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3章:学生編
学園襲撃
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王国と帝国の戦争は開戦し、連日のように戦況が報告されている。 もちろん、興味のないシュンは聞いていない。
学園では、巡回が少なくなったのもあり、生徒達も順調に疲弊する事なくこなしているらしい。
ジルからの任務連絡がないので、久しぶりに午後の時間を読書しながら、シュンとリンはのんびりしている。
するとジルからの電話が鳴る。
シュン:「なんか用か?」
ジル:「あー、任務じゃ。 そこから東に15KMに騎士学園があるんじゃが、2,000ほど未知の魔物が突如出現したので殲滅してくれ」
シュン:「あー、了解。でイアン達は?」
ジル:「イアン達は、北のほうの学園で未知の魔物500がでたからそっちの討伐にいかせてる」
シュン:「学園ばっかじゃねぇ、まぁ、2,000か、いってくるわ」
といって、電話ではなしながら、既に戦闘服と0番隊隊長コートと0番隊隊員に着替えたリンが、「シュン、任務か?」ときいたので、タバコに火をつけながら「ああ、2,000だってよ。どんな奴かねぇ」と悪い笑みのまま転移した。
◇◇◇
シュンが転移して数分後、シュンの学園の西側の方角で、数発の緑の合図があがった。
この日初めて、同時多発で学園に未知の魔物が襲撃してきたのであった。
学園に緊張が走る。 グランも待機場所から移動し、状況を確認。
状況はあまりよくないので、援軍を呼ぶためマスターに連絡するのである。
◇◇◇
一方、シュンとリンが討伐開始し始める。
「お!バッファローじゃん。 食料ゲットだな、リン」といって、双剣で血抜きをしながら討伐を開始。 リンも、首をはねながら、討伐している。
すると、電話がなる。 討伐しながら、電話出る俺。
シュン:「ジル、なんだ。 いま、討伐中だ。 殲滅中にじゃますんな! 電話出る俺も俺だけどよ!」
ジル:「お前の学園に、未知の魔物が5,000だ。 本命はお前んとこの学園じゃった。」
シュン:「イアン達にいかせりゃいいだろ」
ジル:「ああ、向かわせた。 だが、念のため、終わったらお前らもいってくれ」
シュン:「わかったよー」
といって、電話を切りながら、討伐いや殲滅を加速させる。
討伐を完了させて、学園に戻り学園周辺にいたイアン達と3番隊の所へいく。 すでに、討伐は完了していた。
「ちぃ、イアン終わってんじゃねぇーか。 お、黒羊か。 暗殺者、黒炎」といい、リンは頷いて黒炎で黒羊を消滅させていく。 3番隊隊員が、「黒帝と暗殺者だ。」「黒炎、かっけー」と口々にいっている。
イアンがしたり顔で「隊長、遅いっすよ。」って言われた。
俺は、タバコに火をつけて一服した。
「俺らんとこよ、バッファローだったもんでよ、食材ゲットっておもって血抜きしてた。 ジルにすぐ行けとかいわれたんだがな、たかが5,000ぐれぇー、お前らだけいいだろ。
んで、行かなきゃ、行かねぇ―で、ジルに文句いわれっから、後始末にきてやった」と口元をあげて言った。
「終わったし、帰るか?」とイアンに言うと、「帰りましょ。でいつもんとこ、行きましょうよ」と言われ、「はぁー、まぁいいけどよ。 んじゃ、集まれ」というと、カイ、サルもシュンの所に集まる。 皆、血まみれなので、0番隊全員を洗浄魔術で綺麗にしてから、俺は皆をつれて転移でその場から消えた。
それを目撃し、残された3番隊隊員たち。
「あれが、噂の集団転移。 いつもの所ってどこだ?」
「なんか、血まみれだったのが、あっという間に綺麗になったよな」
「イアンさん達も颯爽と現れたと思ったら、すごい速さで討伐したな」
「やっぱ、各違いすぎだな、0番隊」
「とりあえず、学園戻ってグラン隊長に報告だ!」などなど口々にいい、最後言葉で慌てて学園に戻る3番隊隊員たちだった。
実は、王国と帝国の戦争は、王国軍優勢で、帝国軍が後退し、現在帝国領まで王国は進軍していた。 王国軍が王都に戻るには、最低でも2週間かかる位置まで進軍していた時に、学園の襲撃が起きた。
帝国軍は、わざと後退し、後方の援軍と合流し反撃する作戦で、学園の襲撃で王国軍を混乱させる予定であったが、その目論見は失敗におわる。
結局、王国軍と帝国軍の戦力は均衡し、膠着状態がしばらく続くのであった。
それから、2日1度、シュンのいる学園のみ未知の魔物が出現する。 数は、200と300であった。
半分ぐらいは、イアン達が来て討伐していく。 シュンは、王都周辺近くに現れるようになった、1,000から2,000の未知の魔物の討伐をしていた。 こちらは、週1度程度であった。 あとは、王都内に現れる200~300の未知の魔物の討伐で主に現れるのが武器をもった飛ばないワイバーンの討伐であった。 もちろん、それ以外は好戦的になっている通常の魔物の討伐を日々こなしていた。
シュンにとっては、未知だろうが通常だろうが皆同じ討伐任務なので、任務が終わりイアン達とあえば食事へ。 会わなければ寮にもどり、リンと夕食を食べる。 もちろん、ほぼ毎晩、リンとセックスを楽しむ。 いたってシュンとリンにとっては平常運転だ。
