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1章:プロローグ
俺たちは暇してる
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人間の多く住むセロウノ大陸からかなり南下した孤島に、2階建てのログハウスがある。
そこでは、釣った?いや狩った魚と孤島に生息しているウサギを調理しながら、エールとタバコをふかしている俺シュン。
「シュンさん、できたか?」って、エールを飲んでるシリル。
シリルは、俺の元弟子で、身長は163CMと小柄で見た目年齢は人間でいうと14歳ぐらいにしかみえない。 しかーし、不老で、かつ人界とは別の世界、魔界の魔王だ。 なんだかんだで付き合いが数千年は経過してる。
「あともう少しだ、アークとリン呼んで来い」
「うん、わかったぞ」といってログハウスの中にはいり、しばらくするとアークがエールとワインをもち、リンがお皿6枚とフォーク6枚をもちながら出でてきた。
ちなみに、アークは俺の育ての親で、正体は不死鳥。見た目年齢は、20代後半って所だ。
不死鳥って事もあり、ある時期に一度転生を繰り返すんだけど、幼少期と老齢期が身近く、なんだかんだで俺はアークの幼少期を見逃している。 ちなみに、リンは俺の嫁だ。 女嫌いな俺が、唯一平気なのがリン。
俺にとって女は臭いと感じるんだが、リンだけは無臭。 すでに結構長い間生きているけど、無臭の女に会ったのはリンだけだな。 そんな感じで一緒にいる。
リンは、アークの加護で不老で、致命傷を受けない限り死なない。 俺は?って、俺は身体が魔力で出来てるって事で、人間でいう見た目年齢17歳か18際ぐらいで、結局不老不死になったわけだ。
ってそんな事より、6人分の皿とフォークをもってきてる。 今、このログハウスにいるのは4人だ。
「あいつら来ると思うか?」って俺。
「ほらきた」って苦笑いしているアークが指と指すと、元竜王が「そろそろじゃと思ったんじゃ」といい、大魔王が「いいタイミングだ」といって姿を現した。
元竜王は、俺がいま居住にしている神獣竜界の竜種の元竜王。 黒竜だが人化すると、ちょっとした紳士的な執事風になる。 そして、大魔王は、先々代の元魔王だ。 こいつは、魔族特有の陽褐色の肌に、2本の角が生えていて、痩躯なのに細マッチョでやたらと色気がある。 こいつらもある事情により不老で、俺たちは隠居組って呼んでる。 隠居した竜王の事を元竜王って呼ぶし、大魔王も引退した魔王の事をいうからだ。
こいつら隠居組あわせて俺たち6人はなんだかんだよく顔を合わせる。
「いつものメンバーだ」ってリンが笑いながら、皿を配ってる。
「だな」って俺、タバコ加えてる。
そういわけで、俺たち6人で、結局、皆でワイン、エールをのみながら、魚、ウサギ、野菜などを頬張る事になるわけだ。 っていうか、俺たちが集まるきっかけって大体俺が外で料理する時だな。
隠居組は遅れてくるわりにだいたい料理が出来る時に、各自の居住世界からやってくる。
どういうわけなのか、俺も知らん。
「にしても、俺ら暇だよなぁー」って俺。
「暇だぞ」ってシリル。
「「「「暇だな」」」」って他の奴ら。
「暇だからっていって、久しぶりにここを思い出してきたけど、やっぱ暇だな」ってアーク。
そう、俺、アークとリン、元竜王もか居住は、さっきも言ったように神獣竜界だ。 けど、神獣竜界も魔界も海がなく、海のある人界かつ勝手に昔、俺が拠点として作った島の事を思い出して、たまにはって事でここに遊びに来た。
「あー、なんか面白れぇー事ねぇーかな」って俺。
「特にないな」って大魔王だ。
「ないぞ」ってシリル。 誰か、なんかネタないのかよ。
「そういや、竜王が人間社会で魔術を使う奴らか奴がいるといっておったのじゃ」って元竜王だ。
「へー、珍しいな」って俺。
魔術は己の魔力のみを使って、自然の理を理解して発動する。 その結果、魔法陣になるし、無演唱だ。 そのため幼少期から勉強する必要あるし、魔力量がないと初期の魔術も使えない。 人間社会ではもはや廃れたはずなのに、珍しいな。 人間社会で主流なのは、演唱魔法なんだけどな。
ちなみに、魔族はみな魔術を使う。 なんせ、魔力量が非戦闘員であっても人間の成人の倍はあるからな。
「そやつは、傭兵団を潰しまくってるそうじゃ。 目的は、ようわからんのじゃが、傭兵団に宣戦布告して、勝ったら自分達の傭兵にするみたいじゃがな。」って元竜王。
「ふーん、相変わらず、人間社会って争いばっかりだな」とエールをのみながら苦笑する俺。
俺の立場は、この世界にある3世界、つまり神獣竜界、魔界、そして人間たちが多く住む世界である人界の傍観者であり調停者だ。 つまり秩序が乱れた場合、俺は調停者として間にはいる事になる。
