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1章:高校生の身体を乗っ取った事になった俺は高校に通う事になった
忠満の小太刀 後編
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辰巳とまったり酒飲んでる俺。
そしたら、ドタドタって足音聞こえてきたよ。
「ほほほ、帰ってきたようじゃな」って辰巳。
「お前も丸くなったよな。 前はあれと同じだったのによ」って突っ込んでやった。
「歳じゃ、歳」っていって、辰巳も酒のんでる。
「孫! 帰ったんじゃないのか!」って卓巳だ。
「妖魔刀、もってきてやったのに、その言い草はないだろ」って言ってやった。
「ぬらりひょんが、貸してくれたのか!」って驚いてるよ。
「ほほほ、別のじゃ。 3本目の妖魔刀をぬらりひょんが忠満様から拝借しとったらしい」って辰巳。
「はぁあああ、文献にもそんなの書いてなかったぞ!」って卓巳のやつ驚いてるし。
「ほれ、これ」って言って、小太刀を投げ渡してやった。
『あ! これ、そう言えば試作で作ったやつだ』って忠満登場だよ。
つい昨日ぶりだ。
「お前、登場回数多くねぇ~」って突っ込む俺。
「試作って、妖魔の力はあるんだろうな?」って卓巳。
「そりゃあるにはあるぞ。 試したし」って俺。
「どういう意味だ?」って卓巳
『妖魔の力はあるけど、みての通り、切味はないから、完全には祓魔する事はできないんだな』って忠満。
「そういう事」って俺。
「まぁよい、卓巳、抜いてみろ」って辰巳。
卓巳が鞘から抜いたら抜けた。
「やっぱりか」って俺。
「なにがだよ!」って卓巳。
『一条家の直系じゃないと抜けない代物ってことだよ』って忠満。
「って事はだな、兄貴たちでもいいのか?」って卓巳。
そういや、こいつ末っ子だったな。 呪力の才能に恵まれて当主になった。
「いや、さきほど、卓久に抜かせたが無理じゃった」って辰巳。
へぇ~、あいつ直系の兄貴だったのか。
『直系っていっても当主レベルの才に恵まれないとね。』って忠満。
「ほほほ、そういう事じゃ。 お主の護身用にもっておれ。 かまわぬだろ?」って辰巳がきいてきた。
「ジジイが蔵にしまっているくらいの代物だし、構わないんじゃねぇーの」って俺、酒のみながらいっておく。
「もともとこの家の物だったやつだろ!」って卓巳に突っこまれた。
『拝借したとはいえ、数百年はぬらちゃんところにあったんだしね。 僕もその存在忘れてたっていうのもあるけどね。』って忠満。
「まてよ、スパイらしき奴が見つかったら、俺がわざわざ行かないといけないってことかよ!」って卓巳。
今更、気づいたみたいだ。
『ははは、そういう事になるね。 さすがに孫に行かせるわけにはいかないでしょ。 卓巳も身体狙われてるんだし、気を付ける事だね』って忠満。
あいかわらず、いつの間に現世の状態みてるんだが、こいつ俺以上に情報通なような気がする。
『でもよかったね、人間に使い手がいて。 恐山行き回避できたね。』って忠満にいわれた。
「まじ、回避できてよかったわ」って、これ俺の本音。
「ほほほ、儂もじゃ」って辰巳。
「そんなに大変なのか?」って卓巳。
「修行にはいいから、いってみれば?」って俺。
「確かにな。 あそこまで到着するのも至難の業じゃし、到着したらしたでな」って辰巳。
『あはは、見ている僕は楽しかったけどね』って忠満だ。
「もう、お前らの話、わからん」ってただただ呆れてる卓巳だ。
簡単に説明できない場所とでもいったほうが早い。
まじ、いかなきゃいけないってなったら、相当覚悟が必要だな。
「人間の妖魔力の使い手も見つかった事だし、んじゃぁ俺は帰るかな」って俺。
「ほほほ、またな」って辰巳。
『ぬらちゃんによろしくね』って忠満。
「あ! ちょうどいい、孫、これから行く所についてこい!」って卓巳。
