【白銀の黒帝:16】魔大陸へ留学

八木恵

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外伝2魔界の学校:魔界の魔王

ゲール親子 前編

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一方、ここはとあるオープンテラスのあるカフェで、城下町の中でかなり老舗で、料理もコーヒーも美味しいと評判である。
オープンテラスの席では、四天王を引退したゲールと、その息子でゲールの後任で四天王になったギールがいる。

ゲールがコーヒーを飲みながら「四天王の仕事は慣れたか?」と聞き、ギールが苦笑いしながら「日々格闘だよ。 魔王様は、相変わらずで、政務はあり得ないくらい早いので助かるんだけど、結局周りがおいつかないしね」という。
「ああ、それはわかるな。 急ぎじゃなきゃ、周りのペースですりゃいいよ」と経験者のアドバイスをするゲール。
「そうだね。 まぁ、1番がこの前ジュールのせいで、候補生にも実践訓練が入るようになっただけど、まだどこにいくか決まってなくてね」っというギール。
「あー、俺もおんなじだ。 再就職で、学校の教師を少してつだってるんだが、合宿候補地をみんなでなやんでるよ」と苦笑いしている。

すると、ギールが歩道をみながら「なぁ、父さん、あそこで物凄く可愛い子がジェラート食べてるんだけど、あれって」といいその方向を指さすと、ゲールが苦笑いしながら「1人しかいないだろ、確保してこい。 四天王の仕事の1つだ」といわれ、ギールが「やっぱり」といって立ち上がり、ジェラートを食べている少年の所に早歩きでむかうギールである。

ギールが少年の腕を掴むと、少年が「お!ギール、久しぶりだぞ」といってる。
ギールが呆れながら「城下町行くときは、我々に声かけてください。 って何度もいっているでしょう」と言って、手をつなぎカフェのほうへ一緒にもどるのである。

カフェの椅子に胡座ですわり、俺シリルが不貞腐れながら「手繋ぐから嫌なんだぞ」といい、残っているジェラートをたべてるのである。 うん、ジェラート美味しかったぞ。

ゲールが笑いながら「そのジェラートは、どうしたんですか?」って聞かれて、俺はニコニコして「新しくできた店らしくて、そこでお金ないっていったらくれたぞ」といってやった。
「また、タダでもらっちゃったんですね」と苦笑いするギール。 タダでくれたんだぞ。 いいじゃないかだぞ。
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