といっても、世界の理を歪ませるような事態の時だけで、人間同士の争いについては一切関与しない。
そんな立場にさせたのは、あいつだ。
そこでは、釣った?いや狩った魚と孤島に生息しているウサギを調理しながら、エールとタバコをふかしている俺シュン。
「シュンさん、できたか?」って、エールを飲んでるシリル。
シリルは、俺の元弟子で、身長は163CMと小柄で見た目年齢は人間でいうと14歳ぐらいにしかみえない。 しかーし、不老で、かつ人界とは別の世界、魔界の魔王だ。 なんだかんだで付き合いが数千年は経過してる。
「あともう少しだ、アークとリン呼んで来い」
「うん、わかったぞ」といってログハウスの中にはいり、しばらくするとアークがエールとワインをもち、リンがお皿6枚とフォーク6枚をもちながら出でてきた。
ちなみに、アークは俺の育ての親で、正体は不死鳥。見た目年齢は、20代後半って所だ。
不死鳥って事もあり、ある時期に一度転生を繰り返すんだけど、幼少期と老齢期が身近く、なんだかんだで俺はアークの幼少期を見逃している。 ちなみに、リンは俺の嫁だ。 女嫌いな俺が、唯一平気なのがリン。
俺にとって女は臭いと感じるんだが、リンだけは無臭。 すでに結構長い間生きているけど、無臭の女に会ったのはリンだけだな。 そんな感じで一緒にいる。
リンは、アークの加護で不老で、致命傷を受けない限り死なない。 俺は?って、俺は身体が魔力で出来てるって事で、人間でいう見た目年齢17歳か18際ぐらいで、結局不老不死になったわけだ。
ってそんな事より、6人分の皿とフォークをもってきてる。 今、このログハウスにいるのは4人だ。
「あいつら来ると思うか?」って俺。
「ほらきた」って苦笑いしているアークが指と指すと、元竜王が「そろそろじゃと思ったんじゃ」といい、大魔王が「いいタイミングだ」といって姿を現した。
元竜王は、俺がいま居住にしている神獣竜界の竜種の元竜王。 黒竜だが人化すると、ちょっとした紳士的な執事風になる。 そして、大魔王は、先々代の元魔王だ。 こいつは、魔族特有の陽褐色の肌に、2本の角が生えていて、痩躯なのに細マッチョでやたらと色気がある。 こいつらもある事情により不老で、俺たちは隠居組って呼んでる。 隠居した竜王の事を元竜王って呼ぶし、大魔王も引退した魔王の事をいうからだ。
こいつら隠居組あわせて俺たち6人はなんだかんだよく顔を合わせる。
「いつものメンバーだ」ってリンが笑いながら、皿を配ってる。
「だな」って俺、タバコ加えてる。
そういわけで、俺たち6人で、結局、皆でワイン、エールをのみながら、魚、ウサギ、野菜などを頬張る事になるわけだ。 っていうか、俺たちが集まるきっかけって大体俺が外で料理する時だな。
隠居組は遅れてくるわりにだいたい料理が出来る時に、各自の居住世界からやってくる。
どういうわけなのか、俺も知らん。
「にしても、俺ら暇だよなぁー」って俺。
「暇だぞ」ってシリル。
「「「「暇だな」」」」って他の奴ら。
「暇だからっていって、久しぶりにここを思い出してきたけど、やっぱ暇だな」ってアーク。
そう、俺、アークとリン、元竜王もか居住は、さっきも言ったように神獣竜界だ。 けど、神獣竜界も魔界も海がなく、海のある人界かつ勝手に昔、俺が拠点として作った島の事を思い出して、たまにはって事でここに遊びに来た。
「あー、なんか面白れぇー事ねぇーかな」って俺。
「特にないな」って大魔王だ。
「ないぞ」ってシリル。 誰か、なんかネタないのかよ。
「そういや、竜王が人間社会で魔術を使う奴らか奴がいるといっておったのじゃ」って元竜王だ。
「へー、珍しいな」って俺。
魔術は己の魔力のみを使って、自然の理を理解して発動する。 その結果、魔法陣になるし、無演唱だ。 そのため幼少期から勉強する必要あるし、魔力量がないと初期の魔術も使えない。 人間社会ではもはや廃れたはずなのに、珍しいな。 人間社会で主流なのは、演唱魔法なんだけどな。
ちなみに、魔族はみな魔術を使う。 なんせ、魔力量が非戦闘員であっても人間の成人の倍はあるからな。
「そやつは、傭兵団を潰しまくってるそうじゃ。 目的は、ようわからんのじゃが、傭兵団に宣戦布告して、勝ったら自分達の傭兵にするみたいじゃがな。」って元竜王。
「ふーん、相変わらず、人間社会って争いばっかりだな」とエールをのみながら苦笑する俺。
俺の立場は、この世界にある3世界、つまり神獣竜界、魔界、そして人間たちが多く住む世界である人界の傍観者であり調停者だ。 つまり秩序が乱れた場合、俺は調停者として間にはいる事になる。
といっても、世界の理を歪ませるような事態の時だけで、人間同士の争いについては一切関与しない。
そんな立場にさせたのは、あいつだ。
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