「まじ、俺、帰るつもりだったんだけど。 ってどこ行くんだよ。 京都支部は勘弁だぞ」って言ってやった。
「一条学園だ」って卓巳。
なぜゆえに。
そしたら、ドタドタって足音聞こえてきたよ。
「ほほほ、帰ってきたようじゃな」って辰巳。
「お前も丸くなったよな。 前はあれと同じだったのによ」って突っ込んでやった。
「歳じゃ、歳」っていって、辰巳も酒のんでる。
「孫! 帰ったんじゃないのか!」って卓巳だ。
「妖魔刀、もってきてやったのに、その言い草はないだろ」って言ってやった。
「ぬらりひょんが、貸してくれたのか!」って驚いてるよ。
「ほほほ、別のじゃ。 3本目の妖魔刀をぬらりひょんが忠満様から拝借しとったらしい」って辰巳。
「はぁあああ、文献にもそんなの書いてなかったぞ!」って卓巳のやつ驚いてるし。
「ほれ、これ」って言って、小太刀を投げ渡してやった。
『あ! これ、そう言えば試作で作ったやつだ』って忠満登場だよ。
つい昨日ぶりだ。
「お前、登場回数多くねぇ~」って突っ込む俺。
「試作って、妖魔の力はあるんだろうな?」って卓巳。
「そりゃあるにはあるぞ。 試したし」って俺。
「どういう意味だ?」って卓巳
『妖魔の力はあるけど、みての通り、切味はないから、完全には祓魔する事はできないんだな』って忠満。
「そういう事」って俺。
「まぁよい、卓巳、抜いてみろ」って辰巳。
卓巳が鞘から抜いたら抜けた。
「やっぱりか」って俺。
「なにがだよ!」って卓巳。
『一条家の直系じゃないと抜けない代物ってことだよ』って忠満。
「って事はだな、兄貴たちでもいいのか?」って卓巳。
そういや、こいつ末っ子だったな。 呪力の才能に恵まれて当主になった。
「いや、さきほど、卓久に抜かせたが無理じゃった」って辰巳。
へぇ~、あいつ直系の兄貴だったのか。
『直系っていっても当主レベルの才に恵まれないとね。』って忠満。
「ほほほ、そういう事じゃ。 お主の護身用にもっておれ。 かまわぬだろ?」って辰巳がきいてきた。
「ジジイが蔵にしまっているくらいの代物だし、構わないんじゃねぇーの」って俺、酒のみながらいっておく。
「もともとこの家の物だったやつだろ!」って卓巳に突っこまれた。
『拝借したとはいえ、数百年はぬらちゃんところにあったんだしね。 僕もその存在忘れてたっていうのもあるけどね。』って忠満。
「まてよ、スパイらしき奴が見つかったら、俺がわざわざ行かないといけないってことかよ!」って卓巳。
今更、気づいたみたいだ。
『ははは、そういう事になるね。 さすがに孫に行かせるわけにはいかないでしょ。 卓巳も身体狙われてるんだし、気を付ける事だね』って忠満。
あいかわらず、いつの間に現世の状態みてるんだが、こいつ俺以上に情報通なような気がする。
『でもよかったね、人間に使い手がいて。 恐山行き回避できたね。』って忠満にいわれた。
「まじ、回避できてよかったわ」って、これ俺の本音。
「ほほほ、儂もじゃ」って辰巳。
「そんなに大変なのか?」って卓巳。
「修行にはいいから、いってみれば?」って俺。
「確かにな。 あそこまで到着するのも至難の業じゃし、到着したらしたでな」って辰巳。
『あはは、見ている僕は楽しかったけどね』って忠満だ。
「もう、お前らの話、わからん」ってただただ呆れてる卓巳だ。
簡単に説明できない場所とでもいったほうが早い。
まじ、いかなきゃいけないってなったら、相当覚悟が必要だな。
「人間の妖魔力の使い手も見つかった事だし、んじゃぁ俺は帰るかな」って俺。
「ほほほ、またな」って辰巳。
『ぬらちゃんによろしくね』って忠満。
「あ! ちょうどいい、孫、これから行く所についてこい!」って卓巳。
「まじ、俺、帰るつもりだったんだけど。 ってどこ行くんだよ。 京都支部は勘弁だぞ」って言ってやった。
「一条学園だ」って卓巳。
なぜゆえに。
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