27 / 88
4章:迷宮都市編
迷宮都市での日々④
しおりを挟む
その晩、カールは、子供達の相談事についてシュンとリンにも話す。
「俺はわからん。 が、ようは、セックスすりゃいいんじゃねぇの。 なぁ、リン」
「うん、思春期特有の発情だろ」というリン。
カールは、カールで「そういう事だったんですね」と納得してしまう。
「んじゃぁ、リンが性教育すりゃいいんじゃねーか?」と俺が提案すると、
「こう言うのは第三者がいいかと?」と慌ててカールに却下された。
「そうなのか? 俺わからんが。
手っ取り早く、カールが娼婦に連れていくってぇーのはどうだ? この辺、あるんだろ?」と聞く俺。
「それは勘弁してください。 嫌ですよ。」とも言われてしまった。
いくら俺の依頼でも、カールもこればかりは断るのであった。
皆でどうするかと話していた所、俺がタバコに火をつけて一服する。
そして、ニヤリと笑い「適任者がいんぞ。 大魔王がいたな。 あいつに頼もう」というと、
リンもカールも「「いた、適任者!!」」といって、賛成する。
かくして、大魔王による性教育が秘かに準備されるのであった。。。
◇◇◇
ついでとばかり、俺たち3人は、子供達の話をすることにした。
「問題は学園だな。」といって、俺が学園の案内書を出す。
案内書の内容はこうだ、契約精霊の等級でクラス分けがされる。
学園の高等部は、3年制と5年制にわかれており、1年半の間は、基礎戦闘や戦闘魔法を学ぶ。
2年の後期ごとに専攻がわかれ、竜騎士、上流騎士、騎士、精霊魔法(攻撃、回復)、冒険科だ。
竜騎士は、成績上位順に希望した10名となるが、上級精霊との契約が必須となっていた。
「うーん、困りましたね。 って、あれ、全寮制じゃなくてもいいんですね」という文言を見つけるカールだった。
「義務化したおかげで人数増えたんだろ。
試験といってもそんなに難しくなくて、クラス分けのためみてぇーだしな。
それに、あいつらに寮はきっと無理だろ。」と俺がいうと、「ええ、無理でしょうね」というカール。
「ってことで、カール、学園都市の裏通りでここと似た立地探しな!」というと、
カールは俺の言葉を察して「ええ、探しますよ」と企みんだ笑みをこぼす。
「学園のほうは、まぁ俺が話をつければ問題ねぇーだろ」という俺に、
「うん、面白くなりそうだ。」企んだ笑みを見せるリンだ。
◇◇◇
そして、食堂もカフェも順調に進み、リオンとレイモンドも、もうじき15歳になる。
リオンとレイモンドが、転移して戻ってきて、「師匠、やっとケルベロス倒したぁー!!」と大喜びで報告してきた。
「そうみたいだな。 さっき、ケルベロスからも連絡もらったわ」
「師匠、どういう事っすか?」と聞かれ、リオンとレイモンドの表情はなぜ知っているという顔だ。
そうなるよなって、俺は、タバコに火をつけて一服する。
「前も行ったが、ダンジョンマスター倒してもギルドに報告すんなって言っただろ?」
頷くリオンとレイモンド。
タバコの煙を吐いてから、
「実はよ、ケルベロス知り合いでな、暇の時に鍛えまくったらよ、なんか強くなりすぎちまったらしい。
本当はもっと弱かったんだが、今となっては、カールが本気出して倒せるかっていうレベルにしちまったんだ。
俺がこのぐらいのレベルでって指定して、お前らに挑ませてたんだ。
いい勉強になっただろ。 なんども死ぬ思いしてよ。」
そう話す俺の言葉に思い当たるふしがあるレイモンドとリオン。
「あー、だから最後に『合格』って札だして、サムズアップしてたのか!」
「あー、してたしてた。 俺ら嬉しくて、喜んでたけどな。 マスター戦ってそういうものかと思ってたしな。
でも楽しかったな。 次は中級だ攻略だ レイ!」といってリオンとレイモンドは拳を合わせるのであった。
ダンジョン生活もすっかり板につき、楽しんでいるようだ。
「蟻地獄を味わうがいい」とぼそっといったリンの言葉は俺しか聞いてなかった。
週3回のダンジョン間引きを、あいかわらず夜中にうけているが、月2度、虫エリアがあるのであった。
「ケルベロスも倒したし、おめぇーらも、もうすぐ15歳だろ?」というと、
「「うん」」と元気に返事するリオンとレイモンド。
「試験やら学園の日程を考えると、5か月後には学園都市に引っ越しなきゃならねぇー。
だからよ、再来週から、1か月『魔の森』の家にいくぞ。
15歳っていうと昔でいえば成人だしな。 俺らからのちょっとしたプレゼントもあんぞ」とニタリ笑うシュン。
「「まじっすか! やったー!!」」と大はしゃぎの子供達2人は素直に喜んでいる。
