間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜

文字の大きさ
268 / 530
第3章 少年期 学園編

182話 かつての思い出・・・


 はい!どうも!僕です!
 今日は闘技場で剣闘大会を見たり、ロズ殿下と力比べの試合(決して決闘では無い)をして見たりと、色々とありましたが、何だかんだとありつつも予定通り王都の市場に来ております!

「へぇ~、王都の北門の西側にこんな大きな市場があったんだ、凄いね!なんでもありそう♪」

(反対側の東側は学園があるから学生で賑わってるけど、こっちは色んな人達がいてまた違う賑わい方してるなぁ。何と言うか生き生きとした活気があるって言うか、・・・・でも、まぁ危険もいっぱいありそう・・・(。-∀-))

 活気があるのは勿論なのだが、これは合法の商品なのか疑わしい物まで置いてある店舗があったり、少し先で怒鳴り合いの様な交渉をしている商人達がいるので、マルキシオス領で見た市場とは趣が全く違う場所だった。(あそこは野菜と果物中心で牧歌的だったもんなぁ( ´ ▽ ` )あれはアレで楽しかった・・・)

ソル「そうですね。食材だけでなく、武器や魔道具といった様々な物まである様です。南側の専門的な店とはまた違った商品が置いてあるみたいですから、見て回るのが楽しみですね♪」

「そうだね♪変わった食材もあるかもだね!」

 マルキシオス領の市場に一緒にいったことのあるソルも、以前見た市場との違いに驚きつつも、その違いを楽しみたいといった感じで、珍しく浮かれていた。

ヘティ「私もこちらの市場には来た事がありませんから楽しみです♪」

ベイサン「僕は父上の仕事で何回か来たことあるな」

イネオス「僕も一緒に来たことありますね、相変わらず賑やかです。でも、少し危ない人達もいますから気をつけてくださいね」

 ヘティも初めてのようで目をキラキラさせている。ベイサンとイネオスは来た事があるらしいので、多少の治安の悪さも警戒しているようだ。

(ふふっ、ヘティも初めてだからか興味津々みたいだね。・・・ん?“こちらの“?って事は他の市場には行った事はあるのかな?(*´ー`*))

 ふと、変な所にも気づきつつも、目を輝かせて市場を見てるヘティをほっこりとした感情で見ていると。
*後でヘティに聞いてみたら、南門の大通りの中間にある大広場で、月に1回のペースで大市場が開かれたりしているそうだ。開催は毎月3週目の日の日に行われているようで、今まで僕が気づかなかったのは、毎週、土の日の冒険者活動の後はお休みとしていて、日の日は出かけること自体が少なかったことが原因らしい。(そう言えば、たまに南の大広場が人多いなぁって思ってたことあるわ、今思えばアレって大市場の準備中だったんだね・・・)

仁「わぁー、ここの市場は食品とその他が半々って感じだね。市場って言うか露店ぽい感じのところもあるし、アレって許可出てるのかな?」

(あー、それ僕も思った、出店の殆どは商品を置く為の台とか屋台があるけど、チラホラ、布一枚敷くだけの露天商っぽい感じの場所があるんだよな。それに高確率で怪しいものが置いてあるんだよね・・・盗難品ぽい物とか・・・)

 怪しい雰囲気の出店に少し眉を顰める僕と仁、そこに彩ちゃんが・・・

彩ちゃん「まぁ、そこは衛兵隊の見回りとかが来たらすぐに居なくなるんじゃない?見回りが来てもそこに居るのなら、ちゃんと許可取ってるんでしょう」

(それはそうかも知れないけど、その見回りの衛兵隊が賄賂貰ってたりしたら意味無いと思うな・・・)

仁「それもそうか、まぁ、怪しいお店には自分から近づかなければ良いだけの話だもんね」

夢ちゃん「そうだよ、そんなに気にする必要はないよ!」

(・・・(*´ー`*)うーん、純粋すぎる、自分から危険に近づかなくとも、向こうからやって来る場合もあるんだぞ?・・・この子達はやはり警戒心が足りないね、人を疑う事をあまりして無いな・・・ふぅ、僕が気をつけておかなきゃぼったくりにあいそうだ・・・・気を引き締めよう!)

