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3章:魔道国家編
学園に編入
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俺の出生には驚いたけど、俺は、無事編入試験に合格して、当初の予定通り魔道国家の学園に通う事になった。
そして、今日から、俺は人生で初めて学園に通う。
そして今、校長室にきてる。 編入初日に学園長室に行くように言われたからだ。
「えっと、いろいろ突っ込みたいんすけど、なんで国王が学園長で、もっとつっこみたいにが、おい! モーゼス! なんで担任なんだよ!!」って俺。
なんせ、ドミークはいるし、皇国にいるはずのモーゼスが目の前にいるからだ。
驚かないでいるほうが無理だろこれ。
「ルカス君、いや、カーゼフ君か、ちょっとしたサブライズだよ。 僕だって皇国から亡命するの大変だったんだよ。」ってモーゼスがいつもの口調っていうか飄々として言う。
「てめぇー、来てるなら早くいえ」ってパシパシ叩いてやった。
「ルカス君、モーゼスのやつ先週やっと魔導国家についたんじゃ。 その後、長旅の疲れとかもあったんじゃ。
ルカス君の転入するクラスのB組の担任が、急遽、産休にはいるのもあってじゃな、モーゼスに頼むことになったんじゃ。 ちなみに、代々魔導国家の王は学園長も兼任なのじゃ。」ってドミークが説明してくれた。
「そういう事だよ、ガーゼフ君。 そして、僕のことはガドナー先生と呼んでくれたまえ」ってなんか偉そうな口調だ。
「へいへい、ガドナー先生。」って言っておいた。
◇◇◇
そんでもって俺は、今、初めて学園の教室にいる。
ちょっと緊張してる。 モーゼスと一緒にクラスに入ったらなんか生徒達が騒がしい。
「生徒諸君静かにね。」
「今までの担任の先生が産休に入ってしまってね。 僕が臨時教師としてBクラスの担任になる、モーゼ・ガドナーだよ。 学科は『魔法学』『召喚・魔法陣』『魔道具』、実技は、『魔法関連』と『魔道具全般』かな。 よろしくね。」
というと、拍手だ。 へぇー、魔法士学科卒は、伊達じゃないんだな。
「はいはい、そして彼が編入生君だ。 自己紹介ね。」
うわぁー緊張する。
「えっと、名前は、ルカス・ガーゼフ。 専攻は『魔道具科』です。 よろしくお願いします。」
って言ったら、教室内が一瞬シーンとなり、
「非戦闘だって」
「魔道具科なのに何でBにいる?」
「だっさー」などなどの声が。。
え!魔道具科ってまずいの? 一応試験で、剣術は結局形だけだったから専攻として冒険科、魔法科も選べたけど、この国の付与魔法とか魔道具開発に興味があったから魔道具科にした。
ドミークも好きなのを選べって言ってたし。
「はいはい静かにね。 ガーゼフ君の席は、窓側の後ろね。」って言われて、俺は席についた。 移動するときもクスクス笑われたけど。
授業を受けて、途中の小休憩。 なんとか授業についてけた。
とりあえず、次の授業に向けて教科書を読んでいる。
「ルカスいるか?」って、男子生徒の声だ。
他のクラスは、「え? Sクラスのダニエル様?」「え、底辺転入生になんの用事だよ」って声がする。
そんなクラスメイト達の声を無視して、つかつかと俺のほうに、筋肉隆々で190cmで大柄なダニエルがニヤニヤ笑いながら来た。
「ダニエルって、Sクラスだったんだ?」って俺が言うと周りは信じられないって顔してる。
いや同級生っての知ってたけど、クラスなんてしらないし。 聞いてないしってのが正解だ。
「あー、一応これでも高位冒険科だしな。 んで、お前専攻どうしたんだよ」
「うん? 魔道具科にした。」
「はぁーー、いやいやお前さ、魔道具は趣味にしろって言ったじゃねぇーかよ。 まぁいいけど、昼、食堂を案内するからよ、またくるな。」って言って、嵐のように去っていったダニエル。
