家第二子マイクです」
「俺、ルークね。マイク君」
「はい、ルーク様」
他2人も俺のほうをチラチラみてる。なんだろ。
「兄上、なにか特別な事や許しがない限り、爵位が上の人から声をかけないと話せないっていう貴族のルールがあるんですよ」と小声で教えてくれた。なーるほど。
「マイク君の友達?俺、ルークね。よろしく」
ローランが頭かかえてるし。えー、なんか違うの?
「ルーク様、ぼ僕は、ティモです。ガドナー伯爵家第一子です」
ちょっと気が弱そうな子がティモ君ね。
「ケインズ男爵第一子のカイです。よろしくお願いします」
ガタイのよい子がカイ君。覚えよう。
「よろしくね。もう行かないとだから、またね」
「そうですね、兄上。みな、また今度」
「「「はい」」」ってよい返事だなってなぜか見送られて、C組へ。
◇◇◇
「マリベルいこ!」
扉の前でいったから、教室にいる人たちが全員こっちみた。ちょっと注目をあびた。
「今行きますね」と普通の声なのによく通るなマリベルの声。
「あの」と急に声かけられたから振り向いたら、そこにはなんとお蝶婦人。
ドリル巻きがいた。まじ、いるんだ。
「何かな?ローグバード公爵令嬢」
ローランの声のトーンがいつもと違う。
「あの、ルーク様にご挨拶をと思いまして」
「なんで?」
「公爵家同士友好は深めておいたほうが良いですし、それに、将来義理とはいえ妹になるのですから」
ドリル巻き。それって、ローランの婚約者候補って事?親父いってないぞ。
「ろー「ローグバード公爵令嬢、何度言ったらわかるかな。父上が何度もお断りしてるのに勝手な事いわないでくれ。」」
ローランの言葉に、あちゃ、ドリル巻き下を向いてる。
「だって、お父様が同年代でローラン様に釣り合うのは私くらいしかいないって」とドリル巻きが半泣き状態。
「すまないが、君の家庭の事情を僕にもちかけないでくれ。では」ってローラン、「兄上、マリベル、いきましょう」って言われて、俺はうなずいてローランについてく。ローランはちゃんとマリベルエスコートしてるよ。
「ローラン、すごいな。俺、ドリル巻きみて呆気にとられてたのに」
「ドリル巻きって、確かにそうですね。」とくすくす笑うマリベル。
「兄上、あれは縦巻きというらしいですよ。まぁ、まだ彼女はストレートなので扱いやすいですが、駆け引きとかいれてこられると結構面倒なんですよ」
「おお、ローランが大人な発言」
「あはは、兄上。兄上は苦手そうですもんね」
「うん、苦手っていうより、面倒。貴族社会にいないし、いる予定もないから」
「え!」というマリベルに「はぁ~、そうなんですが、マリベルあとで教えてあげますね」とほほ笑むローラン。
サロンについたら、どうも公爵家専用という場所があって、
しかもクレセント公爵用というのがある。かーつ、なんと分厚いカーテン付き。
「すごー」と準備のよさに感動。
「母上が、兄上用に学園に頼んで改装してもらったんですよ」
「お袋が?」
「ええ、驚きました?」というローランにコクコクうなずいた。
ローランが念のためカーテン閉めてくれた。
「マリベルごめんね。まったく風景の見えないところで」と俺がいったら、薄暗いライトで、天上が星空になった。
「素敵」とマリベルが感嘆してる。
「おお」って俺、これお袋の誕生日につくったプラネタリウム。
「風景のない代わりに星空で我慢してください」
さりげない一言をいうローラン。きみ、なかなかやるね。
「この星空はどうやって?」
「兄上が作った魔道具ですよ。母上の誕生日にプレゼントしたやつを母上が今、商品化してまして、その試作です」
「お袋、また商品化してるのかよ」
「ええ、棒に続いてですね」
「棒ってなんですの?」
「空中に文字がかける棒」
「アートスティックですね!私も持ってます。」
「あれ、商品名があるんだ」という俺に、ローランもうんうんうなずいてるから商品名があることは知らなかったみたいだ。
「さっそく食べよう」
ランチボックスをだした。
「兄上!」ってローランがいうからみたらマリベルが目をぱちくりしてる。そんな顔も可愛い。
「ルーク、次元ボックスつかえるんですの?」ってちょっと驚きの声のマリベル。それも可愛いんだけどね。
「うん、使えるよ」
「兄上、あれほど珍しいから使うなっていったじゃないですか」
「ごめん。ローランとマリベルだけだからいいかと」
「まぁそうですけどね。僕かマリベルがいるときだけにしてくださいね」
「うん」
その後、まだ出来立てのままの料理長のランチを中にはいっていたお皿にとってる。
ちゃんとローランの好きな奴っていうか、ここは双子で同じ。
「ローラン、料理長、俺たちの好物ばかり♪」
ちょっと嬉しくて、ローラン用の皿とって渡す。
「兄上、ありがとうございます。って本当だ」
「バウンドケーキもはいってるぞ」
「チョコですか?」ってローランに「そう」って俺。
ガッツポーズしてるローラン。俺も。
「たべよう」
マリベルもランチだして食べる。
