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第3章 少年期 学園編
171話 “公開実技授業“当日〈武術実技授業の時間4〉
ガキンッ!
王女様「!?な、何なのこれは!」
ガキンッ!ガキンッ!!
王女様は何度も剣を振り下ろしても、僕を傷つける事はできず、苛立ちが増していっていた。
何故今こんなことになっているかと言うと・・・・
・・・・数秒前・・・・
「“トルペ・レ・ズューウス“?・・・」
僕はまだその名前にピンッと来ず、考え込んでいた、その間に王女様は剣を思いっきり勢いをつけて、僕の心臓目掛けて振り下ろす。
ブンッ!!
「「「「「!?、アトリーーーー!!」」」」」「「「「アトリー様ーー!!」」」」「「「アトリー君!?」」」
「「「「「キャァーーーー!!」」」」」「「「「「わぁーーーっ!」」」」」
振り下ろされる狂刃に屋外運動場内は騒然となり、近くにいた生徒達はもちろん観客席の人達は最悪の予想をしただろう、ただ一部の関係者を除き・・・・・
・・・この時、僕は・・・
天華『アトリー、考えるのは後にして、加護の結界を展開してください』
(ん、あぁ、そうだった、“加護結界“をオンっと・・・・)
と、言う感じで月詠様の“加護の結界“を再び展開した、それで今、王女様はその結界に阻まれ僕を傷つけることはできずにいる。
ガキンッ!ガキンッ!
王女様「何故なの!?何故っ⁉︎」
ガキンッ!ガキンッ!
(あーあ、僕を攻撃すればするほど、自分に神罰が返っていってるのに、気づいてないのかな?さて、種明かししたい所だけど・・・僕、まだ“トルペ・レ・ズューウス“が誰か分かってない・・・・、ズューウス王国の王族関係者ってのは分かってるんだけど、王女様が言ってた優しくて寛大な人ってのに、僕は会った覚えがない、会ったことがあるのは・・・・・・もしかして?いや、まさかね?そんな事はないはずだ・・・(-᷅_-᷄:))
攻撃しまくる王女様をよそに、まだ“トルペ・レ・ズューウス“の正体を一生懸命思い出そうとする僕、少し嫌な予想が出てきたのだが・・・
天華『ふぅ、やっと思い至りましたか?』
(え、マジ?Σ('◉⌓◉’)“トルペ・レ・ズューウス“が“アレ“だったの?)
嫌な予想は的中したようだ。
夜月『うむ、“アレ“だ』
(マ、マジかぁ~~~、“トルペ・レ・ズューウス“が、あの“ズューウス王国の第5王子“の名前だったなんて・・・(*´Д`*)王女様が言う、人物像と全然違うじゃんっ!!)
天華『・・・アトリー、いい加減人の名前をちゃんと覚えてください、こんな時に思い出せないようじゃ先々が思いやられますよ』
どうやら、天華達は既に気づいていたようだが、僕の悪い癖を治す為にすぐには“トルペ・レ・ズューウス“の正体を教えてくれなかったようだ。
(むぅ、分かってはいるけどぉ、ああ言う手合いと会った後は不快な思いしかしなくて、あまり思い出したくないんだもん( *`ω´))
天華『それは分かりますが、名前すら忘れるのは駄目でしょう?と言うか、“瞬間記憶“のスキルがあるのに、何故“忘れる“んです?』
(ん?んー、“忘れる“っと言うか、“封印“してるって方が正しいかな?( ´ ▽ ` )不愉快な思いをした時の人の名前なんて思い出したくないもん!名前を聞くたびに不愉快な思い出も思い出すからね!(*゚▽゚*))
天華『はぁ~~っ、それでも、覚えていないと今回みたいに後手に回ることになるでしょう?今度からは“記憶の封印“はやめてくださいね』
天華に“瞬間記憶“のスキルがあるのに何故忘れるのかと指摘され、言い訳をすると盛大にため息を吐かれてしまった・・・
(むぅ~~、分かったよ、面倒だけどなるべく覚えておく・・・・多分・・・・(。-∀-))
夜月『確約はできんのか・・・』
天華『・・・はぁ、無意識にしているんですね?』
ジュール『んー、それは良いけど、王女様?放っといて良いの?』
(あ、そうだった、そろそろ“演技“もやめて種明かしするか?( ̄∇ ̄))
王女様の剣を弾き呼ばしてから、今までのやり取りは全て彼女が何が目的で、何をしでかすかを見るための“演技“だった。僕を害そうとしていたのは一目瞭然だったが、手段が明確では無かったため、あのタイミングでわざと自分を囮として、無防備に王女様に近づいた。向こうから仕掛けやすいように・・・
天華『アトリー、種明かしは“加護の結界“と“毒耐性“までですから、“超回復スキル“でもう傷がないとは言え、一応、起き上がる前に自身で“ヒール“と、多分影響はないとは思いますが、念の為に“ピュリフィケーション“を掛けてくださいね』
(はいよー、偽装するのはめんどいけど、安全の為にはしょうがないかぁ(*´Д`*))
ガンガンガンッ!ガキンッ!! ガンガンガンガンッ!!
