高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

八木恵

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外伝:俺の高校生活の話でもしようか

1年ももうじき終了

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月日はながれ、年始は、幹部たちが挨拶にきたり、その後は友好関係の組への挨拶周りして、3学期の始業式にはまにあわず、2日程度休んだ俺。

その後、1週間は授業中は寝てたけど、なんとか高校はこれてたけど、悪魔討伐に忙しくて、数日休んだり、または、1週間休んだりをくりかえして、気づけは1年最後の終了式が近づいてきた。

1週間休む時は、入院扱いになってる俺だ。

休みが多いって事で異例で、三者面談する事になった。
「今日はお呼びだてしてすみません」って小早川先生だ。
「いえいえ、問題ありません」ってニコニコしている母さん。 一応、呼ばれた理由は説明してあるけど、この人まじ天然なんでわかってるのかね。
「それで、成績のほうは、休んでいるわりにはかなり優秀でしてね、学年で20位にはいってます。」って小早川先生だ。 そうだったんだくらいにしか思ってない俺。
「ええ、そうなのね。 それで、今日は私に何の用ですか?」って母さん。 やっぱりわかってない。
「まず、授業のほうですが、寝てばかりで授業態度がよろしくありませんな。」
「あらあら」って笑ってる母さん。
「それと、これは中学からもそうですが、入退院が多いようでなにか持病ですか?」って小早川先生だ。
「あら、持病なんてあったかしら。 入院してたの陸?」って俺にはなしふってきたよ。
「野呂瀬、親が把握してないってどういう事だ?」って小早川先生。
「このようにうちの親、天然なんですよ。 だから、入院の時は祖父が対応してて、持病というか風邪ひきやすくてこじらせて入院する事が多くて」って俺。 たしかそんな設定になってるはず。
「なんかそうみたいだな。 入院の事は、医者の診断もあるから理解した。 ただな野呂瀬、今回は出席日数ギリギリでの進級だ。 2年も同じだと、お前、いくら成績がよくても留年になるから体調管理しっかりしろよ」って小早川先生。

俺も好きでやすんでいるわけじゃないんだけどな。
「はい」としか言えない。
「はなしは終わったの?」って母さん。
溜息しかでないけど、一応の三者面談は終わった。

帰り道、久しぶりに母さんと2人だ。
「それで、陸、将来どうするの?」って母さん。 たまに痛い所ついてくる。
「考え中」ってしか言えない。
「そうなのね。 あなたの好きにしなさいね」って母さん。
「そのつもり」って俺だ。

高校だと出席日数とかあるもんな。 そんな事考えながら、帰路についた。
俺って、大学とか行きたいのかね。 それもまだあまり考えてない状態。
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