「まじうま」と俺がいえば、「美味しいです」とローランも言う。
「うふふ、こう見ると本当双子ですね。にしても、美味しそうですね」
「マリベルのも美味しそうですよ」ってローラン。俺、もくもく食べてるから。
「ええ、美味しいです。うちの料理長も料理が上手なんですよ」
「そういえば、いつもお茶のお菓子が美味しいですもんね」というローラン。
「ローラン、マリベル邸にいったことあるんだ」
「もちろんです。兄上と違って僕は貴族との交流をしてますから」とローランに言われた。
「そうだったね。どうせ俺は貴族社会とかけ離れた生活してるからね」
「ルークが貴族社会との交流しないというのはどういう事ですの?」
コテって首かしげて聞くマリベル。
「兄上、今月から魔法騎士団の非常勤ですが団員なんですよ」
ローラン説明してくれた。
「え!」って驚いてるよ、マリベル。
さすが、サンドイッチの中身はこぼさないのね。
「そうそう、親父が高校卒業証書とったなら、働けっていってな」
がぶってお肉たべる。うまっ。
「学園もあるのに大変では?」
マリベルは心配してくれるのかな。
「夏は通えないし、それ以外は曇りと雨の日だからね。ここそこまで雨降らないから、年間で100日と想定。うち、夏のほうが雨が多いから、年間で多くても60日通えればいい感じだからね。そうなると、300日は、俺はすることないってことで働く事になったんだよな。」
「課題とかは?」
「在籍しているだけだから、俺は基本課題もなければ、テストもなし。だから学園長が楽しんでって言ったんだよ」
「そういう事なんですね。うらやましいです」
「ですよね。兄上の場合、課外活動も出来ないので、成績をつけられないというのが理由みたいです」
「そうそう、テスト期間とか課外授業とかはいっさいでれないけどな。それでも俺はローランと通える日があるだけでもいいんだ」
「兄上、僕もです」とローラン、嬉しい事いってくれるよ。
「ふふふ、本当仲がいいですね。学園の日は、ルークは魔法騎士団はお休みなんですか?」
「それが、非常勤とか抜かしてたのに、しっかりシフトくんであるんだよ。しかも天候なんでその日じゃないとわからないからよ、親父のやつ自分は昼近くまで寝てるくせに、俺、今日出勤日なんだよ。ほんと、むかつく糞オヤジ」
「というか、週5日もはいってんだよ。ひどくないうちの親父」
俺の愚痴。
「兄上、父上がいってたじゃないですか、お情けで学生させてやってるんだから、本業のほうは忘れるなって」
「そうだけど。なくないか。週末もはいってるんだぞ」
「兄上、父上もきっと考えがあってですよ」
「あれは考えじゃなくて、まだ新人研修中だから、人数増えても廻せないからだ」
「兄上だって新人じゃないんですか?」
「それが、俺、結構遊びにいってただろ。研修不要になったんだよ。というか研修は昼しかないからって理由もあるけど」
俺ちょっと不貞腐れてる。
「兄上、残念でしたね」
「うふふ」って笑ってるマリベルだよ。
「うん、研修とかうけてみたかったのに」
「そっちだったんですね。」
ローラン、なんだと思ってたんだ。
「二人と話してるとあっという間に休み時間おわっちゃいますね。」
「ちょっとまってね。ローラン、ケーキたべないと」
ケーキだして、二人でもぐもぐ食べた。
「うまし」「おいしい」って同時にいってた。
「ふふふ、そればっかりですね」ってマリベルが言うから、
「人間旨いもの食べた時、表現は短いんだよね」って俺。
「「確かに」」て納得する、マリベルとローラン。
楽しいランチタイムを過ごしたよ。
ローランにお着換えする場所つれていってもらって、室内訓練場へむかう。
「ローラン様、食堂にいきますか?」と声をかけてきたのは、マイク君。
大きくなったね。あと名前の知らない男子2人。
「ファラー伯爵子息にガドナー伯爵子息にケインズ男爵子息、今日は兄上とサロンで持ってきたランチを一緒にする事になっているんだ、だからまた今度でいいかな?」
「もちろんです。えーと」
俺のほうをみてもじもじするマイク君。
「マイク君だよね。ローランが10歳のころまで遊びにきてた。大きくなったね」
俺ついつい言ってしまった。
「え!確かに何度か行きましたがお会いするのは初めてですよね」
マイク君の言葉に咳払いしてるローラン。
おっと失礼。鷲の姿で遊んでた。
「ごめん、えーと部屋からローランが遊んでいるの何度かみた事があったんだ」
言い訳になってるかな。
「そうなんですね。初めまして、ファラー伯爵家第二子マイクです」
「俺、ルークね。マイク君」
「はい、ルーク様」
他2人も俺のほうをチラチラみてる。なんだろ。
「兄上、なにか特別な事や許しがない限り、爵位が上の人から声をかけないと話せないっていう貴族のルールがあるんですよ」と小声で教えてくれた。なーるほど。
「マイク君の友達?俺、ルークね。よろしく」
ローランが頭かかえてるし。えー、なんか違うの?