王女様「何故っ!?何故⁉︎何故死なないのっ!?死ねっ!死ねっ!」ガンガンガンガンッ!
夜月にツッコミを入れられたり、天華に確信を突かれたりとしている間にも、王女様はただひたすら狂ったように剣を振り上げ、僕の心臓目掛けて突き刺そうとしていた。
その王女様を周囲の人はドン引きした様子で見ている。あと一応、先生や騎士達が舞台中央に張られた結界を壊そうと、躍起になっているのも見えるが、まだ突破できる気配はない・・・
(この様子、正気の沙汰じゃないな・・・ここまでするほどあの第5王子と仲が良かったのか?“愛しいあの方“ねぇ?・・・・(-᷅_-᷄๑)?)
「ピュ、“ピュリフィケーション“・・・“ヒール“、・・・いくらやっても、この結界を壊すことは貴女には出来ませんよ。王女様」
ガキッン!
王女様「えっ!?、っ!!」バッ!
僕が振り下ろされる剣を途中で手で掴み、王女様に蹴られた肩の埃を払いながら起き上がると、王女様は剣を手放し後ろに下がった。
王女様「何故よっ!何故お前の周囲に結界があるの⁉︎武術の舞台では“加護の結界“は消えるのではなかったのっ!?」
ガシャンッ!
「そうですね、“加護の結界“は舞台に上がる時に僕が、“わざわざ“消しているんですよ。舞台に上がったから“勝手“に消えるのではなくね…」
手に持っていた剣を脇に放り投げ事実を告げる。
王女様「!?な、・・・それでは・・・」
「僕の“結界の加護“の効果は元々、僕自身で使用するか、しないかを決められるんです。だから、今、結界が僕の周囲にあるのは僕が使用しているからです」
「「「「「!?」」」」」
王女様「っ!・・・はっ!お前、何故動けているの!?“呪詛“を交えた“強力な神経毒“を何故解呪できているのよっ⁉︎お前は“呪詛“と“毒“に弱いはずよ⁉︎」
焦ったように凄く驚く王女様、だが王女様が驚くのも仕方ない、何故ならあのナイフに塗られていた“毒“、ただの“毒“ではなかったのだ。彼女が言う通り“強力な神経毒“が塗ってあり、その“毒“だけではなく、あのナイフ自体が“呪詛媒体“だった。僕を切り付けると同時に“呪詛“も発動させ、僕の“魔法発動“を妨げるつもりだったようだが、その“呪詛“は僕に効くことはなかった。
“神経毒“と魔法発動の阻害目的の“呪詛“、そのどちらも役には立たなかったのだから・・・
「ん?どこでそんな情報を仕入れてきたんです?僕ほど“呪詛“に強い存在はいませんよ?それに、僕は“毒耐性“のスキルを持ってますからね、ある程度の毒なら時間がたてば無効化も可能ですから・・・ん、まぁ、一応、毒消しもしときますか、“イレーズポイズン“・・・うん、これで完全に“毒“は消えましたね」
王女様「な、何故っ⁉︎お前はずっと結界に守られているから“毒物“に触れることはなかったはず、それに“呪詛“だって、ついこの間も“呪詛“に触れたことで倒れていたじゃない!」
(あー、あの“アンジェリカセンパイ呪詛事件”の時の事を言ってるのかな?あれを見て僕が“呪詛“に弱いって勘違いしちゃったのか、まぁ、確かに“呪詛“がきっかけかもしれないけど、実際の倒れた原因は全く別なんだけどなぁ、けど、遠目から見ればそう見えちゃったのか?(*´ー`*)それに“毒“にも弱いって思われるほど僕が軟弱そうに見えたのか?)