学園では、巡回が少なくなったのもあり、生徒達も順調に疲弊する事なくこなしているらしい。
ジルからの任務連絡がないので、久しぶりに午後の時間を読書しながら、シュンとリンはのんびりしている。
するとジルからの電話が鳴る。
シュン:「なんか用か?」
ジル:「あー、任務じゃ。 そこから東に15KMに騎士学園があるんじゃが、2,000ほど未知の魔物が突如出現したので殲滅してくれ」
シュン:「あー、了解。でイアン達は?」
ジル:「イアン達は、北のほうの学園で未知の魔物500がでたからそっちの討伐にいかせてる」
シュン:「学園ばっかじゃねぇ、まぁ、2,000か、いってくるわ」
といって、電話ではなしながら、既に戦闘服と0番隊隊長コートと0番隊隊員に着替えたリンが、「シュン、任務か?」ときいたので、タバコに火をつけながら「ああ、2,000だってよ。どんな奴かねぇ」と悪い笑みのまま転移した。
◇◇◇
シュンが転移して数分後、シュンの学園の西側の方角で、数発の緑の合図があがった。
この日初めて、同時多発で学園に未知の魔物が襲撃してきたのであった。
学園に緊張が走る。 グランも待機場所から移動し、状況を確認。
状況はあまりよくないので、援軍を呼ぶためマスターに連絡するのである。
◇◇◇
一方、シュンとリンが討伐開始し始める。
「お!バッファローじゃん。 食料ゲットだな、リン」といって、双剣で血抜きをしながら討伐を開始。 リンも、首をはねながら、討伐している。
すると、電話がなる。 討伐しながら、電話出る俺。
シュン:「ジル、なんだ。 いま、討伐中だ。 殲滅中にじゃますんな! 電話出る俺も俺だけどよ!」
ジル:「お前の学園に、未知の魔物が5,000だ。 本命はお前んとこの学園じゃった。」
シュン:「イアン達にいかせりゃいいだろ」
ジル:「ああ、向かわせた。 だが、念のため、終わったらお前らもいってくれ」
シュン:「わかったよー」
といって、電話を切りながら、討伐いや殲滅を加速させる。
討伐を完了させて、学園に戻り学園周辺にいたイアン達と3番隊の所へいく。 すでに、討伐は完了していた。
「ちぃ、イアン終わってんじゃねぇーか。 お、黒羊か。 暗殺者、黒炎」といい、リンは頷いて黒炎で黒羊を消滅させていく。 3番隊隊員が、「黒帝と暗殺者だ。」「黒炎、かっけー」と口々にいっている。
イアンがしたり顔で「隊長、遅いっすよ。」って言われた。
俺は、タバコに火をつけて一服した。
「俺らんとこよ、バッファローだったもんでよ、食材ゲットっておもって血抜きしてた。 ジルにすぐ行けとかいわれたんだがな、たかが5,000ぐれぇー、お前らだけいいだろ。
んで、行かなきゃ、行かねぇ―で、ジルに文句いわれっから、後始末にきてやった」と口元をあげて言った。
「終わったし、帰るか?」とイアンに言うと、「帰りましょ。でいつもんとこ、行きましょうよ」と言われ、「はぁー、まぁいいけどよ。 んじゃ、集まれ」というと、カイ、サルもシュンの所に集まる。 皆、血まみれなので、0番隊全員を洗浄魔術で綺麗にしてから、俺は皆をつれて転移でその場から消えた。
それを目撃し、残された3番隊隊員たち。
「あれが、噂の集団転移。 いつもの所ってどこだ?」
「なんか、血まみれだったのが、あっという間に綺麗になったよな」
「イアンさん達も颯爽と現れたと思ったら、すごい速さで討伐したな」
「やっぱ、各違いすぎだな、0番隊」
「とりあえず、学園戻ってグラン隊長に報告だ!」などなど口々にいい、最後言葉で慌てて学園に戻る3番隊隊員たちだった。
実は、王国と帝国の戦争は、王国軍優勢で、帝国軍が後退し、現在帝国領まで王国は進軍していた。 王国軍が王都に戻るには、最低でも2週間かかる位置まで進軍していた時に、学園の襲撃が起きた。
帝国軍は、わざと後退し、後方の援軍と合流し反撃する作戦で、学園の襲撃で王国軍を混乱させる予定であったが、その目論見は失敗におわる。
結局、王国軍と帝国軍の戦力は均衡し、膠着状態がしばらく続くのであった。
それから、2日1度、シュンのいる学園のみ未知の魔物が出現する。 数は、200と300であった。
半分ぐらいは、イアン達が来て討伐していく。 シュンは、王都周辺近くに現れるようになった、1,000から2,000の未知の魔物の討伐をしていた。 こちらは、週1度程度であった。 あとは、王都内に現れる200~300の未知の魔物の討伐で主に現れるのが武器をもった飛ばないワイバーンの討伐であった。 もちろん、それ以外は好戦的になっている通常の魔物の討伐を日々こなしていた。
シュンにとっては、未知だろうが通常だろうが皆同じ討伐任務なので、任務が終わりイアン達とあえば食事へ。 会わなければ寮にもどり、リンと夕食を食べる。 もちろん、ほぼ毎晩、リンとセックスを楽しむ。 いたってシュンとリンにとっては平常運転だ。
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