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2章:悪役子息な俺
閑話 料理見習いのジョン
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このオーランド公爵家は、ドルニア帝国の四騎将の1つ、槍聖の武将の家だ。
現当主ロイド様も、槍聖であり武勲を挙げている。
奥方のヒルダ様も薙刀で、武勲をあげたはっきり言って武将の家だ。 お二人には、14歳の嫡男のハロイド様と12歳の次男のフロイド様がいる。
ハロイド様は、槍の才能がなく運動神経もフロイド様に比較してかなり劣る。
というよりフロイド様が出来過ぎだ。 5歳の時にはフロイド様は2歳上のハロイド様に圧勝した。
そこからか、それ以前からだがハロイド様は傍若無人で、わがままで、気に入らなければ暴言、従者に暴力をふるうようになった。 なんども従者が変わり、見かねた旦那様が奴隷を半年前に当てがった。
それがアシュリーだ。
来た当初は、ボサボサのブロンドの髪で汚らしいのだが、従者長が身綺麗にしたところ、ぷっくりした唇に目は大きく瞳の色は濃い青でかなりの美少女だ。 年齢は13歳だ。 彼女を見た時のフロイド様の頬が赤らんだのはしっている。 それなのに、ハロイド様はあいも変わらず暴言だ。
暴力は振るわなくても、お茶が緩いと言ってかける、少しでも気に入らなければ花瓶の水をかけたりだ。
食事もそうだ。 食堂で食べた時も俺達に不味いって言って食いかけの食べ物を投げる。 アシュリーにもそうだ。 とうとうロイド様が怒り、食堂出禁になり、食事はアシュリーが作った物になった。
アシュリー、料理の才能がない。 毎回、暴言を吐かれたり、水浸しになるアシュリー。
料理長に料理を教えたほうがいいと言ったが、ハロイド様だけが食べるのだからある意味罰だって事で、俺たちは同意した。
俺も何度も暴言吐かれたし、殴られた事もある。 そして、3日前、乗馬の練習中に落馬した。
ざまぁーねぇーなってって思ったがたいした外傷はなくアシュリーの治癒魔法で治した。
アシュリーが目覚めたと言って震えながらスープを作って持っていったが、直ぐに戻ってきて食べなかったらしい。 逆にアシュリーに食べろって言ったようだ。 何かの意地悪かって思った。
そしたら昼食の準備の忙しい時にハロイド様が厨房に来た。
しかも自分で料理するって言い出した。 作れるもんなら作ってみろって全員が思った。
そしたら使い道のない米を洗って鍋に入れてる。 おいおい何の料理だよってか、手際よすぎだろ。
べちゃべちゃな料理が出来た。 匂いはいい。
恐る恐る聞いたら、チーズリゾートらしい。 鍋に少し残ってたから一口食べた。
まじ美味すぎだ。 恐る恐るレシピを聞いた。 え! 簡単なのにこんなうまくなるのかよ。
ジュースをお礼に出した。
他の洗いものと一緒に食べ終わった皿や鍋洗ったら「ありがとう」って言われた。
ハロイド様がお礼を? 言われたことなく唖然とした。
ハロイド様は、公爵家の息子というのもあって目鼻顔立ちはいいが、目つきが恐ろしいほど怖い。
髪色はアッシュグレーで長めのショートで、瞳の色は暗めの金色だ。
体系は中肉だが身長が低めで2歳年下のフロイド様とほぼ同じで160CMだ。
顔つきは、ロイド様とヒルダ様とに若干似ているが、髪色も瞳の色も違う。
フロイド様は、ロイド様に似ていて聡明で好青年な顔立ちに、目鼻はヒルダ様に似ていて鼻筋も通っていて、瞳も大きく瞳の色はヒルダ様と同じで碧眼だ。 髪はロイド様と同じでベージュブロンドだ。 ヒルダ様はブロンドだ。
「おい、ジョン、ハロイド様、何を作ったんだ?」って料理長の声で俺は我にかえった。
「米使った料理で、チーズリゾットらしいっす。」
「へー、あの使い道のない米でか、どうせ不味いんだろ」
「いやいや、これがまじ美味いっすよ。 後で賄いで作っていいっすか?」
「嘘だろ。 まぁ作ってみろ」って言われて、作った。
