【白銀の黒帝:1】最強のギルド隊長は、人に興味なし

八木恵

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外伝Ⅰ出会い:3章:0番隊発足

0番隊、初の顔合わせ

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イアンはその様子を見て、察しニヤリとわらう。 
少年の登場で、困惑しているはカイとサルである。


「こいつが、0番隊隊長じゃ。」と、儂は少年、シュンのほうを指していう。 

困惑していたカイとサルは驚きを隠せない。 なんせ、自分の上司となるのが、どう見ても少年だ。
「「えー! 子供っすよね?」」と同時にジルに聞くカイとサル。

「ああ、背丈からもわかるようにまだ未成年じゃ。 実はこの10か月の間、イアンとはたまに討伐に参加させておってな、実力的に申し分ないという事とこれ以上ギルド内で、こやつの事を隠しきれなくなってな、正式に隊長職につける事にしたんじゃ」と、儂はカイとサルに説明しつつ、一息いれた。

「でじゃ、隊員に誰がいいかこやつに選ばせたら、イアン達おまえら3人だったわけじゃ」

儂としては、この戦闘能力では最も高い3人組を選んだシュンの感性にも驚くが、彼らは問題児じゃ大丈夫だろうか。というよりも、シュンにこいつらがついていけるのだろうか。 決めた以上、やってもらわなきゃならんがいろいろ心配じゃ。 そんな儂が、内心で心配しているのをよそにイアンが笑いだす。

「マスターそういう事だったんすか。 だからあの合同訓練の時にシュンさんいたんっすね。 俺、シュンさん、いや、隊長が隊長やるなら、俺、副隊長やるっす。」

あんなに嫌がっていた副隊長をあっさり承諾したイアンじゃ。
イアンがシュンの事を買っていたから、もしかしたら副隊長を受けるかもしれんと思ったがまさかこんなにあっさり引き受けるとはな。

そんなイアンの発言に、
「おい、イアンどういう事だ?」「そうだ、イアン説明してくれ」とイアンに聞く、カイとサルだ。

それはそうじゃ。 あんなに嫌がっておった副隊長職じゃ。

すると、イアンが、シュンとの模擬戦の話から、シュンといった討伐内容等を簡単だがサル、カイに説明しておるのじゃ。
「イアンが、5分もたねぇーって。 すげーな。 でも、これから楽しそうだな」というサルに、カイも「ああ、だなー」と同意する。

儂が3人の様子を見ながら、
「お前らも異動について文句はなさそうじゃな。 そこで、こいつの事をお前らだけに話しておく」

そう儂がイアン達3人を見ると、興味津々のカイとサルじゃ。
「名前は、シュン。 今は、12歳で、来月には13歳になる。 だが、未成年という事もあるし、外出時はフードを被る。 あと、シュンは、ギルドに来るまでの7年間以上、森に住んでいてな、あまり人間との関わりをもってこなかった。 あと、女嫌いで、極度の女性恐怖症じゃし、人間の多いところも嫌いじゃ。騒がしいのも苦手なんでな、気を付けてやってくれ。」


「「「了解っす」」」と返事するイアン達じゃ。 イアンはようやくシュンが外出時、今もじゃがフードを被ってる理由がわかったようで納得って顔じゃな。

「実はな、シュンはイアンは知っているが戦闘ではおぬしらと同様で接近戦を好むのだが、魔術師でもある。 単独転移の他集団転移など、全て無演唱じゃ。 実際付き合っていく中で、驚くかと思うが、なれるじゃろ」というと、さすがのイアンは少し気付いていて納得しながらうなずき、カイとサルは、「「すげー。 俺、魔術師みるのはじめてっす!!」」と感動していた。

そりゃそうじゃ、儂だって初めてシュンの魔術をみた時は、内心で顎が外れるくらい驚いたわ。

「じゃが、シュンの素性については、儂とイアン達おまえらだけの秘密じゃ。 いいな」というと、イアン達はうなずくのであった。 

「当面の予定じゃが、シュンと共に討伐任務にいってくれ。 シュンが13歳になったときに0番隊を正式に発足する」

という儂の説明に頷くイアン達じゃ。
って、シュン、おぬし今までの話聞いてたのか?って読書してるし、聞いておらんなこれは。
そんな儂は内心呆れておる。
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