 平和な日本で育った仁達は警戒心が薄すいようで、いつも何処か危なっかしいと感じ、自分がそれ以上に周囲を警戒するしか無いと気合を入れた。

夢ちゃん「それより、気をつけなきゃ行けないのは子供の誘拐に気を付けなきゃだよ。特にヘティちゃんとアトリー君ね!2人は凄く可愛いから!」

アトリー&ヘティ「「えっ⁉︎」」

彩ちゃん「そうね、皆んな凄く可愛いし、貴族の子供って分かりやすいから、身代金目的や、考えたく無いけど人身売買目的の誘拐犯に気を付けないとダメよ?」

(加護の結界がある僕は絶対無理だってわ分かってるけど、ソルやヘティ達は十分気をつけてないとね、それ言うなら彩ちゃん達だって・・・)

「え、それなら、彩さん達も美しい女性ですから気を付けないと・・・」

彩ちゃん「あら、そう言ってくれるのは嬉しいけど、こんな物が多くて狭い所では私達みたいな大きな女より、体の小さな子供の方が攫いやすいはずよ、だから皆んなは1人でうろちょろしちゃダメだからね?特にアトリー君、変な人が来たらすぐに大きな声を出してね?自分1人で対処しようとしちゃダメよ?」

(むぅ、それはそうだろうけど(ㆀ˘・з・˘)・・・なんで僕だけ念押しされるかな?)

仁「そうだよ、それに皆んなの親御さん達から頼まれてるし・・・」ちろっ

(おう、いつの間にそんな事を・・・(*´ー`*))

 仁達は僕が転生者で、実年齢よりしっかりしてるのを分かっているはずなのだが、それでもイネオス達の手前、普通の子供と同じように注意してくる、仁はその事を申し訳なさそうに思い、僕に視線を送ってきた。(彩ちゃんは結構本気で注意してきてる気がするが・・・( ̄∇ ̄))

夢ちゃん「アトリー君、私達は心配ないとは思ってるけど、アトリー君パパとママは、アトリー君が面倒ごとをすぐに自分で解決してしまうのを凄く心配してるんだよ。多分、アトリー君はどうにかしたら、誰にも気づかれず事を片付けちゃったりできるでしょう?それをまた誰にも話さないでストレスを抱えそうで心配してるんだよ」コソコソッ

 夢ちゃんが僕の怪訝そうな表情を見て近づいてきて、僕の耳元でこっそりそう教えてくれた。

「あー、そこはちょっと思い当たる事がありますね・・・」

(僕が冒険者活動でこっそりストレス発散してるのが勘付かれたか・・・(。-∀-))

 冒険者活動の最中に、討伐依頼として受けた討伐対象に対して、普段は使わない魔法で憂さ晴らしをしていることに、気づかれた様だと確信した。両親は僕のそのストレスの原因が、僕にちょっかいをかけて来る人達なのも気づいているようなので、向こうから絡んでくる揉め事を極力、僕に解決させたくは無いらしい。ようは揉め事になりそうなら大人に頼りなさい、と、言いたいのだろう。

「まぁ、今までは自分で処理したほうが早いからしちゃってただけなんですけど、流石にそれは両親が心配しちゃってますよね・・・今度からは気を付けます」

夢ちゃん「あははっ、そうしてくれると大人達に頼まれた私達は安心できるんだけどねぇ。まぁ、無理はしないで欲しいのは私達も同じ気持ちだよ」ニコッ

「・・・善処します」

彩ちゃん「もう、アトリー君ったら、何処かの政治家みたいな言い方してWWW」

 そんな話を軽くした後、早速市場に入って目的の物を探して買っていくことにした。今回ここにきた目的は仁達との思い出作りのために、今夜はうちの屋敷の庭園でバーベキューをする事になったので、その為の食材の買い出しに来ているのだった。

