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5章:エピローグ

エピローグ

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王国は、元国王が王に返り咲き、竜騎士団、ギルド、また魔導国家のたすけにより徐々に元通りになる。 
ドワーフ国もあっという間に復活する。

そして、ギルド本部は、王都に戻りイアス達も王都で生活するようになる。
ある日、イアス達がいつものように討伐を終えてギルド前の公園にいる。
そこには、<偽物><悪魔>といたずら書きがされ、また頭部が破壊されている白銀の黒帝の像がある。

「隊長、これみたら喜ぶっすね」ってイアス。
「嫌がってたしな」ってイル。
「隊長の本当の素顔を知った今、この像はありえないよな」ってルイ。

「だな。 表現事態無理っしょ」と笑うイアスそして、イルとルイもつられて笑う。

サディアスのお陰なのか、その後、白銀の黒帝の像は撤去される。 
国王、魔導国家、ギルドでは、サディアスは生まれ変わりではなく、ただ名を語ったと全国民に再度訂正されるのであった。
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