「ルーク様、ぼ僕は、ティモです。ガドナー伯爵家第一子です」
ちょっと気が弱そうな子がティモ君ね。
「ケインズ男爵第一子のカイです。よろしくお願いします」
ガタイのよい子がカイ君。覚えよう。
「よろしくね。もう行かないとだから、またね」
「そうですね、兄上。みな、また今度」
「「「はい」」」ってよい返事だなってなぜか見送られて、C組へ。
◇◇◇
「マリベルいこ!」
扉の前でいったから、教室にいる人たちが全員こっちみた。ちょっと注目をあびた。
「今行きますね」と普通の声なのによく通るなマリベルの声。
「あの」と急に声かけられたから振り向いたら、そこにはなんとお蝶婦人。
ドリル巻きがいた。まじ、いるんだ。
「何かな?ローグバード公爵令嬢」
ローランの声のトーンがいつもと違う。
「あの、ルーク様にご挨拶をと思いまして」
「なんで?」
「公爵家同士友好は深めておいたほうが良いですし、それに、将来義理とはいえ妹になるのですから」
ドリル巻き。それって、ローランの婚約者候補って事?親父いってないぞ。
「ろー「ローグバード公爵令嬢、何度言ったらわかるかな。父上が何度もお断りしてるのに勝手な事いわないでくれ。」」
ローランの言葉に、あちゃ、ドリル巻き下を向いてる。
「だって、お父様が同年代でローラン様に釣り合うのは私くらいしかいないって」とドリル巻きが半泣き状態。
「すまないが、君の家庭の事情を僕にもちかけないでくれ。では」ってローラン、「兄上、マリベル、いきましょう」って言われて、俺はうなずいてローランについてく。ローランはちゃんとマリベルエスコートしてるよ。
「ローラン、すごいな。俺、ドリル巻きみて呆気にとられてたのに」
「ドリル巻きって、確かにそうですね。」とくすくす笑うマリベル。
「兄上、あれは縦巻きというらしいですよ。まぁ、まだ彼女はストレートなので扱いやすいですが、駆け引きとかいれてこられると結構面倒なんですよ」
「おお、ローランが大人な発言」
「あはは、兄上。兄上は苦手そうですもんね」
「うん、苦手っていうより、面倒。貴族社会にいないし、いる予定もないから」
「え!」というマリベルに「はぁ~、そうなんですが、マリベルあとで教えてあげますね」とほほ笑むローラン。
サロンについたら、どうも公爵家専用という場所があって、
しかもクレセント公爵用というのがある。かーつ、なんと分厚いカーテン付き。
「すごー」と準備のよさに感動。
「母上が、兄上用に学園に頼んで改装してもらったんですよ」
「お袋が?」
「ええ、驚きました?」というローランにコクコクうなずいた。
ローランが念のためカーテン閉めてくれた。
「マリベルごめんね。まったく風景の見えないところで」と俺がいったら、薄暗いライトで、天上が星空になった。
「素敵」とマリベルが感嘆してる。
「おお」って俺、これお袋の誕生日につくったプラネタリウム。
「風景のない代わりに星空で我慢してください」
さりげない一言をいうローラン。きみ、なかなかやるね。
「この星空はどうやって?」
「兄上が作った魔道具ですよ。母上の誕生日にプレゼントしたやつを母上が今、商品化してまして、その試作です」
「お袋、また商品化してるのかよ」
「ええ、棒に続いてですね」
「棒ってなんですの?」
「空中に文字がかける棒」
「アートスティックですね!私も持ってます。」
「あれ、商品名があるんだ」という俺に、ローランもうんうんうなずいてるから商品名があることは知らなかったみたいだ。
「さっそく食べよう」
ランチボックスをだした。
「兄上!」ってローランがいうからみたらマリベルが目をぱちくりしてる。そんな顔も可愛い。
「ルーク、次元ボックスつかえるんですの?」ってちょっと驚きの声のマリベル。それも可愛いんだけどね。
「うん、使えるよ」
「兄上、あれほど珍しいから使うなっていったじゃないですか」
「ごめん。ローランとマリベルだけだからいいかと」
「まぁそうですけどね。僕かマリベルがいるときだけにしてくださいね」
「うん」
その後、まだ出来立てのままの料理長のランチを中にはいっていたお皿にとってる。
ちゃんとローランの好きな奴っていうか、ここは双子で同じ。