「それで、仁さん達のご家庭ではバーベキューでどの様な物を食べていたんですか?」

仁「えーっとうちでは、両親が海鮮が好きで帆立や牡蠣、後は海老かな?僕と妹はお肉が好きでいつも取り合ってたな。バーベキューはいつも母方の親戚達としてて賑やかだった。母の妹の子供達、従兄弟達とは祖母が作るおにぎりも取り合ってた。・・・オバマの作る“卵焼き“も好きだったけど、・・・それはもう食べれないしな・・・」ぽそっ

(仁・・・そう言えば、僕の作る“卵焼き“にはいつも他の甥っ子達より早く手をつけてたな・・・大した味付けでも無いのに人気が高かったなあれは・・・(*´ー`*))

 前世では良く季節ごとに親戚が集まっていた。春の桜の咲く時期と夏休みの最後の方は、よく実家の2階にある広いバルコニーでバーベキューを行なっていて、会場とコンロ、後は母の握ったおにぎりを提供する代わりに、他のお肉や魚介などの食材は、それぞれの家庭の持ち寄りなのだが、お肉を焼いていても何故かいつも甥っ子達に追加でリクエストされる“卵焼き“、炭火で作る“卵焼き“が美味しのか分からないが、子供達には大人気で良く作っていた事を思い出す。

(あれは、四女の藍子《アイコ》の長男、圭太郎《ケイタロウ》の好物でもあったな。あの子は良く実家で預かってたから、幼稚園に持っていくお弁当に入れて欲しいって言うくらい、あの子は好きだったけど、・・・仁はなんであんなに僕の作った“卵焼き“が好きになったかな?うーん、分からん・・・まぁでも今回のバーベキューの時にもコッソリ作ってやるかぁ( ´∀`))

天華『アトリー、少し宜しいですか?』

(ん?どうしたの?馬車降りてからずっと何か探していたみたいだけど、何かあった?と、言うか、何か見つけた?)

 市場近くで馬車を降りた時から天華達は、何やら周囲に視線をずっと巡られせて、何かを探すかの様に警戒体制をとっている様だった。だが天華達は僕に何か注意を促すわけでもなく、ずっと周囲を気にしているだけだったので、予定通りに市場内に入ってきたのだった。

天華『すみません、ちょっとした違和感があったんですが確信が持てなかったもので・・・』

 どうやら、感知能力の高い僕でさえ気付けない違和感を、天華達だけが感じていたようで、その違和感の元が今発見できたようだ。

(そんなに微かな違和感だったの?)

天華『はい、それが以前にも説明したとは思いますが、私達はアトリーに対して害意があるものに敏感でして、それがここ最近さらに感覚が鋭くなっている様なんです。それでここに到着した時に微かに不快な気配がしまして、周囲に不審な人物や物がないか、警戒しながら探していたんですが、今通りかかった屋台に置いてあったアクセサリー類の中に、不快なオーラを放つネックレスを見かけました。多分ですが以前アトリーに投げつけられたネックレスと、同じ類の物だと思われます』

(!・・・って事は、“呪詛媒体“?)

天華『はい、そうだと思われます』

(そう、・・・こんな所で・・・分かった、仁達に気付かれないようにオーリー達に報告するよ)

 僕はこの国の王都内の市場で堂々と“呪詛媒体“が売られている事に、強い不快感を覚えた。

「オーリー、ちょっといいかな?」

オーリー「はい、なんでしょう?アトリー様」

「あのね・・・・・・・・」

 強い不快感を押し殺し、仁達が市場の商品に気を取られているのを確認してから、僕の後ろを静かに着いて来ていたオーリー達に、小声で天華達からの情報を伝えた。

「・・・・って事でこの事を父様に知らせてくれる?後ね、あの屋台の店主はすぐに捕まえないで、暫く泳がせていた方がいいと思うだけど、どうかな?できそう?」

オーリー「!、アトリー様は黒幕を突き止めようとお考えでしょうか?」

「うん、本当の黒幕に行き着くかは分からないけど、あの“呪詛媒体“を販売してるのは、この屋台だけじゃない気がするんだよね。多分、あちらこちらで目立たないように、複数の屋台で少しずつ売ってると思うんだ。そうなるとそれを統括するための親玉みたいな人がいると思う。だから少し泳がせた方が散らばってる販売者達を一網打尽にできるはず・・・」

