「第一部:魔女の生贄」貴族の子に転生し、魔女に呪われたけど優しい家族と一緒にいたい

八木恵

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3章:学園在籍編

復帰と子育て

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魔法騎士団復帰の日。

さっそく自宅は、使用人含めアーク中心に回ってる。
日中、夏の日差しが強い室内、俺は鷲の姿でアークのところにいけず、する事っていったら、地下訓練場にいって鍛錬するぐらい。

魔道具開発を再開してもいいが、まだ置いておく。ザガリーに文句いわれそうだが、一週間ぐらいいいかなって思っている。

日がようやくくれて、アークのところにいくと大泣きしてる。

使用人が困っている状態。
「どうしたの?」
「ミルクもオシメも交換したのに泣き止まなくって」
うん、みればわかる

「お袋は?」
大泣きしているアーク受け取っとりながら聞いた。
「奥様は今、今夜の夜泣きにそなえて仮眠中です」
お袋、やっぱり疲れたのね。

俺がゆらゆら揺らしてたら、泣き止んだ。
「あー、だぁー、うー」
とかいってなぜかご機嫌。君、寝ないのかい。

「さすがですね。親がわかるんでしょうか」
「どうなんだろうね」
使用人に渡してみたらぐずりだしたからまた受け取った。

「君、そろそろ寝ない?」
ずっとご機嫌のままのアーク。おれ夕飯たべて、出勤しないとなんだけど。

「寝そうにありませんね」

「そうだよな。このまま飯くいにいくか」
アークを抱っこしたままダイニングルームへ。

「アークまでつれてきたのか?母さんは?」
先に座って待っていた親父。

「お袋は寝てて、アークは寝ないから連れてきた」
「そうか、お前抱えたまま食うのか?」と親父に聞かれて
「ああ、大泣きするし」って言いながら、フォーク片手にもぐもぐ。

「あーあー」
手伸ばすアーク。

「残念、お前にはないよ」
控えの使用人からミルクもらって、
「お前これな」とアークの口に押し込むとゴクゴクのむし。

「君ね、俺のごはんの時間邪魔して楽しいかい」と言いつつも、世話する俺。

飲み終わったのに、まだミルクをせがむから「これでも食らってろ」といって、
作っておいたおしゃぶり口にいれたら気に入ったのか大人しくなったから、俺の食事再開。

料理、冷めたし。

「ルーク様、料理長にサンドウィッチにしてもらいました」
ダルトンがお皿交換してくれた。

「おおー、ありがと。こいつのせいで食べる時間がなくなったところだったよ」
さっそくサンドウィッチ頬張る。

「あはは、お前でも我が子の面倒はみるんだな。しかもちゃんとみて、俺はおどろいたな」
さっきから親父が静かだと思ってたら観察していやがった。

「失礼な。見るにきまってんだろ」
もぐもぐ食べる。料理長ドリス、うまいっす。

「アーク、よこせ。俺が抱いてやる」
親父が席たってきた。

「親父、大丈夫かよ」
「母さんと同じで俺も同時期に2人育てたからな」
おしゃぶりちゅぱちゅぱしてるアークを俺の腕から抱き上げた。
泣くのかと思ったが、意外や意外泣かないしキャッキャしてる。

「意外だな」
「何を、お前にできて俺にできないこはない」とか抜かしてるし。

◇◇◇
その後、着替えて出勤。
アークはまだ寝ず、親父とアークに見送られた。

「副団長、今日から復帰ですね!」と俺の秘書メアリーさん。
「ここに来るまで、散々同じこといわれた」といいつつ俺のデスクへ。
うん、大量の資料・報告書がつみあがってる。

「代理でリカルドがやってたんじゃ?」

「ええ、事務処理だけですね。これ全部、魔法関連、軍事魔道具関連なので副団長にしかみれませんので保留状態です。あと、こちらが副団長がいなくて遅れている夜間の新人の配属先に関する資料で、こちらが新人研修の報告書、それから」
どんどん資料を積み上げるメアリーさん。

「優先順位の高いのって、なんで今日のパトロール俺が、あー、新人か」
「その通りです」

俺がまだ新人のシフトを組んでないからってことね。
パトロールの時間になるまで、まじもくもくと仕事した。
たまってる魔法関連と軍事魔道具関連は、日中家でやる事にしたよ。
たった2か月ちょっとでなぜこんなに書類がたまる。

巡回のパトロールも終わって、今日までしないといけない書類だけ片付けた。
復帰祝いとかジョンとダンに聞かれたけど、むりーって顔しておいた。

◇◇◇
夜明け2時間前に帰宅。
「おぎゃあ」とアークの鳴き声。
アークの部屋いったら、お袋が「よしよし」ってあやしてた。

「ルーク、おかえり」
お袋が俺に気づいていった。

「ただいま。って泣き止んだか」
今度はキャッキャしてるよ。

「うふふ、母さんに任せておいてっていったでしょ」
「みたいだな」
まだ2日だけど、鷲になる俺がこうやってガキみられるのも、親父、お袋、使用人たちがいてくえるおかげだしな。

「仕事はどうだったの?」

「大量の書類がまってたよ。一部は家にもって帰ってやらないといけない量」
苦笑いの俺だよ。

「カールもあなたとローランが生まれた時はそうだったわ」

「そうだったんだな。」
親父って、本当に子どもの面倒みていたんだな。

「ええ、でも本当、孫をこんなに早く抱けるなんて思ってもみなかっわ」

「はは、俺も作るをは思ってもみなかったよ」

「後悔は、してないみたいでよかったわ」

「ルークに相談なしになっちゃったんだけど、公爵領から乳母のミーナとルークとローランの乳母だったナナがくるの。リリスちゃんの葬儀の後の辺りにね。家令のパトリックが心配してね。ミーナはアークの授乳期間が終われば領地に帰るけど、ナナはアークが2歳か3歳ぐらいまでいるかもしれない」
乳母が来るのはありがたいけど、それでもな。

「ナナはとってもいい人だから、でもルークがダメだったら返すから」
お袋になでなでされる。
「うん、それで。」
ようやくアークも寝た。

それから、同僚とは飲み行く事もなく、仕事しまくりつつも、呪いのためにだけに娼婦にもいった。
けど、アークを世話はしっかりしているというかなるべく人型の時は離れないようにしてた。
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