そんな事もあるか?と、思い、王女様の勘違いを正すことにした。
「一応、言っておきますが、“呪詛“は自分が溜め込んで使用した魔力量より、かける相手の保有している体内魔力量を大幅に上回らないと、ほぼ意味は無いですよ?
この石舞台を祭壇代わりに、今まで石舞台を使用した生徒達の魔力を少しずつ溜め込んでいたようだけど、あれぐらいの魔力量だと僕に触れた瞬間に“呪詛”の効果は消えるからね」
王女様「そ、そんな筈はないわ!この石舞台で集めた魔力は魔力量は多い、それこそ魔力が多いと言われるエルフの大人数人分だったはずよ⁉︎それを瞬時に掻き消すなんて無理よっ!」
「そう言われましても、今、こうやって“呪詛“の影響も無く立っているのがいい証拠ではないですか?」
王女様「っ!化け物めっ!!」
王女様は僕の並外れた魔力量にドン引きした様子でそう罵った。結界の外の大人達も驚愕の表情を見せていたが、僕に対する“化け物“発言に眉を顰めた。逆に僕は苦笑いするしかない、自分でもどれだけの魔力量を保有しているのか、完全には把握できてないのだから・・・ただ言える事は今回の“呪詛“は僕の魔力には及ばなかった、ただそれだけの話だ・・・
「ふふっ、魔力量が多いのは自慢なんですけどね?でもよくできてる、この石舞台を結界装置としても使ってるなんて、今も石舞台の上にいる自分以外の人から魔力を吸い上げてる。この結界の展開範囲を直系3メートルにしてあるのもわざとでしょう?こんな風に事が起こると、人が駆け寄って来るのを見越して、結界の強化に利用しているし、その“呪詛媒体”のナイフにもまた魔力が溜まっていっている。とても良くできた仕組み“罠“だ、一体どうやってこれだけ大掛かりなものを“1人“で仕込んだんだい?」ニッコリッ!
今もなお、作動し続ける結界の魔力の流れを観察した結果、この石舞台の役割が見えた。そして、これを1人でできる筈はないだろうと聞くと少し焦った様子を見せ。今の話を聞いて、結界を破ろうと躍起になっていた周囲の大人達は、慌てた様子で石舞台から飛び降りた。その内の数人が何かを察し動き出したのも見えた。
(まぁ、予想は大体つくよね、多分“学章“を盗んだ“不法侵入者“達は、この細工の為に入ってきていたんだろうな・・・(。-∀-)それに今もこの仕掛けを作った人も近くにいるはず、ちゃんと作動してるか確認の為と王女様のサポート役で・・・)
天華『その件は今、デューキス家の影が捜索し出してますね。まぁ、細工の方はアトリーの言う通り、アトリーの同級生の“学章“を持った何者かがこの細工を仕掛けたんでしょうね。一年生はここ最近ずっと午後の授業は実技訓練でしたからね。細工する時間はいくらでも作れたはずですし』
(だね、よく見ると、石舞台の一部のタイルが少しずれている、この下の石をくり抜いて、結界の魔道具をしこんだんだろうね。これぐらいななら休み時間もそこそこに切り上げて、授業が始まる前に石舞台が置いてある場所にきて、作業に集中すれば誰にも見咎められることもなく2、3日で終わるし、これを祭壇として使用するのも楽だっただろうさ。
結界の魔道具の魔力を集める魔法陣に少し手を加えて、魔道具に溜め込んだ魔力を、特定のナイフや剣にも魔力を送るようにする、あとはその特定の物、“呪詛媒体”になるナイフなどを石舞台の指定した場所に置いて、魔道具から魔力を受け取り、それと同時に自身の念を込めるだけ。それだけで“呪詛の儀式“となり、“呪詛媒体“に魔力と念が合わさり“呪い“となって溜まっていく、内包した魔力は相当なものになっていただろう。