「俺はわからん。 が、ようは、セックスすりゃいいんじゃねぇの。 なぁ、リン」
「うん、思春期特有の発情だろ」というリン。
カールは、カールで「そういう事だったんですね」と納得してしまう。
「んじゃぁ、リンが性教育すりゃいいんじゃねーか?」と俺が提案すると、
「こう言うのは第三者がいいかと?」と慌ててカールに却下された。
「そうなのか? 俺わからんが。
手っ取り早く、カールが娼婦に連れていくってぇーのはどうだ? この辺、あるんだろ?」と聞く俺。
「それは勘弁してください。 嫌ですよ。」とも言われてしまった。
いくら俺の依頼でも、カールもこればかりは断るのであった。
皆でどうするかと話していた所、俺がタバコに火をつけて一服する。
そして、ニヤリと笑い「適任者がいんぞ。 大魔王がいたな。 あいつに頼もう」というと、
リンもカールも「「いた、適任者!!」」といって、賛成する。
かくして、大魔王による性教育が秘かに準備されるのであった。。。
◇◇◇
ついでとばかり、俺たち3人は、子供達の話をすることにした。
「問題は学園だな。」といって、俺が学園の案内書を出す。
案内書の内容はこうだ、契約精霊の等級でクラス分けがされる。
学園の高等部は、3年制と5年制にわかれており、1年半の間は、基礎戦闘や戦闘魔法を学ぶ。
2年の後期ごとに専攻がわかれ、竜騎士、上流騎士、騎士、精霊魔法(攻撃、回復)、冒険科だ。
竜騎士は、成績上位順に希望した10名となるが、上級精霊との契約が必須となっていた。
「うーん、困りましたね。 って、あれ、全寮制じゃなくてもいいんですね」という文言を見つけるカールだった。
「義務化したおかげで人数増えたんだろ。
試験といってもそんなに難しくなくて、クラス分けのためみてぇーだしな。
それに、あいつらに寮はきっと無理だろ。」と俺がいうと、「ええ、無理でしょうね」というカール。
「ってことで、カール、学園都市の裏通りでここと似た立地探しな!」というと、
カールは俺の言葉を察して「ええ、探しますよ」と企みんだ笑みをこぼす。
「学園のほうは、まぁ俺が話をつければ問題ねぇーだろ」という俺に、
「うん、面白くなりそうだ。」企んだ笑みを見せるリンだ。
◇◇◇
そして、食堂もカフェも順調に進み、リオンとレイモンドも、もうじき15歳になる。
リオンとレイモンドが、転移して戻ってきて、「師匠、やっとケルベロス倒したぁー!!」と大喜びで報告してきた。
「そうみたいだな。 さっき、ケルベロスからも連絡もらったわ」
「師匠、どういう事っすか?」と聞かれ、リオンとレイモンドの表情はなぜ知っているという顔だ。
そうなるよなって、俺は、タバコに火をつけて一服する。
「前も行ったが、ダンジョンマスター倒してもギルドに報告すんなって言っただろ?」
頷くリオンとレイモンド。
タバコの煙を吐いてから、
「実はよ、ケルベロス知り合いでな、暇の時に鍛えまくったらよ、なんか強くなりすぎちまったらしい。
本当はもっと弱かったんだが、今となっては、カールが本気出して倒せるかっていうレベルにしちまったんだ。
俺がこのぐらいのレベルでって指定して、お前らに挑ませてたんだ。
いい勉強になっただろ。 なんども死ぬ思いしてよ。」
そう話す俺の言葉に思い当たるふしがあるレイモンドとリオン。
「あー、だから最後に『合格』って札だして、サムズアップしてたのか!」
「あー、してたしてた。 俺ら嬉しくて、喜んでたけどな。 マスター戦ってそういうものかと思ってたしな。
でも楽しかったな。 次は中級だ攻略だ レイ!」といってリオンとレイモンドは拳を合わせるのであった。
ダンジョン生活もすっかり板につき、楽しんでいるようだ。
「蟻地獄を味わうがいい」とぼそっといったリンの言葉は俺しか聞いてなかった。
週3回のダンジョン間引きを、あいかわらず夜中にうけているが、月2度、虫エリアがあるのであった。
「ケルベロスも倒したし、おめぇーらも、もうすぐ15歳だろ?」というと、
「「うん」」と元気に返事するリオンとレイモンド。
「試験やら学園の日程を考えると、5か月後には学園都市に引っ越しなきゃならねぇー。
だからよ、再来週から、1か月『魔の森』の家にいくぞ。
15歳っていうと昔でいえば成人だしな。 俺らからのちょっとしたプレゼントもあんぞ」とニタリ笑うシュン。
「「まじっすか! やったー!!」」と大はしゃぎの子供達2人は素直に喜んでいる。
10
あなたにおすすめの小説
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる