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2章:悪役子息な俺
誰もいない訓練場
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昼食時もあって、騎士もみんな食事中だ。
アシュリーは、俺が呼ばないと来ない。
だいたい、洗濯か、フロイドの所にいて、俺の所に来るのは朝起こしに来る時と食事、あとは着替えで俺が呼ぶと来るぐらいか。
まぁいい、軽いストレッチして、誰もいない訓練場を走っている。
≪へー、ただ広い敷地だけなんだな≫
(そうだよ。 だいたい、みんな槍もって素振りしてそのあと手合わせだよ。 あと、乗馬の練習場が別にある。 乗馬できないのに無理矢理乗馬して落馬したんだよ。)
≪そうなのか。 俺、馬って乗ったことないや。 そうそう、お前のいる世界って魔物いて、竜ってか飛ぶトカゲ、それに古代遺跡にアーティファクト、ほうほうダンジョンもあんじゃねぇーかよ。≫
(魔神、なぜそれ知ってる)
≪今、報告書読みながら、んでアイザックって奴がアーティファクト見つけて、それ使って帝国を攻めると。
ほうほう、空母じゃねぇーかよ。 んな、騎馬とワイバーンが主流の戦術だとほとんどが太刀打ちできないな。
それで、この大陸は1個に統一されるってわけか。 んでもって、その途中で瘴気が濃くなり、スタンビードがおこり、アシュリーの浄化で瘴気が無くなって正常になると。
アシュリーは、聖女として崇められ、アイザックと結婚して王妃。 お前は、途中で戦死するか、統一まで、捕虜後、戦争奴隷として前線にいて戦死、または生き残っても最後に処刑か。
弟は、へぇーアイザックと学園での仲間になって、帝国攻める時に裏切るのか。 んで、武勲上げて、アイザックの家臣に登りつめると。≫
(俺の6回のループ、復唱するのやめてくれ。 その通りだよ。 フロイドの奴は帝国を裏切るよ。 まぁ、同年代のやつでアイザックの仲間はみんな裏切る。 空母登場で、結局なすすべなく、皇帝は敗北宣言するんだよ。
帝国民には被害ないし、四騎将も無事。 結局、末端貴族と傭兵、それに俺だけが戦死または、俺のみ捕虜奴隷だ。 他の貴族たちはみんな解放されるんだよ。
その時点で、アサト王国の王女とアイザックは婚約。 アイザック自体、実は古代遺跡のあったクナッシャ国の王子で、帝国が滅ぼしたときアサト王国の武将の家に保護されてたはずだ。)
って頭の中でいいながら、いつものように槍で素振りしてる。 俺は小柄から、まじ重たい。
≪なんか、帝国は悪っていう筋書きだな。 ってかよ、お前何で槍にこだわるんだ?≫
(そりゃ、四騎将の1つ、槍聖の家系で槍の系図だからだよ。)
≪体形考えても、お前には槍むいてないだろ≫
(じゃぁ、何だっていうんだよ。 俺は槍以外もったことないんだよ。)
≪まじか、俺は、槍使ったことないけど、お前剣術のほうが向いてるな。≫
(剣術って。 剣聖の家系のみだ。)
≪そうなのか。 四騎将って、槍、剣、斧、弓は全部系図で学ぶのか?≫
(ああ、そうだよ。 弓が空の騎士だ。)
≪んじゃあ、魔法は?≫
(属性があって、火、水、土、風、氷、雷、闇、聖んでハズレ属性の無属性。 7歳の時に属性検査があって俺はハズレ属性の無属性のみ、弟は火、風、雷。 母親が風、水、父親が火と雷だ。)
≪それでお前の記憶には、身体強化しかなくって、無属性の情報が無いのか。≫
(ああ、無属性って生活魔法以外使えないからな。 学園の授業でも、属性毎に学ぶから俺はその時点で落第だ。 公爵家の嫡男っていう理由だけで進級できるけどな。)
≪へー、結構魔力あんのに勿体ないな。≫
(はぁー、俺に魔力が多いって、何言ってんだか。)
≪結構な量の魔力量ねぇーと、俺がリンク出来ねぇーんだよ≫
(そうなのか。)って納得するしかない俺。
≪そういう事だ。 んで、お前魔力操作もなってないな。 まぁ誰も教えなきゃそうなるか≫
(なんだよ、その魔力操作って)
≪その意味ない素振りやめて、あぐらかけ。 俺が教えてやる≫
って言われて、俺は素振りでもう腕あがらない。 しかも、汗だくで、息あがってるけど、言われるままに座った。
そしたら、また身体乗っ取られた。 ただ、身体中を何かが巡っている。 ぐるぐる回転している。 これが魔力なのか。 身体の疲れも取れてきたし、どういう事だ。
≪まず、初期段階の魔力操作だ。 ついでに回復させたから、これ四六時中してろ、寝てる時もだ。 俺、羽虫退治いってくるから、またな≫
って魔神は去ったみたいだ。 羽虫ってなんだよって、心の中で突っ込んでも返事はなかったからだ。
アシュリーは、俺が呼ばないと来ない。
だいたい、洗濯か、フロイドの所にいて、俺の所に来るのは朝起こしに来る時と食事、あとは着替えで俺が呼ぶと来るぐらいか。
まぁいい、軽いストレッチして、誰もいない訓練場を走っている。
≪へー、ただ広い敷地だけなんだな≫
(そうだよ。 だいたい、みんな槍もって素振りしてそのあと手合わせだよ。 あと、乗馬の練習場が別にある。 乗馬できないのに無理矢理乗馬して落馬したんだよ。)
≪そうなのか。 俺、馬って乗ったことないや。 そうそう、お前のいる世界って魔物いて、竜ってか飛ぶトカゲ、それに古代遺跡にアーティファクト、ほうほうダンジョンもあんじゃねぇーかよ。≫
(魔神、なぜそれ知ってる)
≪今、報告書読みながら、んでアイザックって奴がアーティファクト見つけて、それ使って帝国を攻めると。
ほうほう、空母じゃねぇーかよ。 んな、騎馬とワイバーンが主流の戦術だとほとんどが太刀打ちできないな。
それで、この大陸は1個に統一されるってわけか。 んでもって、その途中で瘴気が濃くなり、スタンビードがおこり、アシュリーの浄化で瘴気が無くなって正常になると。
アシュリーは、聖女として崇められ、アイザックと結婚して王妃。 お前は、途中で戦死するか、統一まで、捕虜後、戦争奴隷として前線にいて戦死、または生き残っても最後に処刑か。
弟は、へぇーアイザックと学園での仲間になって、帝国攻める時に裏切るのか。 んで、武勲上げて、アイザックの家臣に登りつめると。≫
(俺の6回のループ、復唱するのやめてくれ。 その通りだよ。 フロイドの奴は帝国を裏切るよ。 まぁ、同年代のやつでアイザックの仲間はみんな裏切る。 空母登場で、結局なすすべなく、皇帝は敗北宣言するんだよ。
帝国民には被害ないし、四騎将も無事。 結局、末端貴族と傭兵、それに俺だけが戦死または、俺のみ捕虜奴隷だ。 他の貴族たちはみんな解放されるんだよ。
その時点で、アサト王国の王女とアイザックは婚約。 アイザック自体、実は古代遺跡のあったクナッシャ国の王子で、帝国が滅ぼしたときアサト王国の武将の家に保護されてたはずだ。)
って頭の中でいいながら、いつものように槍で素振りしてる。 俺は小柄から、まじ重たい。
≪なんか、帝国は悪っていう筋書きだな。 ってかよ、お前何で槍にこだわるんだ?≫
(そりゃ、四騎将の1つ、槍聖の家系で槍の系図だからだよ。)
≪体形考えても、お前には槍むいてないだろ≫
(じゃぁ、何だっていうんだよ。 俺は槍以外もったことないんだよ。)
≪まじか、俺は、槍使ったことないけど、お前剣術のほうが向いてるな。≫
(剣術って。 剣聖の家系のみだ。)
≪そうなのか。 四騎将って、槍、剣、斧、弓は全部系図で学ぶのか?≫
(ああ、そうだよ。 弓が空の騎士だ。)
≪んじゃあ、魔法は?≫
(属性があって、火、水、土、風、氷、雷、闇、聖んでハズレ属性の無属性。 7歳の時に属性検査があって俺はハズレ属性の無属性のみ、弟は火、風、雷。 母親が風、水、父親が火と雷だ。)
≪それでお前の記憶には、身体強化しかなくって、無属性の情報が無いのか。≫
(ああ、無属性って生活魔法以外使えないからな。 学園の授業でも、属性毎に学ぶから俺はその時点で落第だ。 公爵家の嫡男っていう理由だけで進級できるけどな。)
≪へー、結構魔力あんのに勿体ないな。≫
(はぁー、俺に魔力が多いって、何言ってんだか。)
≪結構な量の魔力量ねぇーと、俺がリンク出来ねぇーんだよ≫
(そうなのか。)って納得するしかない俺。
≪そういう事だ。 んで、お前魔力操作もなってないな。 まぁ誰も教えなきゃそうなるか≫
(なんだよ、その魔力操作って)
≪その意味ない素振りやめて、あぐらかけ。 俺が教えてやる≫
って言われて、俺は素振りでもう腕あがらない。 しかも、汗だくで、息あがってるけど、言われるままに座った。
そしたら、また身体乗っ取られた。 ただ、身体中を何かが巡っている。 ぐるぐる回転している。 これが魔力なのか。 身体の疲れも取れてきたし、どういう事だ。
≪まず、初期段階の魔力操作だ。 ついでに回復させたから、これ四六時中してろ、寝てる時もだ。 俺、羽虫退治いってくるから、またな≫
って魔神は去ったみたいだ。 羽虫ってなんだよって、心の中で突っ込んでも返事はなかったからだ。
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