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2章:俺の双子たちの話

俺達は戦いにもいけないのか

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Side:卓巳
僕は一条学園にいた。 ケータイが鳴った。
「孫の部下? たしかカラスの情報部隊だ」って俺は電話をとった。
「卓巳さんですか、いま非常事態が発生しております。 どうか総大将を」っていう電話だ。
「何がおきてる?」って僕。
「それが、本家から四葉学園一体にかけて謎のドーム出現で、われわれは内部と連絡できず。 様子がわかりません」としかいわない伝達係だ。

「今すぐ、むかう」って僕は通話をきって、ベリアルの鍵で一条家。 そして、久美さんにも連絡した。
彼女もすぐに駆け付けた。

「本家と四葉学園で異常事態が発生しているって事だけしかわかならい。」って僕。
「ええ、でも陸様と子供達が心配です。」って久美さん。
「卓巳、いそくぞ」って先代の辰巳。
「いくよ」っていって鍵をあけるが、あかない。
「卓巳、どうした?」
「鍵があかないんだ」って僕。
「どういう事ですの」って久美さん。 
「わからない」 そして、僕は京都支部に連絡して、日本支部にいけるかも確認した。

「京都支部も今日本支部にいけないらしい」といって、僕は拳を握った。
「卓巳さん、封印解除を。 ガシャで向かいます」って久美さん。
「時間がかかるが、それでもちこたえていればいがな」って辰巳。
「わかった。 だが、俺達もいく」って僕だ。
「もちろんですわ」って久美さん。
「いそぐぞ」といつ先代辰巳の言葉で僕と先代とで、久美さんの封印を一部解除した。
ガシャにのって京都から東京はかるく4時間かかる。 それでも間に合うのか。

◇◇◇
Side:育
俺は屋敷で精神統一をしていた。 ケータイがなった。
着信は、陸の所のカラスの情報部隊だ。
「育さんですか? いま非常事態発生中です。」ってカラスの情報部隊だ。
「陸になにがおきた?」
「わかりません。 それが、本家から四葉学園一体にかけて謎のドーム出現で、われわれは内部と連絡できず。 様子がわかりません」という情報部隊。
ドーム出現とかどういう事だ。
「今すぐむかう」と俺は、電話を切って、陸からあずかった鍵をあけようとするが空かない。
どういう事だ。 試したときは、本家にいけた。 本家になにかあったとしか考えられない。
超特急ではしって、東京まで1日。 いや、途中新幹線の上にのれば4時間。
陸、それまで無事でいろよ。 俺は、着の身着たまま、里を飛び出した。
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