とりあえず、編入初日、食堂の場所なんて知らないから、誘われたのは助かった。
そして、今日から、俺は人生で初めて学園に通う。
そして今、校長室にきてる。 編入初日に学園長室に行くように言われたからだ。
「えっと、いろいろ突っ込みたいんすけど、なんで国王が学園長で、もっとつっこみたいにが、おい! モーゼス! なんで担任なんだよ!!」って俺。
なんせ、ドミークはいるし、皇国にいるはずのモーゼスが目の前にいるからだ。
驚かないでいるほうが無理だろこれ。
「ルカス君、いや、カーゼフ君か、ちょっとしたサブライズだよ。 僕だって皇国から亡命するの大変だったんだよ。」ってモーゼスがいつもの口調っていうか飄々として言う。
「てめぇー、来てるなら早くいえ」ってパシパシ叩いてやった。
「ルカス君、モーゼスのやつ先週やっと魔導国家についたんじゃ。 その後、長旅の疲れとかもあったんじゃ。
ルカス君の転入するクラスのB組の担任が、急遽、産休にはいるのもあってじゃな、モーゼスに頼むことになったんじゃ。 ちなみに、代々魔導国家の王は学園長も兼任なのじゃ。」ってドミークが説明してくれた。
「そういう事だよ、ガーゼフ君。 そして、僕のことはガドナー先生と呼んでくれたまえ」ってなんか偉そうな口調だ。
「へいへい、ガドナー先生。」って言っておいた。
◇◇◇
そんでもって俺は、今、初めて学園の教室にいる。
ちょっと緊張してる。 モーゼスと一緒にクラスに入ったらなんか生徒達が騒がしい。
「生徒諸君静かにね。」
「今までの担任の先生が産休に入ってしまってね。 僕が臨時教師としてBクラスの担任になる、モーゼ・ガドナーだよ。 学科は『魔法学』『召喚・魔法陣』『魔道具』、実技は、『魔法関連』と『魔道具全般』かな。 よろしくね。」
というと、拍手だ。 へぇー、魔法士学科卒は、伊達じゃないんだな。
「はいはい、そして彼が編入生君だ。 自己紹介ね。」
うわぁー緊張する。
「えっと、名前は、ルカス・ガーゼフ。 専攻は『魔道具科』です。 よろしくお願いします。」
って言ったら、教室内が一瞬シーンとなり、
「非戦闘だって」
「魔道具科なのに何でBにいる?」
「だっさー」などなどの声が。。
え!魔道具科ってまずいの? 一応試験で、剣術は結局形だけだったから専攻として冒険科、魔法科も選べたけど、この国の付与魔法とか魔道具開発に興味があったから魔道具科にした。
ドミークも好きなのを選べって言ってたし。
「はいはい静かにね。 ガーゼフ君の席は、窓側の後ろね。」って言われて、俺は席についた。 移動するときもクスクス笑われたけど。
授業を受けて、途中の小休憩。 なんとか授業についてけた。
とりあえず、次の授業に向けて教科書を読んでいる。
「ルカスいるか?」って、男子生徒の声だ。
他のクラスは、「え? Sクラスのダニエル様?」「え、底辺転入生になんの用事だよ」って声がする。
そんなクラスメイト達の声を無視して、つかつかと俺のほうに、筋肉隆々で190cmで大柄なダニエルがニヤニヤ笑いながら来た。
「ダニエルって、Sクラスだったんだ?」って俺が言うと周りは信じられないって顔してる。
いや同級生っての知ってたけど、クラスなんてしらないし。 聞いてないしってのが正解だ。
「あー、一応これでも高位冒険科だしな。 んで、お前専攻どうしたんだよ」
「うん? 魔道具科にした。」
「はぁーー、いやいやお前さ、魔道具は趣味にしろって言ったじゃねぇーかよ。 まぁいいけど、昼、食堂を案内するからよ、またくるな。」って言って、嵐のように去っていったダニエル。
とりあえず、編入初日、食堂の場所なんて知らないから、誘われたのは助かった。
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