【白銀の黒帝：15】転生者と生まれ変わり

4章：王国侵攻編

対悪魔軍との決戦 後編

悪魔軍との戦争がはじまり2時間経過した時には、ほぼ9割の悪魔が殺されている。
まさに一方的な殲滅である。

シリルが血塗れで双剣を握っている。　テッドとアモンが「「我らは黒帝の縁者だ」」と槍と短剣で向かってきて、シリルが「ライとリオンは弟子だぞ。　縁者は俺だけだぞ」といって、2人の首をはねる。　シリルが「ライとリオンのほうがきっともっと強かったぞ」といいながら他の残りを殺戮する。

リンは、大鎌をふると、エタンと鎌があたる。　エタンが「我は暗殺者の生まれ変わりだ」といって、もう一度攻撃するが、リンが素早く鎌を振り胴体を切り離しながら「我は女だ」というのだった。

その一方で、王妃が「サディアスさま」というが、イアスにより殺害される。
サディアスが大剣をもち「私が黒帝だ！」といって俺シュンに斬りかかってきたけど、「おせぇー。」といって死角にはいりそのまま真っ二つで双剣で胴体を切って殺害。

900万の悪魔軍は魔術が使えずなすすべなくやられ、殲滅完了後には死体の山が6つ程できあがる。
10人と5匹があつまり、俺がタバコに火をつけながら一服。
「なんか、魔術使えねぇと悪魔って弱いんだな」というと、イアス達を除くみんなが「同感」っていってる。　やっぱそう思うよな。　
「隊長、後方のほうは、ギルド隊員並みでしたよ」というと、イルとルイも「確かに」っていってる。
「まぁ、隊長達にしてみたら、たいしたことないっすけどね」とニヤリ笑うイアスだ。

俺たち出てなかったら、魔道国家が危なかった事か。

とりあえず俺が洗浄魔術でみんなを綺麗にして、「乾杯だな」といってエールを配りのみだす。　
「後始末は、リンとシリルだな」といってリンとシリルは飲みながらリンは黒炎で死体を燃やし、シリルは闇炎で死体を燃やしてる。

「シュン、あとは人間達だな」ってアーク。
「だな」って俺だ。
「イアス達連れてくわ」
「会えるかもしれないし、あいえないかもだぞ」ってシリルがイアス達にいい、リンも「ああ、まただ」というと、イアス達が「「「リンさん、シリルさん、アークさん達、また」」といってシュンと一緒にジムのほうへ集団転移してく。

その様子をみて、リン達、神獣たちはみな魔の森に転移で戻るのだった。

◇◇◇
俺がイアス達をジムの所へ連れていった。
「異物の排除はおわったからよ、あの人間達をどうするかはお前らしだいな」
「承知いたしました。」ってラグダスに、ジムも「了解しました」という。
「んじゃぁ、また」といってタバコの火をつけると、イアス達が「「隊長、また」」といってそのまま俺も魔の森へ移動だ。

人間の奴隷やら悪魔たちに貼った結界は、もちろん解除してだ。

そして、ラグダス、元国王が連れてこれれた人間兵とはなし、彼らは脅されてきたということでそのまま退却となる。

ただ、シュン達が去ったあと、ラグダス、元国王、ジム、イアス達以外は、悪魔達は誰かによって倒されが誰にという記憶はなく、イアス達の活躍と、神獣達の報復があったという記憶だけが残るのだった。