オーリー「・・・畏まりました。そのご提案を含め旦那様にすぐにお知らせいたします。旦那様のお返事が返ってくるまでは、影の警護人を1人屋台の見張りにつけますが宜しいでしょうか?」

 僕の指示の意味をすぐに理解し適切な対処を進言してくるオーリー。

「うん、それでいいよ。あ、後、この事は仁さん達には内緒にしてね。いつ解決するか分からない事を教えてもいい事はないからさ、彼らには帰るその時まで楽しい思い出だけを作って欲しいし・・・」

天華『早速、影の護衛が1人この場から離れて行きましたよ。仁さん達は気づいて無さそうですが、ソル君は気付きましたね』

(そうみたいだね。大丈夫、ソルには後で僕が説明しとくよ。しかし、いつの間に合図出したんだ?・・・まぁ、仁達に気付かれなかったならいいや。あの子達には何の憂いもなく元の世界に帰って欲しいからね。本当オーリーが有能で良かった)

天華『そうですね』

 早速、指示が飛んで影達の配置が変わった事に気づき、手配が早いなと天華と感心した。

オーリー「はい、そうですね、私もそう思います。では、すぐに手配いたしますので、アトリー様は皆様とお買い物の続きを楽しまれてください。皆様お待ちのご様子です」

「ん?あ、分かった、じゃあよろしくね!そうだ、父様の報告と一緒に“卵焼き用のフライパン“も用意してってお願いできるかな?」

オーリー「?“卵焼き用のフライパン“ですね、畏まりました。一緒に手配をお願いしておきますね」ニコリッ

「うん、よろしくね♪」

 僕が何やら話し込んでいるのに気づいた皆んなが、話が遮る事なく終わるのを待つようにコチラを見ていた。僕もそれに気づき追加でお願い事をして皆んなが待つ場所に戻った。その間に影がもう1人この場を離れたのを感じつつも、同じようにそれに気づいたソルには少し微笑むだけで合図を送り、今この場での説明を避けてもらい、その後は時間いっぱいまで市場を散策し、目的の食材や気になった物を購入し買い物を楽しんだ。
 結局、買い物の最中に先程と同じようなアクセサリー店を2軒ほど見つけ、それも静かにオーリー達に知らせて、買い物を終了した。

「さて、帰ったら急いでバーベキューの用意しないとね」

 そう言って馬車の中で気合を入れて帰宅するのだった。怪しいアクセサリーの出店1つに対し、2名ずつの影を残して・・・
















あなたにおすすめの小説

過保護すぎる家族に囲まれて育ったら、外の世界が危険すぎました 〜冷酷公爵の父と最強兄たちに溺愛される日々〜

由香
恋愛
過保護な父と兄たちに囲まれて育った少女。 初めての外は危険だらけ——のはずが、全部“秒で解決”。 溺愛×コメディ×ほんのり成長の、ほっこり家族物語。

世界樹を救ったのは転生幼児のハズレスキル【草むしり】でした〜ぐうたらおっさん精霊を更生させながら、もふ神獣たちと聖域生活始めます〜

ありぽん
ファンタジー
神様のミスで死んでしまった高橋快晴(25)は、お詫びとして憧れの剣と魔法の異世界へ転生。魔法の名家として知られる、ヴァルディス侯爵家の3男、アルフレッドとして第2の人生を歩み始める。 だが、3歳で行われた魔法判定の儀で、歴代最高の魔力を持ちながら、属性魔法を一切使えない無能だと判明。さらに授かった固有スキルは、どう考えてもハズレスキルの【草むしり】で……。 そのため、実力至上主義の侯爵家では、アルフレッドが人々の目に留まることを恐れ、事故に見せかけて処分することを決定。『呪われた魔の森』と呼ばれる、誰も近寄ることのない森へ捨てられてしまう。 この状況に、死を覚悟するアルフレッド。しかしここで彼の前に現れたのは、敵意のない妖精たちで。なぜか彼らに気に入られたアルフレッドは、導かれるままにある場所へ向かうことに。そして連れられた先にあったのは、今にも枯れてしまいそうな『世界樹』だった。 するとそこで、ハズレスキルだと思っていた【草むしり】が、思いもよらない形で、世界樹を救うことになり? この出来事をきっかけにアルフレッドは、ぐうたらなおじ守護精霊や、もふもふの神獣たちに囲まれながら、世界樹の元で新たな生活を送ることになるのだった。

