高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

八木恵

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2章:俺の双子たちの話

僕は野呂瀬君の息子に負けた

Side:アーサー
四葉学園の剣術大会の招待選手としてきた僕。
今、学園の保健室のベットで目が覚めた。 いまだに、身体中が痛い。
「やっぱり、負けたか」って僕の第一声だ。

僕は、学生の時、この大会で負けなしで優勝した。
さすがにエキシビションマッチでは負けたけど、それでも2大会連続優勝するほどだ。

そして、エクソシストしても僕は成長して、去年パラディンの称号のひとつ剣聖の称号を手にいれた。
そんなお祝いの時に、久しぶりに四葉学園当時のエクソシストの仲間も祝福にきてくれた。

「アーサー、そう言えば、この前の見習いの合宿で、一般参加で、野呂瀬の息子と久美さんの娘にあったよ。 鳳来の甥っ子も一緒だったよ」っていうのは藤堂。
懐かしいな、あの時の赤子がもう高校生か。
「しかも、トップで山登りだし、料理は豪勢だしよ、鳳来がいってたみたいに、三枝グループの直系の子息子女っていまだにサバイバルや料理を学んでいるみたいだ」って藤堂。
そう言えば、彼らが料理できるってのって、坊ちゃん育ちなのに、家の方針で昔から護身術や料理とか学んでいるっていうのを聞いた事がある。

「もしかして、剣術もすごいかもね」って四条だ。 彼は、野呂瀬君と鳳来君の剣術をみた唯一の仲間だ。

久しぶりに彼らの事を思い出し、そして卒業式の違和感もまた思い出した。
あの時、助けてくれたのは鳳来君のはず。

それから、四葉学園の剣術大会の招待選手として呼ばれた。
僕は、フォレスト卿に面会した。
「学生の選手の中に、野呂瀬君もしくは鳳来君をいれてほしい」と依頼した。
「なんで?」ってフォレスト卿。
「本当は、野呂瀬陸君と鳳来星君とやりたいけど、それはかなわない。 
 けど、彼らの息子や甥っ子なら実力は相当あるとみこんで、僕自身をためしてみたいからだ」って僕。
「うーん、よくわからないけど、面白いから、陸君に聞いてみるよ」ってフォレスト卿。

そして僕の願いは通じて、野呂瀬君の息子である烈君と対戦した。
事前に、フォレスト卿には最悪負けるかもよとまで言われた。 そこまで実力があるのかって思いつつも僕は真剣にたちむかった。

結果、惨敗だ。 あれは、日本の古流剣術に値する剣術だ。
彼らは何のためにあの技術をみがいてるんだ。 また、新たに僕の中に疑問が残る。

幸い、僕は、日本支部で剣士コースの生徒に剣術を教える事になっている。
無様な姿をみせた僕だけど、気持ちを一新して教えつつ修行に励む事にしよう。

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