57 / 180
3章:学園在籍編
デビュタント2
しおりを挟む
Side:ローラン
「あ!やっといた。ローラン、リリスいたよ」ってハンナに強引に連れてかれたのは食事が置かれている場所。
そこには、ダークグレー艶のあるストレートで腰まで長さがある子が皿に山盛りに食事をとってる。
すごい細いのに、そんなに食べるのっていいたくなる。
しかもお皿2枚あって、一つは肉とか食事系でもう一つはデザート。双方山盛り。
「リリス、やっとみつけたの」とハンナがその子に声をかけると、彼女は振り返ってニコって笑う。
マリベルも美人だけど、彼女もまた違う意味で目をひく美人で目の色がグレイだ。
「ハンナ、どこいってたの?探すの面倒だったから食べる事にしたわ」
リリスちゃん、笑ってるし。
「ずっと探したの。」
「早くみつけてよ。食べる?」
彼女は皿をハンナに出して聞いてる。
「後で食べるの。今、紹介するね。従兄弟のクレセント公爵家の第二子のローラン。前に話したルーク兄さまの双子の弟なの」
「はじめまして、クレセント公爵家の第二子のローランです」
「こちらこそ、はじめまして。バックハウス伯爵家、えーと第二子のリリスです。えーと食べます?」
今度は僕に皿をだしてきた。
「後でいただきます。それよりもハンナの説明だと第一子じゃないんですか?」
「父が再婚して、再婚相手連れ子が私より年上なので、私は第二子になったんですよ」
連れ子で養子縁組しても普通は当主と血がつながらないから第一子のままなはず。
それを第二子という事はもとより愛人関係って事なのか?いろいろ思考を巡らせたけど他家の事情にあまり入る事はよくないから言わない事にした。
「そうなんですね、では肉いただきます」
そういってフォークをとり、皿にある肉をたべた。
「王宮の料理は美味しいですよね」と感想をいうと、「本当、美味しいです。」ってニコって笑顔。
でも無理してる感じ。
「僕は普段から敬語を使うように言われてますけど、無理に敬語を使わなくていいですよ」
「本当ですか?助かります。」
安堵した感じ。
「ハンナの友人ですしね、気を遣わず、食べてください」
彼女の目は皿にしかいってないしね。
「ありがとう」
ハンナと二人で食べ始める。小さな口でよくはいるなっていうパクパク粗食する。
「ハンナ、美味しいね」
ハンナもデザートばくばく食べてるし。
「うん、美味しいの」
2人は、ほっこりしている感じ。
「でも、クレセント公爵家の料理のほうが美味しいの」
「ハンナがきたのって3歳の時だよね。5歳のお披露目もいたか」
「うん、ローランとは5歳以来かな。でも、あの時食べたバウンドケーキの味が忘れられないの」
「あれは確かに兄上と僕の好物で、他の店より美味しいのは認めるけど、あのねそのキラキラした目でみないでくれません?わかりました。何かの機会にご招待します。」
「やったのー」
リリスちゃん、ハンナの口癖移ってるし。
「ルーク兄さまがいるときがいいの」
「曇りか雨の時ってどう事前にわかるのかな。」
「そうだよね。」
「どうしたの?」
リリスちゃんに聞かれた。
「ルーク兄さま、日光過敏症っていう病気で、太陽が登ってるとお外にでれないの。室内も真っ暗闇にしておかないと駄目な病気なんだけど、すごい魔道具開発して、曇りか雨の日なら日中でも室内を出歩けるようになったの」
ハンナが兄上の病気を説明。
「日光過敏症か、うーん、今開発している万能薬で治らないかな。」
リリスちゃんから万能薬の話しがでる。
「万能薬って?」
僕すかさず聞いた。昔、兄上のために僕が探そうとしていた薬草。
「回復ポーションの改良版で、今まだ試作中。傷とかに効果はかなりあるんだけど、まだ病気はかぜに有効というところまでわかってるんだ」
「それ素晴らしいです。。かぜの症状って様々ですよ。それらに効くってだけで確かに万能薬だと思うのですが、どうやって作ってるんですか?」
僕、ついつい聞いてはいけない質問してしまったかも。