「お産の手伝いなど下女の仕事だ」と追放された産婆令嬢、公爵夫人の難産を、誰も取り上げられなかった

Lihito
ファンタジー
産婆の技を「まやかし」と蔑んだ宮廷医師に婚約を破棄され、王都を追われたフィリーネ。 山あいの町で医師カールと出会い、産婆不在の地で母子の命を守り始める。 やがて王都では逆子の分娩に失敗した元婚約者が信頼を失い、若い女性医師マルガレーテが自らの意志でフィリーネを訪ねてくる。 三日間の実技指導で産婆術を託されたマルガレーテは王都に戻り、その報告が医学院を動かす。 産婆術は正式な医療技術と認定され、元婚約者は資格を剥奪された。 命を迎える手は、静かな町で今日も温かい。

チートな転生幼女の無双生活 ~そこまで言うなら無双してあげようじゃないか~

ふゆ
ファンタジー
 私は死んだ。  はずだったんだけど、 「君は時空の帯から落ちてしまったんだ」  神様たちのミスでみんなと同じような輪廻転生ができなくなり、特別に記憶を持ったまま転生させてもらえることになった私、シエル。  なんと幼女になっちゃいました。  まだ転生もしないうちに神様と友達になるし、転生直後から神獣が付いたりと、チート万歳!  エーレスと呼ばれるこの世界で、シエルはどう生きるのか? *不定期更新になります *誤字脱字、ストーリー案があればぜひコメントしてください! *ところどころほのぼのしてます( ^ω^ ) *小説家になろう様にも投稿させていただいています

転生した本好き幼女は、冷徹宰相パパのために暗躍します!~どんなピンチも本の世界に入れる『ひみちゅのチート』で解決でしゅ~

青空あかな
ファンタジー
ブラック企業に勤める本の虫でアラサーOLの星花は、突然水に突き落とされた衝撃を感じる。 藻掻くうちに、自分はなぜか赤ちゃんになっていることを理解する。 溺死寸前の彼女を助けたのは、冷徹な手腕により周囲から「血塗りの宰相」と恐れられるアイザック・リヴィエール公爵だった。 その後、熱に浮かされながら見た夢で前世を思い出し、星花は異世界の赤ちゃんに転生したことを自覚する。 目覚めた彼女は周囲の会話から、赤ちゃんの自分を川に落としたのは実の両親だと知って、強いショックを受けた。 前世の両親もいわゆる毒親であり、今世では「親」に愛されたかったと……。 リヴィエール公爵家の屋敷に連れて行かれると、星花にはとても貴重な聖属性の魔力があるとわかった。 アイザックに星花は「ステラ」と名付けられ彼の屋敷で暮らすようになる。 当のアイザックとはほとんど会わない塩対応だが、屋敷の善良な人たちに温かく育てられる。 そんなある日、精霊と冒険する絵本を読んだステラはその世界に入り込み、実際に精霊と冒険した。 ステラには「本の世界に入り込み、その本の知識や内容を実際に体験したように習得できる特別な力」があったのだ。 彼女はその力を使って、隣国との条約締結に関する通訳不在問題や皇帝陛下の病気を治す薬草探索など、様々な問題を解決する。 やがて、アイザックは最初は煩わしかったはずのステラの活躍と愛らしさを目の当たりにし、彼女を「娘として」大切に思うようになる。 これは赤ちゃんに転生した本好きアラサーの社畜OLが、前世の知識と本好きの力を活かして活躍した結果、冷徹な義父から溺愛される話である。 ※最終話まで予約投稿済

【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~

きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。 前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。