【白銀の黒帝:1】最強のギルド隊長は、人に興味なし

八木恵

文字の大きさ
27 / 201
2章:白銀の黒帝の誕生

隊員から一般常識を学ぶ事に④

しおりを挟む
早速、シュンが合意したのを確認したイアンは嬉しそうにいうのだった。

「じゃぁ、ここもよろしくです」

イアンと一緒にシュンを会計に連れていくのだった。
だが、この店はギルドカードが使えず、現金のみで、食事代は他の店と比べて良質の料理、酒を提供しているためやや高めである。 そのため、イアン達も行きつけにしているが、これても週1度がやっとである。
なので、イアンはシュンを金ずるにした。 そうとは知らないシュンは、カードが使えないのを知って少し困っている。

「イアン、俺 現金もってないよ。 どうすればいい?」
「俺が、今日は現金で払っておくんで、明日返してくれればいいっすよ。 ちなみに、現金はどうすれば換金できるか知ってます?」

素直にシュンは首を横にふりながら言うのであった。
「現金の換金方法はしらないから、あとでジルにきくよ。 明日、ギルドにきて」

「明日、ギルドにいくっす」

その後、未成年のシュンとリンをギルドまで2人を連れて、別れるイアン達だった。 
「じゃあね」

「隊長、じゃあね、じゃなくて『じゃあな』のほうがいいっすよ」

「じゃあな」
シュンは、これも一般常識なのかと思い言って、リンと一緒にギルドの中に入っていくのだった。

シュン達と別れたイアン達

「なぁ、イアン、どういう事だ?」

イアンが口元をニヤっとしながらいうのだった。
「今まで、隊長達って任務終わったら、さっさと帰っちまったじゃん。 でもよ、これからは違うし、今日いろいろ聞いて、隊長ってすげー面白くねぇ。 だから、隊長を改革しようと思ってな。 まずは、口調だな。 威厳のある口調にさせようぜ。 お前らも協力してくれよ」

すると、カイと中背の筋肉隆々やんちゃ顔のサルも、口元をにやけさせながらいうのだった。
「「ああ、賛成!! 隊長おもしれぇーから、やろうぜ!」」

イアン達3人は、シュン改革にノリノリであった。

◇◇◇

一方、シュンとリンはすでに部屋でくつろいでいた。

「シュンは、イアン達が好きか?」

「イアン達はいい奴ら。 魔力の匂いと質がいいから、隊員にした」

シュン言語の魔力の匂いはわからない、リンは少し考えて聞くのだった
「アークは好きか?」

「うん、アークは暖かい匂いが大好き」
「そうか」

リンは、イアン達とシュンの距離感を知りたかったのであった。 イアン達はリンがシュンに会う前から、0番隊の隊員だった。なので、シュンがどう思っているか知りたくなったし、今後彼らとの関係でシュンがどうなっていくか楽しみでもあった。

◇◇◇
シュンはジルに現金の換金方法を聞くためにジルに会いにきた。
ジルに、イアン達と食事に今後も行く事になるためと、現金が必要になった事を告げると、ジルは大いに喜んだ。

イアンに借りたお金がやや高いなと感じたジルではあったが、それよりもイアン達と今後も行動するというシュンの変化がうれしかったのであった。
ジルは、換金の仕方をシュンに教えるためギルドの1階受付に連れてきていた。 

0番隊隊長の登場にさすがに受付にいる人たちは驚くが、特に騒がないように努め、ジルに呼ばれた男性が対応する。 女性陣は、残念そうな顔をするが、この男性は受付長である。 
今後、彼がシュンの換金に対応するようにジルが命じるのであった。 
ジルからの命令は絶対なので、快く引き受け、シュンの換金を対応する。

ちょくちょく来るのは面倒だろうと、とりあえず金貨100枚を換金させたジルだった。

ジルも少し金銭感覚がおかしいので忘れていたが、そう、シュンとリンに物価を教えていないのである。
そのため、イアン達におごる事で、シュンは散財するのであるが、既に財力があるので困る事はなく、この常識を教えるものは誰もいないのであった。そして、ジルが最初にシュンに換金させてた現金は金貨100枚(100万G)であり、シュンは現金は常にこのくらい持たないといけないと思うのであった。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活

仙道
ファンタジー
リメイク先:「視線が合っただけで美少女が俺に溺れる。異世界で最強のハーレムを作って楽に暮らす」  ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。  彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ

天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。 ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。 そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。 よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。 そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。 こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

処理中です...