「「「「美味い!」」」ってみんな絶賛だよ。
ハロイド様、いつのまに料理を。。
現当主ロイド様も、槍聖であり武勲を挙げている。
奥方のヒルダ様も薙刀で、武勲をあげたはっきり言って武将の家だ。 お二人には、14歳の嫡男のハロイド様と12歳の次男のフロイド様がいる。
ハロイド様は、槍の才能がなく運動神経もフロイド様に比較してかなり劣る。
というよりフロイド様が出来過ぎだ。 5歳の時にはフロイド様は2歳上のハロイド様に圧勝した。
そこからか、それ以前からだがハロイド様は傍若無人で、わがままで、気に入らなければ暴言、従者に暴力をふるうようになった。 なんども従者が変わり、見かねた旦那様が奴隷を半年前に当てがった。
それがアシュリーだ。
来た当初は、ボサボサのブロンドの髪で汚らしいのだが、従者長が身綺麗にしたところ、ぷっくりした唇に目は大きく瞳の色は濃い青でかなりの美少女だ。 年齢は13歳だ。 彼女を見た時のフロイド様の頬が赤らんだのはしっている。 それなのに、ハロイド様はあいも変わらず暴言だ。
暴力は振るわなくても、お茶が緩いと言ってかける、少しでも気に入らなければ花瓶の水をかけたりだ。
食事もそうだ。 食堂で食べた時も俺達に不味いって言って食いかけの食べ物を投げる。 アシュリーにもそうだ。 とうとうロイド様が怒り、食堂出禁になり、食事はアシュリーが作った物になった。
アシュリー、料理の才能がない。 毎回、暴言を吐かれたり、水浸しになるアシュリー。
料理長に料理を教えたほうがいいと言ったが、ハロイド様だけが食べるのだからある意味罰だって事で、俺たちは同意した。
俺も何度も暴言吐かれたし、殴られた事もある。 そして、3日前、乗馬の練習中に落馬した。
ざまぁーねぇーなってって思ったがたいした外傷はなくアシュリーの治癒魔法で治した。
アシュリーが目覚めたと言って震えながらスープを作って持っていったが、直ぐに戻ってきて食べなかったらしい。 逆にアシュリーに食べろって言ったようだ。 何かの意地悪かって思った。
そしたら昼食の準備の忙しい時にハロイド様が厨房に来た。
しかも自分で料理するって言い出した。 作れるもんなら作ってみろって全員が思った。
そしたら使い道のない米を洗って鍋に入れてる。 おいおい何の料理だよってか、手際よすぎだろ。
べちゃべちゃな料理が出来た。 匂いはいい。
恐る恐る聞いたら、チーズリゾートらしい。 鍋に少し残ってたから一口食べた。
まじ美味すぎだ。 恐る恐るレシピを聞いた。 え! 簡単なのにこんなうまくなるのかよ。
ジュースをお礼に出した。
他の洗いものと一緒に食べ終わった皿や鍋洗ったら「ありがとう」って言われた。
ハロイド様がお礼を? 言われたことなく唖然とした。
ハロイド様は、公爵家の息子というのもあって目鼻顔立ちはいいが、目つきが恐ろしいほど怖い。
髪色はアッシュグレーで長めのショートで、瞳の色は暗めの金色だ。
体系は中肉だが身長が低めで2歳年下のフロイド様とほぼ同じで160CMだ。
顔つきは、ロイド様とヒルダ様とに若干似ているが、髪色も瞳の色も違う。
フロイド様は、ロイド様に似ていて聡明で好青年な顔立ちに、目鼻はヒルダ様に似ていて鼻筋も通っていて、瞳も大きく瞳の色はヒルダ様と同じで碧眼だ。 髪はロイド様と同じでベージュブロンドだ。 ヒルダ様はブロンドだ。
「おい、ジョン、ハロイド様、何を作ったんだ?」って料理長の声で俺は我にかえった。
「米使った料理で、チーズリゾットらしいっす。」
「へー、あの使い道のない米でか、どうせ不味いんだろ」
「いやいや、これがまじ美味いっすよ。 後で賄いで作っていいっすか?」
「嘘だろ。 まぁ作ってみろ」って言われて、作った。
「「「「美味い!」」」ってみんな絶賛だよ。
ハロイド様、いつのまに料理を。。
応援ありがとうございます!
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