【白銀の黒帝:16】魔大陸へ留学

八木恵

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外伝2魔界の学校:魔界の魔王

ゲール親子 後編

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ジェラート食べたたらゲール親子に捕まった俺だぞ。
今は、オープンテラスのカフェにいる。

「それよりも、小腹すいたぞ」といい、ホットサンドとコーヒーをギールが頼むのである。 
「なぁ、最近気づいたんだけど、どうすれば魔界のお金稼げるのかだぞ?」って聞いたら、ゲールが爆笑し、ギールが唖然とする。 理解不能のギールが「お金が必要なら言ってくれれば用意しますよ。」って言われて、俺は意味がわからないから首傾げてるぞ。
「つまりだぞ。 ギールからお小遣いをもらうのかだぞ?」っていったら、ゲールがさらに爆笑してる。
なにがそんなに面白いんだぞ。
「もしかして、魔王様がお金もっていないのって、先代の魔王様からのお小遣いがなくなったからですか?」ってゲール。
「そうだぞ。 人間社会とか魔大陸はギルドに魔石うれば稼げるんだぞ。 魔界だと稼げないから、どうすれば稼げるんだ? この前、宝石売ろうとしたけど、身分証がないとって申し訳なさそういにいわれたぞ。」
俺、未だに魔界のお金もってないんだぞ。 しかも魔王だからってので身分証もないんだぞ。 げせぬ。

「相変わらず、抜けてますね」ってゲール。ギールが「父さん、俺やっとわかったよ。」ってなんか納得してるぞ。
「うん? どういうことだぞ?」
「魔王城の予算で、魔王様用の資金が確保されてるんですよ。 魔王様の代からあんまり減らないで気にはなってたんですがね。」ってゲールに、「あー、あれですね。」っていうギールだぞ。
「うん? 俺、稼いでないのに使えるお金があるってことなのかだぞ」と悩み出す俺。 でも、使っていいお金があるって事なのかだぞ。
「わかったぞ。 で、誰にいえば貰えるんだぞ?」って聞いたら、「魔王様が魔王城に住んでないので、四天王の誰かに言えば金庫からだしますよ」というギールだぞ。 
「そうするとだぞ。 結局、何につかうのか聞かれるってことだぞ。 となるとだぞ、1人で買い物できないんだぞ」と不貞腐れる俺。
「抜けてるのに、そこは察しが早いですね。」ってゲールに、ギールも「気づくのはやいですね」と笑うのであった。

俺の無一文脱出計画は、なかなかハードルが高いんだぞ。 もういいぞ。

「ゲールは、隠居してるのかだぞ?」って、話題変えた俺だぞ。
ゲールが学校で教師をしている話しと実践合宿の場所選定で悩んでいる話しをきく。
「うーん、学生のレベルがわからないぞ」
「四天王候補の実践場所はどうです?」ってギールに聞かれたから、「ジュールぐらいっていうんなら、南東の森か、あとはその先の海に点在してる島で大きい島があるんだぞ。 まぁまぁ楽しいぞ。 数百単位での討伐ができるぞ。」と俺ニコニコしながら答えてやった。
「魔王城には滅多にこないのに、森と島には詳しいですよね」ってギールに突っこまれたぞ。なんか呆れてるし。
「まぁ、日程調整して候補生達を放り込んでおきます。」って企んだ笑み浮かべていってるぞギール。


「ついでに、サバイバルさせるんだぞ。 ジュールのやつが言ってたぞ、狩りもろくにしたこと無いって。 俺、知らなかったぞ」って俺、コーヒ飲んでる。
「確かに、魔王城のエリアに住んでいる魔族は、狩りに行く必要ないですから、それに集落も発展してるので若い世代は魔物討伐が主体ですね」ってギール。 
「軟弱化はしてないですけど、自給自足の魔族が減りつつはありますね」ってゲール。
「そうなのかだぞ。 森は楽しんのにもったいなんだんだぞ」
「魔族個人次第ってことですよ」ってギールに言われて、「うん、確かにぞ」と納得する俺。

ごはんも食べたし、満足した俺。
「俺、帰るぞ」っていったら、ギールが俺の腕をガシッとつかんできたぞ。
「せっかくですから、魔王城によりますよね」
「用ないから、嫌だぞ」
「我々があるんです」
「うーん、しょうがないんだぞ。 わかったぞ」と言ったら、ギールが俺の手をつないできたぞ。

これがあるから嫌なんだぞ。
「ゲール、まただぞ」
「はい。 例の件、考えておいてくださいよ」ってゲールに言われて、「うん、考えておくんだぞ」と言って別れた。

魔王城の用事って。。 まぁ、面倒だったらすぐ逃げればいいんだぞ。 って考えながら、ギールに手つながれて魔王城に久しぶりに行った俺だった。
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