【白銀の黒帝:16】魔大陸へ留学

八木恵

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1章:魔大陸の学園編

小テスト 前編

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大渓谷みつけて、いざ魔物と交戦するぞって所でジュールから学園の小テストがあるから戻ってこいって連絡。
そういえば、俺、任務で学生してたんだぞ。 仕方なく、学園に戻る事にした俺。

そして小テストの日。
始業ギリギリにジュールとともに教室へはいるシリル。 
周りの生徒は「あいつ不登校のやつ」などなど言われるが、終わったら速攻渓谷へ行きたいシリルは聞いてない。 もとより興味がないというのもあってスルーである。

始業が始まり、ニックとアマンダが教室に入って、ニックが教壇にたつ。
「小テストだから、全員いるな。」
「全学科をまとめてくばる。 回答を記入したら、終わったものから終了だ。 午後は実技の小テストだ。 免除のやつは、学科が終了次第帰宅していいぞ。 学科の成績は、明日発表だ」
「さっそく配ります。 全科目で所要は3時間です。」ってアマンダがいって、問題と解答用紙が配られる。

アマンダの「始め」という言葉で、生徒が皆、問題を開き回答を書いて行く。 
俺シリルも開いて回答を次々うめていく。 1科目20問ほどあったが、さくさく埋めて30分で終わり、とりあえず見直しをして周りをみても誰も終わってない。
俺、渓谷に行きたいから、開始40分でアマンダに提出して教室を出た。

そういえば、今朝ジュールが報告があると言っていたのを思い出したぞ。
ジュールが来るまで、食料、調味料の買い出し、あとは図書館に行って本の返却と追加で30冊ほど借りて寮にまたもどった。

◇◇◇
数時間後、ジュールが寮の部屋にようやくきた。
「報告ってなんだぞ」
「魔王様、テストの回答はやすぎっす。」って言われたけど、速読速記ができるから仕方ないんだぞ。
「魔王様が、嫌がっていた通りで、純魔族の貴族達の一部が魔界魔族の囲い込みを初めてます。 まだ、誰も乗り気じゃないようですが」
「やっぱり、いんだぞ。 だから嫌だったんだぞ。 試しにって話だからまだいいんだぞ。 とりあえず、あいつら下級魔族だぞ。 洗脳だけは気をつけてくれだぞ。 んで、それだけか?」
「ええ今の所は」ってジュール。

今回の任務、留学に来ている魔界魔族が変な行動したりしないように監視のためにきてるんだぞ。 
魔大陸の魔皇帝含めて、魔界魔族の移住の許可も求められていて、移住許可の判断を含めて結局俺が来ているわけだぞ。 俺自身、あまり移住に対して前向きではないんだぞ。 と言っても、魔大陸の魔族達が、先代魔王の時のように魔界魔族の自由を保障し、かつ、魔界魔族が行きたいというのであれば俺としてはどっちでもいいんだぞ。

とりあえず、ジュールの報告聞いて今の所問題なし。

「んじゃぁ、俺出かけるんだぞ。 テスト結果聞いておいてくれだぞ。」って俺はこれからの行先が楽しみでニコニコしててる。
「やけに、楽しそうですね。」って言われたぞ。
「うん、面白いそうな所みつけたんだぞ」といいながら学生魔力の制御をはずして、「んじゃぁ、また何かあれば連絡してくれ」といって、さくっと大渓谷まで転移。

そしてシリルの寮の部屋に残されたジュール。
「さすが自由奔放と噂の高い魔王様だよ」といいながら、シリルの部屋を出るのだった。
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