でも、その“呪詛媒体”は発動するまではただの魔力を多く含むただのナイフに見えるから、王女様の持ち物としては何ら不思議では無いし、そもそも魔力を感知できても、正確な魔力量を計れる人はそうそう居ない。だから、あのナイフが“呪詛媒体“とは誰も気づかなかった。
僕がちゃんと練習に参加してたら気づいたかもしれないけど、彼女が常に石舞台の近くにいたから近寄りたくなかったんだよね。まぁそれも計算の内かもしれないけど・・・・
本当に、良くできた仕組みの”罠“だ、僕以外の人がこの“罠”に引っ掛かったらまず助からなかっただろうね・・・)
夜月『そうだな、ソルのように魔力の流れを見る事ができる者達でも、近づいてよく観察しない限り分からんだろう。気づいた時には既に“罠“にかかって死んでいそうだ』
(本当、この“罠“が僕を標的にしていて良かったよ。・・・しかし、ここまでの大きな仕掛けをするほど、王女様と“あの第5王子“はどんな関係だったんだ?恋人同士?・・・国同士交流があったのは知っているけど、幼馴染だったのか?やけに親しそうな感じだし・・・(*´ー`*)それとも王女様が一方的に第5王子が好きなだけ?そんな詳しい情報は聞いた事はないしなぁ)
2人の関係性がいまいち分からない僕は、果たしてここまでする程の何かが2人の間にあったのかが気になり出した。
「ねぇ、王女様、君はどうしてあの“第5王子“いや、“元第5王子“にここまでできるの?」
僕は純粋に気になった、自分の興味の赴くままに質問をした、どうやらそれがいけなかったらしい・・・・
王女様「どうして?どうしてですってっ!?わたくしとトルペ様は、両国の友好の証として、10歳を迎える年に婚約を発表する予定でしたのよ!?2人で、待ち望んでいた婚約発表を!それを!お前がっ!!全てダメにしたのよっ!あんな、くだらない理由でっ!!」
どうやら、2人の関係は婚約相手だったらしい、それも政略的なものであると同時に恋愛的な気持ちもあったようだ。婚約の話が白紙になった時の事を思い出したのだろう、先程まで少し落ち着いていた殺意が再燃したようだ。
「・・・ん?くだらない理由?」
僕は王女様の私怨の理由より、最後に言い放った言葉に引っ掛かりを覚えた。
王女様「ええ、そうよっ!いつも一緒にいる“下級貴族共“との交流をやめるように言っただけで、お前が反発するからっ!トルペ様は寛大なお心でお前に助言しただけだと言うのにっ!!生意気にもお前はトルペ様に罰を与えるなどと!“身分“を!“身分“をわきまえなさいっ!お前も、あの薄汚い“下級貴族共“もっ!!はぁ、はぁ、はぁっ・・・」
興奮して一気に言い切った王女様は肩で息をし、僕を見下すような目で睨みつけてきた。
ザワッ!!「「「「「っ、うわぁ・・・・」」」」」「「「「「っ・・・・」」」」」
「・・・へぇ、“下級貴族“、“身分“、・・・ね・・・」ボソッ
「「「「「あー・・・・」」」」」「『『『・・・・』』』」
今の王女様の発言が聞こえた人達の大半はドン引きの声をあげたり、眉を顰め絶句している。僕は自分でも驚くほど低い声で王女様の言葉を復唱した。その声が聞こえたのか、イネオス達や仁達は何か察したような、諦めの声が上がり、ソルやジュール達は真顔で沈黙していた。
この後、観客達はあんな光景を見ることになるとは夢にも思わなかった・・・・
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