「それ、リリスの魔法なの」
あっさりいうハンナ。
「創造魔法って事?」
「創造魔法とかいわれてるけど、違くて、ただしくは植物魔法で、土魔法の派生なんだ。いろんな薬草の効能をしらべて、それらを組み合わせて改良版の植物を作るのが私の趣味なわけ。」
「それで、創造魔法って言われてるんですね。」
僕は、リリスちゃんの説明聞いて納得した。
「そうなのよ。ご立派な名前つけないでほしくて、無から作り出すなんて無理なのに、勝手に手紙で依頼とかきて困ってるのよ」
「あはは、それは困りますね。兄上もこの前雨を降らす魔道具の開発依頼されて悩んでました。少量はできるらしいけど、植物が育つほどの雨は、流石に必要な魔石も半端ないみたいなんです。」
兄上が発狂しいたのを思いだした。
「凄い!もしかして、水があれば、時間指定で水を畑にまく魔道具とかは作れる?」
リリスちゃんが興味津々で聞いてきた。
「それは僕にはわからなくて聞いてみないとです。ただ、タイマー起動とかは出来ると思うので聞いてみますね。」
「お願い。薬草育てるのに、水まきが面倒なの」
リリスちゃん、ただ単に水まき面倒なのね。
「わかりました。兄上に聞いてみます。」
僕は約束するしかなかった。なんか勢いすごいし。
「やった。そしたら万能薬あげる」
「ありがとうございます。」
万能薬じゃ、兄上の呪いは治らないかもしれないけど、それでも試す価値はあるかも。
父上にきいてみよ。
「あ!やっといた。ローラン、リリスいたよ」ってハンナに強引に連れてかれたのは食事が置かれている場所。
そこには、ダークグレー艶のあるストレートで腰まで長さがある子が皿に山盛りに食事をとってる。
すごい細いのに、そんなに食べるのっていいたくなる。
しかもお皿2枚あって、一つは肉とか食事系でもう一つはデザート。双方山盛り。
「リリス、やっとみつけたの」とハンナがその子に声をかけると、彼女は振り返ってニコって笑う。
マリベルも美人だけど、彼女もまた違う意味で目をひく美人で目の色がグレイだ。
「ハンナ、どこいってたの?探すの面倒だったから食べる事にしたわ」
リリスちゃん、笑ってるし。
「ずっと探したの。」
「早くみつけてよ。食べる?」
彼女は皿をハンナに出して聞いてる。
「後で食べるの。今、紹介するね。従兄弟のクレセント公爵家の第二子のローラン。前に話したルーク兄さまの双子の弟なの」
「はじめまして、クレセント公爵家の第二子のローランです」
「こちらこそ、はじめまして。バックハウス伯爵家、えーと第二子のリリスです。えーと食べます?」
今度は僕に皿をだしてきた。
「後でいただきます。それよりもハンナの説明だと第一子じゃないんですか?」
「父が再婚して、再婚相手連れ子が私より年上なので、私は第二子になったんですよ」
連れ子で養子縁組しても普通は当主と血がつながらないから第一子のままなはず。
それを第二子という事はもとより愛人関係って事なのか?いろいろ思考を巡らせたけど他家の事情にあまり入る事はよくないから言わない事にした。
「そうなんですね、では肉いただきます」
そういってフォークをとり、皿にある肉をたべた。
「王宮の料理は美味しいですよね」と感想をいうと、「本当、美味しいです。」ってニコって笑顔。
でも無理してる感じ。
「僕は普段から敬語を使うように言われてますけど、無理に敬語を使わなくていいですよ」
「本当ですか?助かります。」
安堵した感じ。
「ハンナの友人ですしね、気を遣わず、食べてください」
彼女の目は皿にしかいってないしね。
「ありがとう」
ハンナと二人で食べ始める。小さな口でよくはいるなっていうパクパク粗食する。
「ハンナ、美味しいね」
ハンナもデザートばくばく食べてるし。
「うん、美味しいの」
2人は、ほっこりしている感じ。
「でも、クレセント公爵家の料理のほうが美味しいの」
「ハンナがきたのって3歳の時だよね。5歳のお披露目もいたか」
「うん、ローランとは5歳以来かな。でも、あの時食べたバウンドケーキの味が忘れられないの」
