【白銀の黒帝:4】精霊と無能者

八木恵

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5章:学園都市編

弟子たち 最終学年の日々③

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学年選抜トーナメント戦が開催され、
トーナメント戦の結果16名全てがSクラスの生徒となった。
 その中にはバード、ハンナ、アルフも含まれ、またユウヤ、そしてユウヤハーレムは王女を除く3名、マクレーン、竜騎士候補の3名、他上流騎士の男子生徒達であった。

不参加の、リオンとレイモンドはサボろうとしたが、クリスに言われ観戦していた。 
彼らは、観戦しながら精霊魔法を観察することにしていた。 Sクラスにも関わらず不参加の2人は、他クラスでは無能者だからだとか、やっぱり弱いのではないかなどヤジが飛び交うが、直接絡む事はなかったので無関心を決め込んでいた。

この時2人は"無能者"と言われたのが久しぶりだとは感じていた。
理不尽な悪意から防ぐシュンの作った魔道具は今もつけている、リオンとレイモンド。 
このことは一応頭の片隅に入れて置く事にした。

◇◇◇
それからテストが近づいてきたある日、ユウヤがレイモンドの所にくる。
「前回は首席を譲ったけど、今回は僕は負けないよ。 正々堂々、お互い頑張ろう」といってくる。
「え? テストは個々の努力だし、勝ち負けとかはないと思うけど」
「そうじゃない!  ただ僕はお互い頑張ろうっておもって!」とまた挑発して何かいおうとするが、アルフが来てユウヤを連れて行くのだった。

そんな姿のユウヤを見ながら、バードは怪訝な顔をして
「ユウヤの奴、やたらと最近お前らに絡むな」といい、リオンとレイモンドは頷くのだった。

そして、テストが終了し結果発表とともに3年前期が終わる。

テストの結果は、レイモンドが総合1位、リオンが総合2位でユウヤは3位だった。 
その結果を受け、ハーレム達は不正だと喚くが、クリスが一喝する。 
ユウヤは、珍しくレイモンドとリオンを睨みつけて悔しい表情をするのだった。

「明日から3年最後の長期休暇だ。 このクラスの半分は合宿だが、大会出場目指して頑張ってほしい。 他の者は、あんまハメはずすなよ 解散」とクリスがいって終業する。

リオンとレイモンドは、バード達に別れをいって、帰宅していく。 
そして、彼らにとって生涯最後になるかもしれない神獣竜界へだ。
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