「ローラン、料理長、俺たちの好物ばかり♪」
ちょっと嬉しくて、ローラン用の皿とって渡す。
「兄上、ありがとうございます。って本当だ」
「バウンドケーキもはいってるぞ」
「チョコですか?」ってローランに「そう」って俺。
ガッツポーズしてるローラン。俺も。
「たべよう」
マリベルもランチだして食べる。
「まじうま」と俺がいえば、「美味しいです」とローランも言う。
「うふふ、こう見ると本当双子ですね。にしても、美味しそうですね」
「マリベルのも美味しそうですよ」ってローラン。俺、もくもく食べてるから。
「ええ、美味しいです。うちの料理長も料理が上手なんですよ」
「そういえば、いつもお茶のお菓子が美味しいですもんね」というローラン。
「ローラン、マリベル邸にいったことあるんだ」
「もちろんです。兄上と違って僕は貴族との交流をしてますから」とローランに言われた。
「そうだったね。どうせ俺は貴族社会とかけ離れた生活してるからね」
「ルークが貴族社会との交流しないというのはどういう事ですの?」
コテって首かしげて聞くマリベル。
「兄上、今月から魔法騎士団の非常勤ですが団員なんですよ」
ローラン説明してくれた。
「え!」って驚いてるよ、マリベル。
さすが、サンドイッチの中身はこぼさないのね。
「そうそう、親父が高校卒業証書とったなら、働けっていってな」
がぶってお肉たべる。うまっ。
「学園もあるのに大変では?」
マリベルは心配してくれるのかな。
「夏は通えないし、それ以外は曇りと雨の日だからね。ここそこまで雨降らないから、年間で100日と想定。うち、夏のほうが雨が多いから、年間で多くても60日通えればいい感じだからね。そうなると、300日は、俺はすることないってことで働く事になったんだよな。」
「課題とかは?」
「在籍しているだけだから、俺は基本課題もなければ、テストもなし。だから学園長が楽しんでって言ったんだよ」
「そういう事なんですね。うらやましいです」
「ですよね。兄上の場合、課外活動も出来ないので、成績をつけられないというのが理由みたいです」
「そうそう、テスト期間とか課外授業とかはいっさいでれないけどな。それでも俺はローランと通える日があるだけでもいいんだ」
「兄上、僕もです」とローラン、嬉しい事いってくれるよ。
「ふふふ、本当仲がいいですね。学園の日は、ルークは魔法騎士団はお休みなんですか?」
「それが、非常勤とか抜かしてたのに、しっかりシフトくんであるんだよ。しかも天候なんでその日じゃないとわからないからよ、親父のやつ自分は昼近くまで寝てるくせに、俺、今日出勤日なんだよ。ほんと、むかつく糞オヤジ」
「というか、週5日もはいってんだよ。ひどくないうちの親父」
俺の愚痴。
「兄上、父上がいってたじゃないですか、お情けで学生させてやってるんだから、本業のほうは忘れるなって」
「そうだけど。なくないか。週末もはいってるんだぞ」
「兄上、父上もきっと考えがあってですよ」
「あれは考えじゃなくて、まだ新人研修中だから、人数増えても廻せないからだ」
「兄上だって新人じゃないんですか?」
「それが、俺、結構遊びにいってただろ。研修不要になったんだよ。というか研修は昼しかないからって理由もあるけど」
俺ちょっと不貞腐れてる。
「兄上、残念でしたね」
「うふふ」って笑ってるマリベルだよ。
「うん、研修とかうけてみたかったのに」
「そっちだったんですね。」
ローラン、なんだと思ってたんだ。
「二人と話してるとあっという間に休み時間おわっちゃいますね。」
「ちょっとまってね。ローラン、ケーキたべないと」
ケーキだして、二人でもぐもぐ食べた。
「うまし」「おいしい」って同時にいってた。
「ふふふ、そればっかりですね」ってマリベルが言うから、
「人間旨いもの食べた時、表現は短いんだよね」って俺。
「「確かに」」て納得する、マリベルとローラン。
楽しいランチタイムを過ごしたよ。
ローランにお着換えする場所つれていってもらって、室内訓練場へむかう。
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