「あれは確かに兄上と僕の好物で、他の店より美味しいのは認めるけど、あのねそのキラキラした目でみないでくれません?わかりました。何かの機会にご招待します。」
「やったのー」
リリスちゃん、ハンナの口癖移ってるし。
「ルーク兄さまがいるときがいいの」
「曇りか雨の時ってどう事前にわかるのかな。」
「そうだよね。」
「どうしたの?」
リリスちゃんに聞かれた。
「ルーク兄さま、日光過敏症っていう病気で、太陽が登ってるとお外にでれないの。室内も真っ暗闇にしておかないと駄目な病気なんだけど、すごい魔道具開発して、曇りか雨の日なら日中でも室内を出歩けるようになったの」
ハンナが兄上の病気を説明。
「日光過敏症か、うーん、今開発している万能薬で治らないかな。」
リリスちゃんから万能薬の話しがでる。
「万能薬って?」
僕すかさず聞いた。昔、兄上のために僕が探そうとしていた薬草。
「回復ポーションの改良版で、今まだ試作中。傷とかに効果はかなりあるんだけど、まだ病気はかぜに有効というところまでわかってるんだ」
「それ素晴らしいです。。かぜの症状って様々ですよ。それらに効くってだけで確かに万能薬だと思うのですが、どうやって作ってるんですか?」
僕、ついつい聞いてはいけない質問してしまったかも。
「それ、リリスの魔法なの」
あっさりいうハンナ。
「創造魔法って事?」
「創造魔法とかいわれてるけど、違くて、ただしくは植物魔法で、土魔法の派生なんだ。いろんな薬草の効能をしらべて、それらを組み合わせて改良版の植物を作るのが私の趣味なわけ。」
「それで、創造魔法って言われてるんですね。」
僕は、リリスちゃんの説明聞いて納得した。
「そうなのよ。ご立派な名前つけないでほしくて、無から作り出すなんて無理なのに、勝手に手紙で依頼とかきて困ってるのよ」
「あはは、それは困りますね。兄上もこの前雨を降らす魔道具の開発依頼されて悩んでました。少量はできるらしいけど、植物が育つほどの雨は、流石に必要な魔石も半端ないみたいなんです。」
兄上が発狂しいたのを思いだした。
「凄い!もしかして、水があれば、時間指定で水を畑にまく魔道具とかは作れる?」
リリスちゃんが興味津々で聞いてきた。
「それは僕にはわからなくて聞いてみないとです。ただ、タイマー起動とかは出来ると思うので聞いてみますね。」
「お願い。薬草育てるのに、水まきが面倒なの」
リリスちゃん、ただ単に水まき面倒なのね。
「わかりました。兄上に聞いてみます。」
僕は約束するしかなかった。なんか勢いすごいし。
「やった。そしたら万能薬あげる」
「ありがとうございます。」
万能薬じゃ、兄上の呪いは治らないかもしれないけど、それでも試す価値はあるかも。
父上にきいてみよ。
5
あなたにおすすめの小説
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
元邪神って本当ですか!? 万能ギルド職員の業務日誌
紫南
ファンタジー
十二才の少年コウヤは、前世では病弱な少年だった。
それは、その更に前の生で邪神として倒されたからだ。
今世、その世界に再転生した彼は、元家族である神々に可愛がられ高い能力を持って人として生活している。
コウヤの現職は冒険者ギルドの職員。
日々仕事を押し付けられ、それらをこなしていくが……?
◆◆◆
「だって武器がペーパーナイフってなに!? あれは普通切れないよ!? 何切るものかわかってるよね!?」
「紙でしょ? ペーパーって言うし」
「そうだね。正解!」
◆◆◆
神としての力は健在。
ちょっと天然でお人好し。
自重知らずの少年が今日も元気にお仕事中!
◆気まぐれ投稿になります。
お暇潰しにどうぞ♪
宿敵の家の当主を妻に貰いました~妻は可憐で儚くて優しくて賢くて可愛くて最高です~
紗沙
恋愛
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる